今のところ、異性間においてのみ、人間は繁殖可能です。
ですが、恋愛関係に無い状態でも、生命を誕生させることはできます。
いろいろパターンはありますが、例えば精子バンクとか、代理母とか、夫婦のうちどちらかが精子か卵子が婚姻関係に無い状態でも、生命を誕生させることは可能です。
で、アダムより作られしエヴァ。
本当にそうかというと、遺伝学的には逆。
クローン繁殖をしていたのに、ある日、Y染色体を生み出し、異性間交配をするようになった。
この方が、突然変異が早いウイルスに打ち勝ち生き残るとされるが、実際 そうなのか よくわかっていません。
単体分裂するのと、異性間による繁殖のどちらがメリットがあるか。
異性間における繁殖に優位性は証明されておらず、その意義はまだ見出されていない。
にもかかわらず、現在のところ、異性間においてのみ繁殖が可能だからどうしようもない。
ところが動物に中には、異性交配をやめて、単独で次の生命を生み出しているものもいるらしい。
(動物だったか昆虫だったか忘れましたが)
シャケなど 恋愛じゃなく本能で子孫を増やして息絶えているし、イルカなど恋じゃなく、性欲により雌イルカをおいつめて集団レイプする常習犯。
オスにとって、自己を残すには、メスに頼るしかないわけですが、それはメスとて一緒か?
人間のオスは、このままのスピードで行けば、1万5千年後に滅びる計算になるそうです。
オスが滅びれば、当然人間のメスも滅びるはず。
人類滅亡となる かというと、ラットの実験ではメスのみで次の世代を作ることに成功している。
XXがある日 Yを作り出し、XYを持つ生命体を作って、交配をすることで、遺伝子をずっと残しているわけですが、その意義が見出されないと、自然と元の単体繁殖に戻るんじゃないかと。
XXのみの繁殖だったから、また元の状態に戻るわけです。
Y染色体はmtDNAと比べるとすごくシンプルな構造なのだそうです。
特徴のひとつが粗暴。
殺人や暴力により刑務所に入っている人の9割は男だということからしても、Y染色体が粗暴の特徴を持つということは言えないわけです。
性と暴力は紙一重で、了解なしの繁殖はレイプ。
レイプしてまで、自分の子孫を残そうとする本能がY染色体にはある。
ある一族の女性は、100%子供を産むと必ず女の子になるそうです。
偶然の数値ではない。
で、調べると、男か女か決定する際に、何か名前は忘れましたが、男になる物質を食い殺していたのだそうです。
だから絶対に女の子しか誕生しない。
ここまで怒らせたのは何故なのでしょう。
何故この一族特有の遺伝子は、Y染色体を持つ人間をこの世に送り出すことをここまで拒絶しているのかは、まだわかっていません。
まるで意志を持っているかのようですね。
mtDNAの突然変異は2000年くらいの周期で発生するそうです。
前回はイエスの異性交配なしに生んだマリアでしょうか。
なわけないですね。イエスのモデルとなった人物がいたとしても、彼は異性交配で生まれたはずです。
で、ダ・ビンチ・コードの小説でも紹介された聖婚。
恋愛感情抜きで生命を誕生させる儀式です。
古代において、クムランという宗団がおり、彼らは穢れることを否定した。
性欲を否定し、エッチなことを考えただけでも、沐浴をして身を清めよとしていた。
心で思っただけでも罪だ としたんですね。
でもエッチ抜きでは、集団の後継者が生まれずやがて滅びるしかない。
捨て子をひろってきて、集団で育てたとしても数が知れている。
で、生殖の時になると3年程度、下界 すなわち町に派遣し、試験結婚をさせていたのだそうです。
3年間結婚をしていても、交配しなかったと証明されたら、性欲をコントロールできるものであると証明され、そして聖婚として、12月だったと思いますが、その月にエッチをして、子供を授かるのだそうです。
12月にエッチしたら、一番清いとされる9月に生まれることになり、聖なる子供となるわけです。
で、エルサレム神殿には、神の婚礼の部屋というのがあったのだそうです。
恐らくエルサレム神殿には女神の地上の体現者とする神官がいたと思えます。
彼女の役割は、メシアに祝福 すなわち生命を与える役割。
で、2000年ほど前に、ユダヤ教のエリート学校があったのだそうです。
ユダヤ教の祭司は、12支族ではなれない。
レビ族の祭司家系の子女のみが、エリート教育を受けていたのだそうです。
その学校の生徒に、ハンナという女性がいたのだそうです。
イエスの母マリアの母親の名前がハンナ。
女神の地上の体現者がハンナーマリア と受け継がれたわけですね。
ただし、マリアというのは名前ではなく、女神の地上の体現者の肩書きだと思えます。
で、祭司家系のアロン家では、性欲により子供を産むというのは、よくないとして、同じ祭司職の家系の者との間に儀式を通して子孫を残していたのだとか。
ですから、マリアに種付けしたのは、大祭司の家系の者で、妊娠が確認されると、地上に下ろすことをしていたのだとか。
だから、ヨセフが結婚しようとしたとき、既にマリアが妊娠していたってわけは、このユダヤ教の秘儀ゆえに起こりうることなわけです。
エリート学校の教師は、祭司の家系の中でもエリートクラスで、天井人。
天井人なので、ガブリエルなどの肩書きで呼ばれていた。
マリアのところにガブリエルがやってきて「お前は子供を産む」と儀式の予告をしたわけです。
で、妊娠したマリアは地上に下ろされるわけですが、どの一族を祝福するか選び、ヨセフを選んだ。
従って地上の支配者をヨセフのダビデ家と指定したってわけです。
こういう話を聞くと、恋愛感情なしの交配が古代においては行われていたというのは信じることができる、、、というか、明治などでは、親の決めた相手と結婚式の当日に始めて会い、ろくに知らない相手と初夜を迎えていたわけですから、ある意味ヒエロスガモス的な結婚形式であり、古代の聖婚が理解できない というのなら、親が決めた見合い相手を結婚をしていた日本の見合い制度も理解できないってことになる。
結婚は違い家同士が親戚になりお互いを繁栄させる目的で使われてきた。
今の法律でも、恋愛感情が無いと結婚できない という決まりはない。
男は女に対して恋愛感情を持たなくても性交できるし、女も男に恋愛感情を持たなくても性交できる。
男がどうしてそこまで女を追い求めるのかも、子孫を残す本能だと考えれば、納得いきます。
では、女性はどうして男を追い求めるのか。
これはよくわかりません。
1つには庇護を求めるという本能的なものがあると思えます。
ですが、好きになれない相手の元に嫁ぐということを受け入れるのは、どういうことかというと、mtDNAを広範囲にばらまくため。
と考えると すっごい納得がいって、mtDNAって頭いい と思います。
多くの男の集団は、土地から離れない。
だから、自分のY染色体の分布は、限られた地域になりがち。
対するmtDNAは、遠くまで嫁に行かされるので、土地に縛られず、広範囲に分布できる。
いろんなY染色体と交配していくので、それだけ、本体を異質なものとミックスでき、本体を未来永劫に存在させることが可能なわけです。
南米の地域では、もう南米独自のY染色体を持っている男性は1人もいないのだそうです。
しかし、南米独特のmtDNAを持つ女性たちはゴロゴロいる。
ウイルスのせいなのか、西洋人の征服のせいなのか。
どちらにしても複雑な構造を持つmtDNAの生存力の高さ すごいですね。
お礼
仕組まれている感じですね。人間もただの動物に過ぎないというのが、大体正しいことなので、生殖と恋愛がセットであるという一種のこっけいさを取り払うということは、分不相応なのかもしれません。