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外資系企業への道へ・・・・・
こんばんは。お世話になります。 今、二十歳で社会人をしています。正直、色々な面であんまり満足していません。金銭的な面でも、生活的な面でも。ただ、あと一年だけ今の仕事を悔いを残さずに思いっきりやりたいと思ってます。辞めた後はアメリカに四年間留学したいと思ってます。前々からTOEFLの方を勉強をしていてアメリカへの留学の準備は始めています。そこで一つ質問なんですけど、アメリカにもし行けるようになった場合は大学ではどのようなことを学べばよいのでしょうか?あと今から金融のことを勉強をした方がよいのでしょうか?そのような経験をした事があるかたや外資系金融に入っている方はぜひ、他にも詳しい方がいらっしゃいましたらぜひ、教えていただけないでしょうか? 甘い考えなのかもしれないと思いますが、可能性があるならばそれに向かって突き進んでいきたいと思っております。
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- harepanda
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外資系で仕事をしています。ただし、金融ではなく、通信です。 目標をどの業界に定めているのか分かりませんが、別にわざわざ留学などしなくても、直接、外資系への転職は可能です。日本の業界について深い知識を持ち、日本法人の状況をきちんと英語で説明できるならチャンスはあります。また、TOEFLやTOEICでどんなに高得点を出そうが、周囲には怪しい英語がたくさん飛び交っているので、テストの得点よりも、簡単には押し切られないだけの交渉力のほうが重要なのです。 米国企業の特徴のひとつに、「人事部が面接をして、その後に配属を決める」のではなく、「上司となる人物が、直接、面接を行う」ことが指摘されます。つまり、ジェネラリストではなく、専門分野の知識を持っている人を求めているのです。理由は簡単で、本国では大企業であっても、日本法人は小さな会社であり、新卒の人間を長い時間をかけて育て上げる余裕など無いというパターンが多いからです。中途採用につき、即戦力であることが求められます。 給与水準は業界によって異なり、私の場合は通信業なので、NTTの給料に引きずられる形で給与が決まります。ただし、年棒制につき有給休暇を取っても休暇中は残業代がつかず基本給まで給与が下がってしまうとか、少数の若手社員で多数の高齢者の高福祉を支えるため控除額が異様に多く手取りが少ないなどという現象はありません。また、カジュアルウェアや時差通勤、うっとうしい日本語の敬語からの解放などというメリットを享受してしまうと、もう日本企業には戻れません。女性の場合、産休がとりやすいのもメリットですね。 給与は金融のほうが高いのは確実です。ヘッドハンターから電話がかかってきたことがあります。「某大手金融企業が、あなたを欲しがっている。転職すれば給与は2倍になる。ただし、日本の銀行への接待が多いので拘束時間が長くなること、酒が飲めることが必須条件とされている」。即刻、断りましたが。 金融の場合、MBAがものをいうのは確実でしょう。しかし、アメリカにおいても、大学でマーケティングを学んだ人間は、現場での評判は悪いものです。ジャガイモの購入と流通をなりわいとしている会社は、ジャガイモ栽培農家から、「ジャガイモが土の中に出来るのか、木の枝に生るのかも知らない連中」だと馬鹿にされています。このような農家の不満には、ジャガイモ価格が下がっており、生き残った数少ないジャガイモ購入・流通業の会社が、みえみえで談合を行っていることへの批判という要素もあります。金融の専門業者なら別ですが、製造業やサービス業などの分野では、MBAの持ち主は、現場を知らない役立たずという評価を受けるのが普通です。まして、日本式の現場力を重視する会社文化では、ますます場違いな人物という評価を受けることが確実でしょう。 アメリカ人やイギリス人の文化では、物事を型から考える傾向があり、他人の思考過程を理解しようという意識はありません。これと戦い、堂々と議論を成立させることが出来れば、アメリカ人は、やり易い相手です。少なくとも、オーストラリア人のような人種差別の傾向はありませんし、こちらの言っていることを理解する能力も十分にあります。よく外資系の弊害に、日本人だけが群れて愚痴をこぼしあい、「どうせ外国人には分からない」「日本は特別な市場なんだ」などと話していることがあります。しかし、これについては、はっきり申し上げれば、「自分たちの文化やビジネス慣習を上司に説明できない日本人従業員にも、問題がある」と私は考えています。先日、私の直属上司が退社してしまったのですが、彼は私と完全に同じ見解を持っていました。「日本ごときを特殊な国だと思っている会社は、絶対に中国とインドでの成功は不可能である」と。 これがドイツ企業だと全く事情が違い、何にでも興味を持ち異文化交流を好むドイツ人の美徳が生きているのですが、逆に、安易な回答をすると、「なぜだ?」と速攻で返されます。根拠のないことは単なる一般論であるか、もしくは、なぜかは知らないが日本の業界ではそれが慣習になっている、などと言い返さないと、自分の意見を持っていない人物という評価を受けてしまいます。また、子供が小さいうちに将来の進路を決めてしまうというドイツのすさまじい学歴社会が影響し、ビルの掃除人などに「どうせ中卒だろ」くらいのことは言います。 また、外資系企業一般の傾向として、日本人に対する業績の査定は厳しいものになることは覚悟しておきましょう。何しろ日本は物価が高い部類に入るので、「なぜ日本人のヒラが、オーストラリア人のマネージャより高い給与をもらっているのだ」という目で見られるのです。それを乗りこえる業績を出している人だけが、会社で生き残ることが出来るのです。
- fumidai
- ベストアンサー率33% (34/103)
否定的なコメントでもうしわけありません。 外資って魅力があるのでしょうか? 実績をあげれば報われると言うのは、ほぼ正しいのですが、悪い面もあります。ご存知でしたら、余計なおせっかいですが、老婆心ならが、思いつくままに列挙しました。 1. ある意味、日本以上に上司の言いなりです。上司の評価が全てという会社が多々あり、「生意気なやつだ。止めさせたい」と思われたら、完全におわりです。上司以上に切れるところを見せたりしたら、クビを切られかねません。でも、部下でもプロとして尊重されるところは、私の想像をはるかに超えていました。上司がプロの判断を無視して失敗したら、さらに上の上司にクビにされるからかと憶測しています。誤判断の被害が大きいほど、トカゲの尻尾きり、犠牲の子ヤギが必要です。 2. 実績成績で下位5%は退職を強要されたりします。当たり外れなど言い訳にならない例があります。 3. 止めさせられるときは、別室に呼ばれて、「クビ」といわれて、席に戻ったら、立会いの上、机の中身で私物を選別しろと言われ、コンピュータの利用権限は取り上げられていて、退職の連絡のメールも発信できなかったとの事です。 4. 職位が上になるほど、酷い仕打ちと役得があり、酷い仕打ちの例として、勝手に「退職したい」と言った事になっていたりします。日本でも、リストラが酷かったときに同様の事を聞きましたが、一般的に外資は日本国内での活動でも労働関係の法令順守状況に疑問があります。「訴えてやる」と思った事も多々あります。 5. ANo1さんと同じ事ですが、米大手企業の弱小日本法人に米本社から「東大卒xx名、慶応卒xx名採用しろ」との命令が来たと聞きました。担当者は、採用が不可能な事を説明しきれなかったそうです。要は、学歴は関係ないなどというのも、本音としては、どこまでホントか?と重大な疑義があります。相手企業が実績のある即戦力を求めているのか、新人を丁寧に育てたいのかによってぜんぜん違います。5年後の25歳では、新人では無いと思われます。さらに修士をとるのに年数を費やすのは得策ではありません。可能性はゼロではないでしょうが、期待はできません。 6. 正直なところ、アメリカはあまりお勧めしません。純粋な日本人にはついていけないと思っています。日本人を捨てる覚悟が必要と確信しています。だからといって、イギリス、シンガポール、香港なども長短所がありますね。
お礼
回答ありがとうございます。 否定的なコメントでも、こういう現実の裏と表の面を知れて良かったです。 不十分な質問にわざわざ回答していただき、ありがとうございました。
- my3027
- ベストアンサー率33% (495/1499)
外資でどんな仕事をしたいかによると思います。 金融、投資関係であればMBAが一般的でしょう。学部卒ではダメなので、最低でもMBAです。現在の外資投資会社は日本の一流大学出で実務経験のある人や、海外MBAホルダーを雇ったりヘッドハンティングしてきます。金融工学の方面であれば、それ関連の学部で理数関係の勉強が必要になると思います。 質問者さんのバックグランドと目標が漠然としてしていて適切な助言が出来ないのですが、そこを筋道立てて計画しないと徒労に終わります。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに、外資系金融の具体的な仕事に関して漠然としたイメージしか持っておりませんでした。焦らず、もう少し全体像をつかんでそれから決めてみたいと思います。 分かりにくい質問に適切な助言ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 外資系企業の厳しさについて改めて認識させていただきました。 人生長いので、焦らず調べていきながらやっていきたいと思います。 質問の内容が漠然としていて答えにくいと思っていたのですが、 長い文章で真剣に答えていただきありがとうございました。