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ポンプのインバータ制御について
ポンプをインバータ制御する際注意することがあるといわれました。 ポンプの原理に戻って考えれば、単純だそうですが、 どうしてもわかりません。 どうか皆様ご教授ください。 あと、参考になるようなページがありましたらお教えください。
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- fujiyama32
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ポンプをインバータにより可変速運転した時の基本原理は次の式で 示すことができます。 Qn=Q50×(fn/f50) Hn=H50×(fn/f50)^2 Pn=P50×(fn/f50)^3 記号は次の通りとします。 Q50:運転周波数50Hz時のポンプの流量[m^3/min] H50:運転周波数50Hz時のポンプの揚程[m] P50:運転周波数50Hz時のポンプの軸動力[kW] f50:運転周波数を50Hzとする Qn:運転周波数 nHz時のポンプの流量[m^3/min] Hn:運転周波数 nHz時のポンプの揚程[m] Pn:運転周波数 nHz時のポンプの軸動力[kW] fn:運転周波数を nHzとする。 運転周波数を40Hzとしますと、 流量は40Hz/50Hz=0.8、揚程は(0.8)^2=0.64、軸動力は(0.8)^3=0.512 となり、流量が80%に絞ると、軸動力が51.2%(約半分)となり、省エネルギー が期待できます。 流量は25Hz/50Hz=0.5、揚程は(0.5)^2=0.25、軸動力は(0.5)^3=0.125 となり、流量が50%に絞りますと、軸動力が12.5%となり、大幅な省エネルギー が期待できます。 ここで揚程(H)に着目しますと、揚程(H)は運転周波数の2乗に比例しますので、 揚程が25%に低下します。 水(液体)を汲み上げる高さ(揚程)が、かなり小さくなることが判ります。 高低差(揚程)があまりない場所へ水(液体)を移動する用途では問題ありません が高低差(揚程)があるところへは汲み上げできない場合があることになります。 と言うことで、高低差(揚程)の問題に注意があるので、適用には、この点の 考察が必要となります。 なお、一般的に揚程のある場所でもポンプの流量-揚程(Q-H)特性に余裕の ポンプを適用している例も多くありますので、実運転している場所での揚程と ポンプの仕様(Q-H特性)を確認して運転周波数の限度を決めているようです。
- tarakoZ
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ポンプのHーQ特性が回転速度でどのように変化するか考えれば判ると思います。 また、配管損失、吸込み損失、吐出し損失は流量で変わるので、全揚程も変化します。遠心ポンプだとS字特性の領域に入る可能性もあります。