- ベストアンサー
推理小説の書き方
- 推理小説を書く際に個性的な登場人物をどのように出すべきか悩んでいます。
- また、小説の書き始めを上手く書く方法も知りたいです。
- 初心者として質問だらけですが、どんな些細なアドバイスでも構いません。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
叙述入門 ~ 話すように書くな、書くように語れ ~ 昔々、ある処に、おじぃさんとおばぁさんが住んでいました。 おじぃさんは山へ芝刈りに、おばぁさんは川へ洗濯に行きました。 おばぁさんが洗濯していると、川上から大きな桃が流れてきました。 2008年5月6日午前中、○○県××市で、Aさん(75)が芝刈り中に、 妻のBさん(72)は、△△川で洗濯中、流れてきた桃を拾得し、最寄の 交番に届け出た。警察では、事件性について検討している。 以上は、誰もが知っている昔話を、新聞記事ふうに書きなおしました。 つぎに、供述調書ふうに書きなおすと、推理小説らしくなるでしょう。 みだりに、おなじ字句を繰りかえすと、文章に緊張感がなくなります。 事件の5W1H 1:Who(誰が)→ 自供(実行犯または命令者)。 2:Whom(誰を)← What(何を)遺体または遺骸。。 3:Where(どこで)← 遺骸または遺留品。 4:Why(なぜ)← 自供または証言、状況証拠による動機(推定)。 5:When(いつ)← 逆アリバイ(証言、状況証拠)。 6:How(どのように)凶器または手段。 記号のくりかえしも禁物、最後の「……」も禁句です。 >やはり初の推理小説だからでしょうか不慣れな事が多く…< >書きたいのは山々なのですが今現在手付かずの状態でして…< >分かっていても中々理解し難く…< >そんな方を羨ましく思う事がただただ…< 筆者の弁解や“口癖”のような“書き癖”をなくしましょう。 三段論法を学ぶ ~ 自分勝手にきめつけない ~ AさんはBさんの夫で、BさんもAさんを愛してるから二人は幸せだ。 こういう書き出しで始まると、読者は退屈します。文豪トルストイは、 つぎの警句にたどりつくまで、35回も書きなおしたと伝えられます。 ── 幸福な家庭はみな一様に似通っているが、不幸な家庭はいずれも とりどりに不幸である。オブローンスキイの家庭は、ひどくごたついた。 ── 原 久一郎・訳《アンナ・カレーニナ 19691030 新潮社》P005
お礼
なるほど。ご指摘有難うございました。 まずは自分の癖文を直し、読み手にとって読みやすい本を書くという基礎的な事から始めた方が良さそうですね。 大変参考になりました。自分が納得行くまで何度も書き直し、良い作品が書けるよう頑張ります。