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※センサーの同調タイミングについて
※センサーの同調タイミングについて 現在光ファイバーセンサー(FU-77TZ:キーエンス製※1)と レーザーセンサー(LV-S71:キーエンス製※2)を使用し、 コンベア上を流れる対象物の高さ(5mm程)の違いによって感知する装置を試作しています。 以前にこのサイトにて、リレー回路を教えていただき、 センサーの動作(下記)自体は、問題なく作動しています。 1.※1のセンサーがコンベア上の対象物を感知する(D-ON) 2.※2のセンサーが対象物の上部にスポットを飛ばす。(L-ON:オンディレイタイマー0.2秒) 3.2が透過の場合には、スイッチが入るまでブザーを鳴らす しかし、実際のライン稼働中に、テストをしてみましたが、誤作動が多く困っています (20/1万の確率で誤検知) 誤作動を起こしている時のセンサー・リレーの稼働状態をみていると、 どうも、※1センサーが対象物を感知する時間があまりにも短い為 ※2のセンサーが動いていない模様です。 リレーの動作が、正常時よりカチッとしていない。(リレー動作時の光が、弱い)のも気になります。 対策として、リレーをシーケンサーに変更しようと考えていますが、 思いあたる原因や、改善方法をお教え下さい。 何卒、宜しくお願い致します。
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一般論では、※1のセンサのOn時間がリレーの動作時間に近い場合は、そのような誤動作が起こりえます。メカリレー(電磁石で動くリレー)だと、動作時間は数10msのオーダーとなりますので、もしセンサがワーク(対象物)を検知している時間もそれくらいだとしたら、危ないですね。 ワークの大きさと移動速度が解ればセンサのOn時間を計算できますから、それとリレーの動作時間を比べてみて、近い値だったら対策する必要があるでしょう。リレーの動作時間は、カタログなどに記載されています。ちなみにオムロンのMYシリーズだと、20ms以下と書かれていました。これで安定的にOnさせようと思ったら、センサは最低でもその倍の40ms程度はOnしていて欲しいですね。 もし計算の結果、余裕がないことが解ったら、まずはソリッドステートリレーを使うことを検討してはいかがでしょう。これなら動作時間はμsのオーダーとなり、桁違いに高速化するため、取りこぼしはなくなると思います。シーケンサーでも対策になるかも知れませんが、その場合は命令実行サイクル時間に注意してください。まあ、いまどきのシーケンサーならそんなに遅くはないと思いますが、もしリレーの動作時間よりもサイクル時間が長いようだと、もっと悪くなってしまいますので。