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何がどう変わるでしょう?(ケイデンスと心拍数)

片道10km弱を、ケイデンス90一定で、心拍数・往路140台、復路160台(これらも なるべく一定)で走ったところ、タイムは往復で 38分59秒でした。 別の日に、ケイデンス82一定で、同様に走ったら、タイムが全く同じ、38分59秒でした。 (この時のギヤは、もちろん、ケイデンス90一定の時より3~4枚重いギヤになってました。) 運動強度が同じ(心拍数が同じ)なので、アタリマエといえばアタリマエなのですが、脚などにかかる負担も変わらないのでしょうか? もし、なにか違ってくるとしたら、それはなんでしょうか? ケイデンス82で走っている時は、気のせいか、すごく速い! と思ってたのに、実際には全く同じだったコトに驚愕しました!

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  • suiran2
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回答No.2

自転車については全くの素人ですから一般筋肉トレーニング理論で… 筋線維には,遅筋(タイプI)と速筋(タイプII)があるのはご存じと思います。速筋はさらに遅筋と速筋の中間性質を示すタイプIIa,完全に速筋のタイプIIbに大別されます。遅筋はマラソンや自転車の有酸素運動に使用される筋線維ですし,速筋はウエトレや短距離走の無酸素運動で使用される筋線維です。この二種の筋線維の比率は遺伝的なものでトレーニングで変化することはありません。 トレーニングで何が変化するかと云いますと,遅筋は余り変化せず主に速筋が変化します。負荷を掛けた無酸素型のトレーニングはタイプIIbを太くし,ダッシュ力が付くことになります。余り負荷を掛けない有酸素型のトレーニングではタイプIIaがより遅筋に近い性質を示すように変化します。 ロードでのトレーニングは主にタイプIIaの遅筋化と筋線維の肥大がが目的です。ですから余り負荷を掛けずに心肺機能を高めるトレーニングが必要となるのだと思います。そこにケイデンスが関係してくるのではと思うのですが…競輪選手のお話では,ロードでの練習は速筋化と筋肥大が起こらずに競輪で使えない「地足?」になるため,負荷を掛けたローラーやトラックでのダッシュの練習が欠かせないとのことでした。 ご質問の違いは乳酸値を検査すれば違いはわかるのではと思います。乳酸値に違いがないのならば,ケイデンス90は,スピードの増加に寄与せずに,単に無駄に回しているだけだから心拍数が同じなのではと思います。あの超人的な心肺機能ととんでもないパワーウエイレシオを持ったアームストロングでさえ93です。私には一般人が効率よく90を維持できるとは思いません。

tomajuu
質問者

お礼

ありがとうございます。 とても自転車についてシロウトとは思えません。 お礼の続きは、このあとのsuiran2さんの 続きの回答を読ませていただいてから・・・。

その他の回答 (2)

  • suiran2
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回答No.3

suiran2ですが途中で用時が入りまして続きを… タイプIIaの遅筋化のトレーニング法は1時間程度のウオーミングアップ後,最低でも1時間以上の低負荷の長時間トレーニングが必要です。ですからマラソンランナーや自転車のロード選手のトレーニング時間は必然的に何時間と長いものにならざるを得ません。 このように長時間のトレーニングの持続によりまして,タイプIIaの遅筋化が図られますと,遅筋は有酸素運動ですから,酸素摂取量(心拍数)とエネルギー発生量(ワット)が比例するようになります。ここでケイデンスが初めて登場しますが,筋線維にヒルクライムであろうと平地であろうと同じ負荷がかかっているのならば,ケイデンスと酸素摂取量・エネルギー発生量が比例することになります。 ケイデンスが問題にされるのは以上の条件が満たされる場合です。アームストロングは,他の選手が80台後半であるのに,自らは93にまで高めることが出来ました。これは前回もお話ししたとおり驚異的な心肺能力と優れたパワーウエイレシオを持っていたからです。1時間程度の速筋が使用される条件下では,ケイデンスは余り意味を持たないのではと思います。むろん回すことが出来ないよりは良いと思いますが… ケイデンスを重要視する方がおりますが,毎日ケイデンスを気にしながら2~3時間も自転車に乗ることが出来る人がはたしてどれくらい居るのでしょう。私は疑問に思います。レーサーの世界とアマチュアの世界は別と思いますが…

tomajuu
質問者

お礼

本当に詳しい解説を ありがとうございます。 全くスポーツ嫌いだった私が、なぜか自転車にハマってしまい、5年経ちました。  自転車雑誌はどれも、「ケイデンス90がいちばん効率イイのだ!」と書かれてます。プロ・アマを問わず…みたいに。 私も初めはトテモ無理でした。トシ(今40代後半)でもあり、無理はできません。 でも、トレーニングのおかげか、普通に90で漕げるようにはなったのです。 走っている時のケイデンスは、サイクルメーターなど見てられません。ポケットに「デジタルメトロノーム」を入れ、それが発する音に合わせてペダル回しますので、かなり正確にケイデンス管理できます。(それこそ1回転単位で。) ただ、本当にこの「90回転」は自分に向いてるのか? が最近になって疑問に思うようになったのです。 それで、心拍数を変化させずに、回転の方を変えたら何か(スピードですが)変わらないか・・・と思い、今回の実験におよびました。 回転上げれば当然心拍数もあがる。ならば、心拍いっしょにして、回転さげれば 使う筋肉変わるなどして、かえってタイムよくなるのでは?と考えたのです。 ・・・でも全く同じということは、90の時は、回転早い分、ムダに心拍上げてただけ・・・と考えていいでしょうか? 私にとっては、ケイデンスは90よりも82の方が向いてるのでしょうか?

  • QuickBlue
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回答No.1

運動強度の割り振りが全く違います。 たとえばの話。 大きな10リットルの水をはこぶときの事を考えてください。 1リットル入りのペットボトルで10回運ぶのと、10リットル入りのポリ容器で運ぶのとどちらが楽でしょうか? 10リットルの方が重いから、力がいりますよね。 その分、運ぶスピードが極端に落ちます。 1リットルの方は、軽いから運ぶ量は少なくともその分、回数をこなすことで効率が上がります。 それと同じ事です。 重いギアになるほど、ペダルを回すための筋力が必要になります。 だから、 >気のせいか、すごく速い! と思ってたのに、実際には全く同じだったコトに驚愕しました! こういう勘違いが起こりやすいです。 ちなみに、筋肉の疲労はすぐには戻りませんよw それと普通は、ケイデンスを上げれば上げるだけ、心拍数が上がっていきます。 筋肉の疲労は小さくとも、より回転数を上げるために心臓が大活躍しますから。 グラフで心拍数の推移を見ればすぐに分かると思いますが? 10キロ程度を39分ですか? 時速16キロ程度でしょうか。 お乗りになっている自転車の種類はなんでしょうか? 車種によってはギア比の組み合わせが、異なってきますので。

tomajuu
質問者

補足

ありがとうございます。 >10キロ程度を39分ですか? ・・・片道10km弱を、往復です。20km弱ですね。 なので時速30kmくらいです。 自転車はロードバイクです。 >ケイデンスを上げれば上げるだけ、心拍数が上がっていきます。 >重いギアになるほど、ペダルを回すための筋力が必要になります。 ・・・ケイデンスを90→82に落とせば、当然心拍数も下がろうとしますが、そうさせないように、ギヤを重くしてみました。 重くはしましたが、心拍数いっしょなので、運動強度自体は同じだと考えます。 そのように、みかけの強度は同じだけど、カラダのなにかが影響うけることは あるだろうか? ということが知りたいです。

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