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国債の大量発行の影響

国債の大量発行が日本の金融市場に与えた影響について教えてください 国債が大量に発行されるようになったのは、金融自由化の影響ですか? 国債が大量に発行され金融資本市場はどのように変化したのでしょうか? よろしくお願いします。

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回答No.2

1.国債大量発行の理由 ・ 最初は1965年の不況対策で国債が出されたのが端緒です。 ・ それ以前は戦前戦後のインフレへの反省から均衡財政主義が採用され、国債が発行されることはありませんでした。また、日銀法で日本銀行が国債を直接引受けることが禁じられていたことや、日本の金融市場は株式や債券といった直接金融市場が育成されていなかったことから、発行しても消化できそうもない、といった事情もあって発行はされてきませんでした。 2.引受の大規模化 ・ 1960年代末以降、赤字財政が累積するにしたがって赤字国債の発行は恒常化していきました。国債の消化についても発行されたものを日銀が即市場で吸収するとか、民間銀行が引受シンジケート団を組成して(というより大蔵省に組成するように指導されて、ということですが)買い受ける体制が整っていきました。 3.債券市場の成立と金利自由化 ・ 1970年代中ごろになると、国債の発行量が多くなりすぎて、金融機関側から消化しきれないという苦情が多くなりました。その結果、金融機関は引受けた国債を市場に売りに出してよいことになりました。これによって債券市場が急激に成長することになります。それとともに、従来は行政側が決めてきた長期金利体系が市場の需給関係で決まるようになり、金利の自由化を後押しすることとなります。また、債券市場に厚み(残高)が生じたことで、日銀の金融調節手段が増え、政策がより機動的に行えるようになったという効果もありました。

その他の回答 (1)

noname#209756
noname#209756
回答No.1

国債は建設国債に限定されなくなってから増えたのでは。当然信用も落ちますし。消化しないといけません。確かそれで制度も買わせるようにしたような。

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