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薬用石鹸 石鹸 違い

薬用石鹸や薬用ハンドソープと石鹸の違いを教えてください。成分も含めて、生化学的に、お願いします。

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  • Ichitsubo
  • ベストアンサー率35% (479/1351)
回答No.3

#1さんに補足として セッケン自身(脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウム)もやはり界面活性剤です(牛脂を原料にしようとも界面活性剤である)。界面活性剤とは界面活性を持つ化合物の総称です。 界面活性とは、表面張力をなくすほかにも、油と水どちらにもなじむ性質があり(一つの分子中に油になじむ部分と水になじむ部分を併せ持つ)、本来水の中に溶け出さない油汚れなどを溶かし出すことができます。これがセッケンがセッケンとして機能する仕組みです。 つまり界面活性剤を含まない石鹸など存在しないのです。界面活性剤を含まない=石鹸として機能しない、ですから。 薬用石けんなどは、従来のセッケンの分子構造を模して、一つの分子中に油になじむ部分と水になじむ部分を併せ持つような物質を作り出したもので、まあ、これが偶然なのか必然なのか殺菌力を持っていたのです。 植物由来であろうと石油由来であろうと、同じ物質は全く同じ作用を示します。何が由来であるのかはあまり意味がありません。

回答No.2

石鹸とは牛脂を鹸化させて作ったもので、古代より人間がずっと使ってきたものです。その工程でグリセリンがでますが、これはお肌に潤いを与えるものですので(ごくごく一部にアレルギーがある方がいますが)害はありません。固形石鹸は脂肪酸ナトリウム、グリセリン、水、液体石鹸は脂肪酸カリウム、グリセリン、水で構成されるものです。  理由は忘れましたが液体にはカリウムのほうが向いているそうでこうなっています。  裏面に「石けん素地」とあるのはこの石鹸(脂肪酸ナトリウム、グリセリン)のことです。  身近に売っているのとしては「白いふきん洗い」と書いてある石鹸があると思います。これは手洗い用だけでなく体も洗える無添加の製品ですよ。使い方によっては肌が乾燥しすぎる場合がありますが、肌に一番優しいのは確かです。  殺菌成分が入ったものはいかにも殺菌力が強いのですが、肌にも刺激が強いし、そもそも海面活性剤が入っているものが多いので手が荒れたりします。界面活性剤とはアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムなどの親和性(水の水面張力をなくす力)がある化学物質の総称で、いま市場に出回っているほとんどの「せっけん」にはこれが入っており、正しくは「せっけん」ではないのです。他にも金属封鎖剤やらアデト酸塩やら、防腐剤のパラベン(石油由来)が入っていたりします。これらはすべて添加物です。植物由来のせっけんがありますが、あれはココヤシの油から作ったもので、石油から作ったものと同等の刺激があります。今は植物油からでも石油から作るのと化学的に同様なものを作れてしまうのです。  なお、固形石鹸・洗濯石鹸は厚生省の管轄であり、成分がすべて表示されることが義務付けられていますが、シャンプーのほうは経済産業省(だったかよく覚えていませんが)の管轄で、管轄している部署が違うので、全成分が表示されておらず、「洗浄成分だけ表示すればよい」ことになっています。  たまには商品の裏側を見てみるのもいいかも知れません。

  • sunakesi
  • ベストアンサー率25% (7/28)
回答No.1

石鹸とは、高級脂肪酸の塩の総称であり、特に、脂肪酸ナトリウムまたは、脂肪酸カリウムを指す。工業的には、動植物の油脂からつくられます。簡単に言えば、油等をアルカリで鹸化したものです。 一方、薬用石鹸とは、殺菌成分「トリクロロカルバニリド」などの成分や消毒薬として利用される成分が入った石鹸を薬用石鹸と言います。日本では、医薬部外品に該当します。殺菌成分等が入ったハンドソープ等が該当します。 ちなみに化粧石鹸というものも有り、これは化粧品として扱われます。ボディーソープ・洗顔用などがこれに入ります。

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