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生殖には恋愛(もどき)しかないのだろうか
いつの世も、多くのメディア、噂話、個人の関心その他に恋愛恋愛でもりあがっていますが、結局は人間の動物的本能に根ざしているものと思われます。 では、恋愛なしに(もしくは男女の関係なしに)生殖したらどうかという思想はないのでしょうか。これには人工授精などがあるとしても、もっと根本に立ち返って、個人の自由意志(とくに女性の単性生殖でもって)生命を営んでいく、そういう自然界の法則みたいのは生まれなかったのでしょうか。どうしても、男女の愛欲愛情情動でもってしか、人間生命を維持できないという仕組みは、正しいのでしょうか?
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何でも人間の思い通りになることが正しいことなのかな? 違う感じがする。理由はわかんないけども。 人間の理性って完璧なのかしら?その答えは見つからないですね。 質問の答えとしては分かりません。と答えておきます。
- kigurumi
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今のところ、異性間においてのみ、人間は繁殖可能です。 ですが、恋愛関係に無い状態でも、生命を誕生させることはできます。 いろいろパターンはありますが、例えば精子バンクとか、代理母とか、夫婦のうちどちらかが精子か卵子が婚姻関係に無い状態でも、生命を誕生させることは可能です。 で、アダムより作られしエヴァ。 本当にそうかというと、遺伝学的には逆。 クローン繁殖をしていたのに、ある日、Y染色体を生み出し、異性間交配をするようになった。 この方が、突然変異が早いウイルスに打ち勝ち生き残るとされるが、実際 そうなのか よくわかっていません。 単体分裂するのと、異性間による繁殖のどちらがメリットがあるか。 異性間における繁殖に優位性は証明されておらず、その意義はまだ見出されていない。 にもかかわらず、現在のところ、異性間においてのみ繁殖が可能だからどうしようもない。 ところが動物に中には、異性交配をやめて、単独で次の生命を生み出しているものもいるらしい。 (動物だったか昆虫だったか忘れましたが) シャケなど 恋愛じゃなく本能で子孫を増やして息絶えているし、イルカなど恋じゃなく、性欲により雌イルカをおいつめて集団レイプする常習犯。 オスにとって、自己を残すには、メスに頼るしかないわけですが、それはメスとて一緒か? 人間のオスは、このままのスピードで行けば、1万5千年後に滅びる計算になるそうです。 オスが滅びれば、当然人間のメスも滅びるはず。 人類滅亡となる かというと、ラットの実験ではメスのみで次の世代を作ることに成功している。 XXがある日 Yを作り出し、XYを持つ生命体を作って、交配をすることで、遺伝子をずっと残しているわけですが、その意義が見出されないと、自然と元の単体繁殖に戻るんじゃないかと。 XXのみの繁殖だったから、また元の状態に戻るわけです。 Y染色体はmtDNAと比べるとすごくシンプルな構造なのだそうです。 特徴のひとつが粗暴。 殺人や暴力により刑務所に入っている人の9割は男だということからしても、Y染色体が粗暴の特徴を持つということは言えないわけです。 性と暴力は紙一重で、了解なしの繁殖はレイプ。 レイプしてまで、自分の子孫を残そうとする本能がY染色体にはある。 ある一族の女性は、100%子供を産むと必ず女の子になるそうです。 偶然の数値ではない。 で、調べると、男か女か決定する際に、何か名前は忘れましたが、男になる物質を食い殺していたのだそうです。 だから絶対に女の子しか誕生しない。 ここまで怒らせたのは何故なのでしょう。 何故この一族特有の遺伝子は、Y染色体を持つ人間をこの世に送り出すことをここまで拒絶しているのかは、まだわかっていません。 まるで意志を持っているかのようですね。 mtDNAの突然変異は2000年くらいの周期で発生するそうです。 前回はイエスの異性交配なしに生んだマリアでしょうか。 なわけないですね。イエスのモデルとなった人物がいたとしても、彼は異性交配で生まれたはずです。 で、ダ・ビンチ・コードの小説でも紹介された聖婚。 恋愛感情抜きで生命を誕生させる儀式です。 古代において、クムランという宗団がおり、彼らは穢れることを否定した。 性欲を否定し、エッチなことを考えただけでも、沐浴をして身を清めよとしていた。 心で思っただけでも罪だ としたんですね。 でもエッチ抜きでは、集団の後継者が生まれずやがて滅びるしかない。 捨て子をひろってきて、集団で育てたとしても数が知れている。 で、生殖の時になると3年程度、下界 すなわち町に派遣し、試験結婚をさせていたのだそうです。 3年間結婚をしていても、交配しなかったと証明されたら、性欲をコントロールできるものであると証明され、そして聖婚として、12月だったと思いますが、その月にエッチをして、子供を授かるのだそうです。 12月にエッチしたら、一番清いとされる9月に生まれることになり、聖なる子供となるわけです。 で、エルサレム神殿には、神の婚礼の部屋というのがあったのだそうです。 恐らくエルサレム神殿には女神の地上の体現者とする神官がいたと思えます。 彼女の役割は、メシアに祝福 すなわち生命を与える役割。 で、2000年ほど前に、ユダヤ教のエリート学校があったのだそうです。 ユダヤ教の祭司は、12支族ではなれない。 レビ族の祭司家系の子女のみが、エリート教育を受けていたのだそうです。 その学校の生徒に、ハンナという女性がいたのだそうです。 イエスの母マリアの母親の名前がハンナ。 女神の地上の体現者がハンナーマリア と受け継がれたわけですね。 ただし、マリアというのは名前ではなく、女神の地上の体現者の肩書きだと思えます。 で、祭司家系のアロン家では、性欲により子供を産むというのは、よくないとして、同じ祭司職の家系の者との間に儀式を通して子孫を残していたのだとか。 ですから、マリアに種付けしたのは、大祭司の家系の者で、妊娠が確認されると、地上に下ろすことをしていたのだとか。 だから、ヨセフが結婚しようとしたとき、既にマリアが妊娠していたってわけは、このユダヤ教の秘儀ゆえに起こりうることなわけです。 エリート学校の教師は、祭司の家系の中でもエリートクラスで、天井人。 天井人なので、ガブリエルなどの肩書きで呼ばれていた。 マリアのところにガブリエルがやってきて「お前は子供を産む」と儀式の予告をしたわけです。 で、妊娠したマリアは地上に下ろされるわけですが、どの一族を祝福するか選び、ヨセフを選んだ。 従って地上の支配者をヨセフのダビデ家と指定したってわけです。 こういう話を聞くと、恋愛感情なしの交配が古代においては行われていたというのは信じることができる、、、というか、明治などでは、親の決めた相手と結婚式の当日に始めて会い、ろくに知らない相手と初夜を迎えていたわけですから、ある意味ヒエロスガモス的な結婚形式であり、古代の聖婚が理解できない というのなら、親が決めた見合い相手を結婚をしていた日本の見合い制度も理解できないってことになる。 結婚は違い家同士が親戚になりお互いを繁栄させる目的で使われてきた。 今の法律でも、恋愛感情が無いと結婚できない という決まりはない。 男は女に対して恋愛感情を持たなくても性交できるし、女も男に恋愛感情を持たなくても性交できる。 男がどうしてそこまで女を追い求めるのかも、子孫を残す本能だと考えれば、納得いきます。 では、女性はどうして男を追い求めるのか。 これはよくわかりません。 1つには庇護を求めるという本能的なものがあると思えます。 ですが、好きになれない相手の元に嫁ぐということを受け入れるのは、どういうことかというと、mtDNAを広範囲にばらまくため。 と考えると すっごい納得がいって、mtDNAって頭いい と思います。 多くの男の集団は、土地から離れない。 だから、自分のY染色体の分布は、限られた地域になりがち。 対するmtDNAは、遠くまで嫁に行かされるので、土地に縛られず、広範囲に分布できる。 いろんなY染色体と交配していくので、それだけ、本体を異質なものとミックスでき、本体を未来永劫に存在させることが可能なわけです。 南米の地域では、もう南米独自のY染色体を持っている男性は1人もいないのだそうです。 しかし、南米独特のmtDNAを持つ女性たちはゴロゴロいる。 ウイルスのせいなのか、西洋人の征服のせいなのか。 どちらにしても複雑な構造を持つmtDNAの生存力の高さ すごいですね。
お礼
いろいろと、両性生殖のメリットはあるようですね。 とても、圧倒されます。例に挙げられていることは、いちいちもっともですね。 いろいろと性については歴史的に相当苦労して、宗教にまでなっていて、大変なものです。 男と女がくっつくということと、生殖がセットになっているということが、なにか仕組まれたことのように感じますね。それに従うしかないというのがまた、苛立ちの元でしょう。
>恋愛なしに(もしくは男女の関係なしに)生殖したらどうかという思想はないのでしょうか? 先ほどの説明は見解間違いでしたし不十分でした(汗) 恋愛を初めてから、相応しい相手かを見極めるのではなく、恋愛を始め る前に男女間の生殖の見直しをするような思想ということですよね。 まず、近縁者よりは3代ぐらいは辿って遺伝子的に遠い方が優勢・劣勢 問わず先天的な病気のリスクを減らせるとされていますが、一つの卵子 にどの精子が結合するのかは再現不可能なぐらいの確立です。 ですから、合理的な理想的な人為だけの生殖は、多様性を確保すること で淘汰もありますし、文化や免疫を獲得しえた源泉になっていると均一 化まで行ってしまうと、かかる「余分、無駄が人生なのだ」というのも なくて、不満になり結局ジェンダー以外に男女間で新たな差別を人間は 発明したり、こじつけだして味わおうとするかもしれません。
お礼
生物的には、違う性質のものが交じり合って新生児が生まれるということが必要なのでしょうが、単体生殖でそのメリットがなくなっても、まだ、社会的な混乱とか苛立ちをなくすということがあるような気がします。
思想というより遺伝子学からです。 >男女の愛欲愛情情動でもってしか、人間生命を維持できないという仕 組みは、正しいのでしょうか? 現代において絶対ではないですが、人間は繁殖のプログラミングに「恋 愛」を入れているのだから、正しいのではないかと思います。 結婚は自然が人間に与えた権限ではなく、人間が独自に作った契約でし かないので、恋愛と結婚は別とします。 恋愛は本能に任せっきりな生殖活動目的だけでは出来ない仕組みになっ てます。人間は生まれて3歳ぐらいまでを「体外胎児」といって、並列 処理的な器用な運動、人間らしい理性、自省能力を持ててこそ自立した 人間となるのだと思います。 自立が最も遅い動物ですから、繁殖能力が高まれば恋愛によって精神的 な自立も示せますが、性欲自体はチャンスさえあれば、相手を軽蔑して いても出来ます。 恋愛は相手を尊重する気持ちで起こり、社会性の礎になる自立心、協調 性を促すために格好の目標になりえます。それで育児を役割分担し複数 ですることが有利で、安定した恋愛期間を保つのに相応しい相手である かを見極め期間として恋愛があります。 それなので失恋の痛手というのもも恋愛を継続させようとする遺伝子が させてます。 恋愛のの長期化をDNAに書き込まれているからのようです。 人間は個性も尊重しますが、どの乗り合わせがいいかも重要なのです。 乗り合わせが良ければ、乗り物の中で逆走しても乗り物ごと到着しますから。 恋愛の長期化させる遺伝子がなくれば、失恋を痛手だとは思わなくな り、本能に任せた繁殖だけでも大丈夫となります。 >恋愛なしに(もしくは男女の関係なしに)生殖したらどうかという思想はないのでしょうか? 独立精神が強い遺伝子や、博愛精神が発達した遺伝子は増やせないのも 道理となります。博愛精神があると身内には冷たくなるもので、見返り を求めることもなくどこの誰かわからない人でも救おうとするから自身の遺伝子を残せない。 繁栄するのは多産の遺伝子。 捕食されることが多く警戒心が強い種ほど繁殖する。 政治哲学といえるかわかりませんが、「恋愛本能」に逆行するのが「福 祉」ではないかと思います。 福祉が高度に発達すると老後の生活を子供に頼る必要がなくなり、自立 しやすいので晩婚化し、離婚率も上がり、少子化は進むだろうと思って ます。しまいにはフランスのように結婚の概念(?)も薄くなるかもし れません。しかし、福祉や慈愛の精神も、それをしないで苦痛でもない という人ばかりでないのは、先天的にに書き込まれている遺伝子より、 後天的に獲得され自らで育んだプログラムをも本能に備わらせているの も確かですよね。一考になれれば。 人間とコンピューターの違い。 コンピューターはハードにソフトを入れる。 しかし人間はソフトにハードを入れる。/ 阿久悠 というのにも納得しますね。
お礼
どうも、長文ありがとうございます。 確かに、恋愛というのは、社会的に人間を育てるようです。 そういう意味合いでは必需といってもいいかと思いますが、かならずしも、「生殖」でなくてもいいのではないかと。 女性の単体生殖と、通常の恋愛(なにせ、生殖しようとしてセックスしませんからね!)これで丸く収まるのではないかと。
- AZKARAM
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そのうち試験管で作るようになりますよ。 問題は倫理をいう学者連中です。
お礼
そうですね。「倫理」は実験してみて始めて明らかになるでしょう。
- Dxak
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#1です > 人間には理性がありますから、別に女性に任せてもいいはずです。 何をだろ? 男性が求愛活動をする場合もあれば、女性が求愛活動することもある それは、猿の社会でも一緒 人間に一番近いといわれてるのは、「オランウータン」一夫一妻制だそうで、他の猿は、乱婚制だったり、一夫多妻制だったり・・・子供の生存確率が、あまり高くは無いのが現実 そう言うこともあって、理性で言えば、「結婚」と言う制度自体は、理性に近い制度だとは、思うのですけどね
お礼
制度的にはもんだいないでしょう。ただ、生物に基本に立ち返ってみると、男がいなかったら子供ができないというのは、どうも不便な気がします。
- graf_
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まず、雌雄(性)がなぜ存在するかについて調べてください。 キーワード「単性生物」 ※ここから、ある程度調べてくれたことを前提 なぜ性が存在するか(性が存在した種が多様な生存権を得たか)というのは、短期間に多様な環境に適応する同種を生むことができるというのが大きいようです。 これは、偏った遺伝的要素、または社会的要素を継承させていくことはリスクが高いことを示しています。ここ100年にかなりの生物が絶滅したりしましたが、生物にとって絶滅が最大のリスクです。ですからある環境でしか生き残れないというのは相当のリスクです。 では「恋愛」という要素は種の発展にどう寄与するのかという問題ですが、歴史を学ばれれば分かると思いますが、歴史的な基本は社会的な生殖が基本です。例えば上流階級同士の結婚、カースト制度などの身分制度です。 これらについては批判も多いでしょうが、人間の世界は団結した集団がもっとも力を発揮する優位な状態なので不自然ではありません。不自然ではないのですが、前に戻って、偏った遺伝的要素、社会的要素の継承の問題を生んでしまいます。つまり、正しい行動だけでは種を維持できない要素を生んでしまうのです。 そこで、「恋愛」という生殖における不確定要素が大いに役立ちます。 異なる社会を越えて生殖または継承が行われる可能性が生まれます。これで、多様性が約束されるのです。ただし、あくまで集団は人間にとって優位ですので相当数は社会的な生殖を行います。 ここで考えるのは、恋愛的な生殖要素と社会的な生殖要素は併在するということです。どういうことかというと、「恋愛」が良いと思っている人でも無意識に同種(例えば日本人が日本人)を選んでいる可能性があるということです。 ですから、質問者さまの考える「男女の愛欲愛情情動でもってしか」というのはあまりに端的にすぎるものと思われます。
お礼
社会的な意味合いと、生物的な意味合いの兼ね合いということは考えませんでした。人間特有かもしれませんね。混ぜ合わせたほうが、うまいものができる、それはいたるところ真理だと思います。その補正みたいのが恋愛としたら、面白いことです。 大変深遠なご高察、ありがとうございます。
- Dxak
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求愛活動自体が動物的本能に根ざしていると、言えば・・・正しいのでは? 私自身、愛情なんて、理性より、本能に近い存在と認識です
補足
人間には理性がありますから、別に女性に任せてもいいはずです。男は気に入った女性とその連れ(単性生殖でもうけたペット的存在)が気に入れば庇護者になればいいし、気に入らなければほうっておけばいい。また、セックスの満足を得たいがために、社会的に成功する(もてる)様になるというのは、純快楽主義的な感覚です。それだけでいいはずです。
お礼
仕組まれている感じですね。人間もただの動物に過ぎないというのが、大体正しいことなので、生殖と恋愛がセットであるという一種のこっけいさを取り払うということは、分不相応なのかもしれません。