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中国A株の香港ETFと米国ETFの違いとは?
- 中国A株の香港ETF(2823)と米国ETF(FXI)は、動きが異なっていることがあります。例えば、6月13日に上海総合指数が大幅に下落した際、香港のETFも同様に下げましたが、米国のETFは小幅に上昇していました。このような違いがあるため、両者は完全に連動しているわけではないと言えます。
- 投資家がどちらのETFを選ぶべきかについては、いくつかの要素を考慮する必要があります。まず、FXIの方が取引手数料や為替手数料が安いという点が挙げられます。一方、香港のETFはリアルタイムで取引が可能なメリットがあります。したがって、デイトレーダー以外の投資家にとっては、両者が最終的に連動するとわかっている場合はFXIを選ぶのが適切だと言えます。
- 要するに、中国A株の香港ETFと米国ETFは一部では連動していますが、完全に同じ動きをするわけではありません。投資家は自身の投資戦略やリスク許容度に基づいて、どちらのETFを選ぶかを慎重に判断する必要があります。
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FTSE/Xinhua China 25 Index A real-time, tradable index which offers the optimal representation of China blue chip stocks. It includes the largest 25 Chinese companies comprising H Shares and Red Chip Shares, ranked by total market capitalisation. Index constituents are capped at 10% of the total index. Includes stocks listed on the Hong Kong stock exchange http://www.ftse.com/xinhua/english/Indices/International_Investors/index.jsp 以上はインデックス自体のXinhua社による説明です。 また、iShare社のHPからもETFのfact-sheetがダウンロードできます。 http://www.ishares.com:80/content/stream.jsp?url=/content/repository/material/fact_sheet/fxi.pdf&mimeType=application/pdf 両者とも明瞭にインデックスが香港市場のH株とredchipの上位25社から(時価総額加重方式で)構成されることが記されています。また、これらの構成銘柄は、FTSE社の上位インデックスである FTSE All-world Indexを構成している(つまり、由緒正しいブルー・チップに投資しているんだよ。外国人が買えないローカル・マーケットのローカル銘柄に投資しているのではないです)と強調しています。 おわかりいただけたでしょうか。他の米国市場上場ETFも同様ですよ。 A株なんか怖くてやってられない。投資不適格だというのが今のところの米国のコンセンサスです。香港株も相当怖いですが、A株やB株はそれ以上ですから。
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- Trane37
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新華チャイナ25は、A株連動ではありません。香港のH株およびレッドチップです。
補足
ウーン、インデックスをどうやって作っているのか、まだ今ひとつしっくりきません。でも、多分、Traneさんのおっしゃるように香港市場の株価がベースなんでしょうね。下記はi-Sharesの新華チャイナ25「インデックス」解説です。最後の2行の表現が微妙です。 >当インデックスは、中国の株式市場上場され、かつ海外の投資家にも投資が可能な巨大企業のパフォーマンスを表すように構成されたものです。当インデックスは、中国の巨大企業のうち、最も流動性の高い企業25社の株式で構成されています。当インデックスの構成銘柄はその時価総額をベースにウエート付けされており、この結果時価総額の大きい銘柄は当インデックスに占める割合も大きくなります。当インデックスの各構成銘柄はその時点におけるFTSE オール・ワールド・インデックス構成銘柄です。当インデックスの構成銘柄はすべて香港証券取引所に上場されています。
- Trane37
- ベストアンサー率51% (460/888)
中国企業の株式は大別して、中国国内(上海・深せん)市場に上場している株式と香港市場に上場している株式があります。 前者はA株と通称され、主に中国国内の個人や金融機関が投資しています。後者の中国企業株は、中国H株やレッドチップなどに分けられ、主な取引主体は外国人です。 ですから両者の相関は驚くほど低く、前者は中国国内の需給要因や政府の政策に反応して動き、後者はグローバル市場と機関投資家の動向に左右されます。現在香港上場株のほうが割安で、A株はずいぶん下落したものの、未だ割高です。どちらか単独で取引する場合、ふつうは香港上場株をお勧めします。昨年のバブルの主役を演じたのはA株のほうですが、乱高下が著しいので、投資の主力としてはお勧めできません。 ETF(ETN)はどちらかの市場に連動するものが、日本市場(A株のみ)、香港市場(A株・香港株)、米国市場(香港株のみ)にそれぞれ上場しています。このうち新華A50はA株の代表的企業50社の株価に、新華チャイナ25は香港市場に上場する中国大企業25社の株価に連動します。 日本の証券会社で取り扱う、現在投資に適すると思われるETF銘柄はokikioさんも触れられている FXI(iShares FTSE/Xinhua CHINA 25 Index)米国ETF 香港市場株に連動 02800 Tracker Fund of Hong Kong(ハンセン指数連動)香港市場 02828 HANG SENG H-SHARE INDEX ETF(H株指数連動)香港市場 02801 iSHARES MSCI CHINA TRACKER (MSCI中国指数連動)香港市場 などではないかと思います。為替手数料・信託報酬などの関係から、標準的にはFXIおよびハンセン指数連動2800をお勧めします。 あえてA株に投資する場合は、大証に上場しているETF、 上海株式指数・上証50連動型上場投資信託(1309)が為替手数料不要で便利だと思います。現在のところ十分流動性もあり、信用取引もできます。
お礼
>新華A50はA株の代表的企業50社の株価に、新華チャイナ25は香港市場に上場する中国大企業25社の株価に連動します。 →ご回答ありがとうございます。ある会社のある市場における株価を基にインデックスが作られ、それをベンチマークにするETFが上場する、ということです。従って、問題の本質は、インデックスとしての新華A50や新華チャイナ25は、どの市場における株価を基に作られているのかということになります。両インデックスの対象はどちらもA株ですから、当然のことながら、上海・深セン市場(≠香港市場)における毎日の株価をベースにインデックスが作られると解釈しているのですが違いますか?折を見て、FTSE(フィナンシャルタイムスほか)か新華ファイナンスの社員にも聞いてみます。
- masuling21
- ベストアンサー率34% (2491/7233)
1.それぞれ、連動する指数が違うのではないでしょうか。 2.全く別の銘柄と考える方がよろしいかと思います。 同じもの、例えば日経平均先物でも、市場(シンガポール、大証、CME)によって値段が違います。取引時間差がありますが、、、。
お礼
さっそくのご回答ありがとうございます。 1.そもそもインデックスを構成する会社や社数が違いますから、たしかに連動する指数(インデックス)は違うと思います。 2.中国A株連動は今のところこの2つだけですから、「全く別の銘柄」とも言えますし、「似たもの同士」とも言えると思います。 3.時差で新しい情報を折りこんだ(ETFなどの)株価が形成されるのは理解できます。しかし、インデックス自体はある時点のある市場の株価を映して機械的に作られるだけですから、時差は関係ないと理解しています。株価と、インデックスと、ETFなどインデックス連動商品価格の関係は複雑ですね。
お礼
ありがとうございます。100%納得できました。 A株はラスベガスやマカオも真っ青の鉄火場ですね。 途上国はせいぜいEEMぐらいにしておくのが常道でしょう。 しかし、上海と香港の動きを数年間見てきて、 何となく流れは感じるようになりました。 2006年に仕込んだ中国関連は昨年12月に全て現金化して 今年後半の仕込みに備えています。 上海総合で2000~2500のゾーンであれば、まあ、 いい線かと思っています。