もうずいぶん前の事なので、お役に立ちますかどうか。
あ、ちなみに私が通っていたのは、関西の人なら大体が名前を知っている料理学校でした。大きな駅には大抵一校あります。
実習は、大抵3人のグループでやりました。(講義はもっと多い)
平日の夜など、込み合う時間は人数が増える事もあるようです。
一回の実習で作る料理は3品(例えば、だしまき卵、ほうれんそうのおひたし、豆腐と油揚げの味噌汁、とか)のことが多いので、一人一品作れるように、と言う配慮かと思いました。
楽しいし、さすがに教え方が上手だし、あまり家では食べたことの無かった食材(例えば、とうがんは私はここで初めて食べました)の扱いを教えてもらえて勉強にもなるし、その点は行ってよかったと思います。
ただ、料理学校に1年行くより、自宅の食事を1ヶ月真面目に作るほうが、よほど力がつくなあ、とは主婦になってからの感想です。
第一、献立を考えたり、残った材料を使いまわす方法なんて、教えてもらってないぞ!でも、家計を預かるとこれが大問題。一番大変です。今でも苦手。
それに、義母と一緒に料理をすれば、「このやり方は学校で習ったのと違うなあ」と思っても、この家のやり方はこうなんだからあわせないといけないし、
味付けも私の好みと、学校で教わった味と、向こうの家の味とはまるで違うので、教室で使っていた教本は殆ど役に立たない。
一番役に立ったのは、ベターホーム協会の「お料理一年生」という冊子。いろんな用語や、食材の扱い方が載っていて便利です。
知人が行っていて、たまたま見せてもらってとても良かったので買って貰ったものです。
知人宅でも、他の教科書はしまい込んでいたから、あまり見ていなかったんだろうと思います。
で、私なりの結論ですが、今、自宅で料理する機会の多い人はあえて行く必要は無いと思います。
そういう人は、自分で本を見ながら勉強すれば充分でしょう。もう基礎は出来てる訳ですからね。
ですが、今までそういう機会が無く、身近に気軽に教えてもらえる人がいない場合、料理学校はいいですよ。
包丁の持ち方、まな板の前に立つ角度まで教えてくれます。とっかかりには一番です。こういうのは本で読んでも今ひとつイメージ湧きませんし。
ご自分の現在の実力と環境次第ではないでしょうか。
余談ですが、お見合いの時はお料理習ってます、というのはポイント高いみたいですね。
でも、いざ実践、の段階になると、「習ってたのにこの程度?」と言われてしまう事もあるので注意が必要ですケド。
行くにせよ、行かないにせよ、真剣にやらないと身につきませんねー。(実感)
お礼
ありがとうございました。たくさんアドバイスいただき、考えてた結果行くのはやめる事にしました。