- ベストアンサー
負の数について
正×正=正 負×負=正 であるとすると、数直線における左右対称性が失われることについて 納得のいく説明のできる方、教えて下さい。 (上記の正と負を入れ替えると同じ式にならないのはいいのか?) 私の考えでは、あくまで量というものは0より少ない値はないと思います。 マイナスとはベクトルであり、量と方向の二つの性質を持ったものだと思います。 したがって、負×正の計算は、ベクトル×スカラーであり、これはいいと思うのですが、負×負=という計算はベクトル同士の掛け算ということになり、それ自体が不可能だと思います。 ですが、負×負=正の有効性は実社会では実のあるものとなっています。 このことは、どのように理解をすれば良いのでしょうか? よろしくお願いします。
- みんなの回答 (12)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
その他の回答 (11)
- yaemon_2006
- ベストアンサー率22% (50/220)
回答No.1
- 1
- 2
お礼
ご回答ありがとうございます。 上記の式についてですが、めんどうくさい奴だと言われてしまうかもしませんが、正×負=負であると示唆する式の中に、既に正×負という掛け算が含まれてしまっております。この式において2*(-1)+(-1)*2は打ち消しあって0になると言い切れるでしょうか? ここを単純にやり過ごしては、私の質問の意味がなくなってしまいます。 質問文に描いたとおり、正と負の数は性質が異なる数であり、数直線上において左右対称性が敗れています。 ですから、必ずしも正×負と負×正が同義であるとは言い切れないように思うのです。 詳しく説明します。 負の数=「あるものを取り除く量」であるとするなら 正の数=「あるものを足し合わせる量」ではないでしょうか?(ここがわからない曖昧な部分なのですが) 「みかん2個を足し合わせる量」×「みかん一個を取り除く量」というのは既に理解が難しい概念になっています。例えば、これを絵に描いて図で示すことができるでしょうか? 私の頭の中ではやっぱりベクトルの掛け算になってしまいます。つまり計算そのものが不可能。 「みかん1個を取り除く量」を2倍する→これなら理解できます。 でも、この計算における2は2倍の2ではなく、あくまで「みかんが2個あること」の2であったはず。 ベクトルとスカラーは区別して考えなければなりません。 このように、そもそも数学を適応する対象が本当に「負の数を使ってもいい対象なのか?」という疑問が残ります。 今の科学はこのような数学の土台の上に立っており、数学の予言するとおり実社会は動いているようです。それは否定しません。ですが、このような数学に世界が整合性を持っていること自体、とても驚くべきことではないでしょうか?