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舌の根も乾かないうちにって?
「舌の根も乾かないうちに」について教えてください。意味は、すぐにとか、~する間も無くと言うことだと思うのですが。何故このような表現になったのでしょう?まず、舌の根とは、どこを指すのでしょう?ここは、いつもは乾いていて、なにか事があると一度湿って、すぐに元通り乾くのでしょうか?口の中を探してみても乾いた箇所がないので見つけられません。よろしくお願いします。
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はじめまして。 ご質問1: <意味は、すぐにとか、~する間も無くと言うことだと思うのですが> 1.意味は正しくは 「あることを言ったばかりなのに」 となり、「言う」ことに言及した表現です。 2.この表現が使われる場面は 「相手が前言を翻すのを非難する気持ちで言う時」 に使います。 3.用例: 「彼は今日からギャンプルはやめる、と言ったばかりだが、舌の根も乾かぬうちに、パチンコをしに出かけた」 ご質問2: <何故このような表現になったのでしょう?> 1.「舌」とは言語音を調節する器官で、口の中でも「話」「おしゃべり」を作り出す重要な器官です。口や唇や歯があっても舌がなければ話せないからです。 2.その言葉の原点となる器官の舌が、大気に触れれば水分が蒸発し多少乾きます。話す時は口を開けるため、話すと一瞬でも舌は乾くのです。 3.そのため、次に話すときは言葉が順調に出るように再び舌を湿らさなくてはいけません。それが、一旦口を閉じて唾液で潤滑させる理由です。 4.議論などで飲み水が必要になるのは、潤滑液となる唾液が十分補給できないため、のどが渇き、潤滑液として水で代用するからです。 5.その舌が乾かないとは、「すぐに唾液が補給できる状態にある」ことを意味します。これはひいては「すぐに話す用意ができている」ということです。 6.この「すぐに話す用意ができて」という状態が、「~する間もなく」という意味として「舌の根も乾かぬうちに」という表現が使われれるようになったのだと思われます。 ご質問3: <まず、舌の根とは、どこを指すのでしょう?> 喉元のことだと思われます。 ご質問4: <ここは、いつもは乾いていて、なにか事があると一度湿って、すぐに元通り乾くのでしょうか?口の中を探してみても乾いた箇所がないので見つけられません。> 舌が乾く理由と、水分の補給に関しては、上記質問2の説明の通りです。 以上ご参考までに。
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- mabomk
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いわゆる「比喩表現」ですね、一寸物事を大袈裟に言って事態をうまく説明するためによく使われるモノでしょう。 ある発言して、一分後それと正反対の発言をする(実際はこんなことは起きないが)、まだその言葉を発言するときに使った舌の形状がそのまま残っ取るじゃロー、と突っ込んだり、1ヶ月後にその発言を忘れたかの如く真反対の言動をする輩に対しても言ってイイですね。 人体の位置をを使って大袈裟に言う言葉として、 「歯の浮く様なおべんちゃら」「へそを曲げる」、、、なんやかや沢山あります。
お礼
ご回答ありがとうございました。やっぱり比喩ですよね。それはよくわかるのですが、他の比喩表現だと、何といいますか「目からうろこ」状態になることもありましたので、この表現についても、もしや奥深い意味があるのかなと思った次第でした。 なにはともあれ、ほんとうにありがとうございます。 NO1の方のご回答と合わせて、このあたりで納得したいと思います。 ありがとうございましたm(。。)m
- jo-zen
- ベストアンサー率42% (848/1995)
以下のURLを参考にしてみてください。 http://www.h-dc.com/diary/0204.htm ※2002/4/12の項 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%A3%E7%94%A8%E5%8F%A5
お礼
お忙しい中、つまらない質問に回答頂きありがとうございました。「院長日誌補足」たいへん楽しく、かつ勉強になりました。一通り拝読いたしました。ありがとうございます。 まだ、もやもやしておりますが、なんとなく「口を酸っぱくして」とか、喉がからからになるといった例えに妙に納得している次第です。
お礼
たいへん親切丁重なご回答頂き、本当にありがとうございました。 この件、この回答を拝読してスッキリしました。 ネットであれこれ調べても分からなかったので、はじめてgooに登録して質問させて頂きましたが、このようなご対応を頂き、心から感謝しております。 NO1、2の方々も重ねてお礼申し上げます。