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センサーについて
CCDレーザー変位センサー、接触式変位センサー、光ファイバー方式変位計、AEセンサー(AEテスタ)、について分かるものを教えてください。
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どうも、あまり得意分野じゃないんですが・・・ ●CCDレーザ変位センサー 一般的な名前ではないと思います。 たぶん一番通りがいい名前は「レーザ三角測量方式変位センサー」 でしょうか? 昔はレーザ測長と言えば、ヘテロダイン干渉計と一義でしたが、 最近は「レーザ変位計」といえば、この方式を言うことが多いでしょう。 三角測量方式の距離センサーで、光源にレーザ(主にLD、希に LED)を用い、受光側にCCD(通常はラインセンサ)を用い、 物体に当たった光の位置より、三角測量の原理で距離や変位を求めます。 以前はラインセンサの代わりに、ポジションセンサダイオード(PSD) を用いましたが、オフセットがとりきれない、リニアリティ補正に限界が ある、画像処理ができないなどの欠点があり、CCDにシフトしました。 キーエンス社のセンサーがあまりにも有名ですが、他にも数社だしています。 長所 安いわりに安定。分解能を設計行為で選べる 短所 三角測量特有の死角が避けられない。スポット内の測定対象構造に 測定値がひっぱられる。 ●接触式変位センサー とれも漠然とした用語です。 古くから用いられている変位拡大式の「ダイヤルゲージ」や、 差動トランスのコア変位をインピーダンスより測定する 「電気マイクロ(メータ)」などがありますが、接触したものの 移動を測れれば、必ず変位になるわけですから、あらゆる変位センサー (エンコーダ、マグネスケール、干渉計など・・・)は接触式として 利用することができます。 またSPM系のセンサーも、(異論はあるかもしれませんが)、 一種の接触式変位系と同様の側面を持っていると思います。 長所 簡便・汎用。伝統がありクロスチェックが不要な場合が多い。 短所 対象を傷つける。細かい構造に対応するすべがない。 ●光ファイバー方式変位計 投光と受光を、バンドル光ファイバーで行い、反射光量が線形である領域を用いる 距離・変位センサーで、分解能だけならレーザ干渉計に匹敵する。ただし、ダイナミック レンジは数100μm程度のものが多い。反射対象も、比較的鏡面に近いものを要求する。 元々商品名だった「フォトニクスセンサー」が一般名詞化している。 長所 簡便に測定できる。駆動方向から垂直に測定できる。ファイバーにより分解能を選べる。 アナログ回路で分解能を上げられる 短所 ある程度均一な平面を要求する。経時変化が避けがたい。 ●AEセンサー アコースティック・エミッションを用いたセンサ。 通常は、音響変化・異常より機器の異常診断をパッシブに測定する ために利用される。 振動測定は、マイクロホンピックアップでも可能だが、通常はピエゾ 素子などを用いることが多い。 位相や相関まで用いれば、距離・変位を測定することも可能だが、その目的に 用いる場合には、AEとは通常呼ばないと思う(音響ホログラフィー等)。 アクティブに放射した音波を用いて、測長・内部探傷などをするばあいは、 たとえば、超音波探傷装置、超音波顕微鏡などと呼ばれることが多い。 ちょっとレポートとしては不十分ですかネ(^^;) 適宜補ってやってくださいませ!。