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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:小説の一文を、映画のセリフに引用する際の著作権について)

小説の一文を映画のセリフに引用する際の著作権について

このQ&Aのポイント
  • 映画学校で卒業制作の短編映画を製作する際、海外の小説の一文を脚本のセリフに引用したいと思っています。
  • しかし、大賞を受賞してDVD化する可能性もあるため、著作権の問題が気になっています。
  • 作家の実名や作品の一文を使用する方法や、許可を得る手続き、費用について詳しく知りたいです。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

まず、(1)の作家の実名、(4)作品名を台詞質問文にあるような文脈で使うことについては問題ありません。 (2)の、小説の中の文章を使う点については、著作権が問題になります。ただ、その場合も、著作権がすでに消滅していればどのように利用しても構いませんので、まずそれから調べましょう。 外国人の著作権についても、日本国内においては日本の著作権法に基づいて判断されます。日本の著作権法においては、小説の著作権の保護は作者の死後50年ですので、死亡年によってはすでに著作権が切れています。 ただ、外国人の著作権については「戦時加算」という問題があります。これは、第二次世界大戦の戦勝国の著作物については、日本における保護期間を延長するという取扱いです。もしこれに該当すれば、50年の保護期間が10年近く延びますので注意です。作家がフランス人なら可能性が高いです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E6%99%82%E5%8A%A0%E7%AE%97_(%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95) また、質問者さんが使おうとしているのが、そのフランスの作家の原文を誰かが日本語に翻訳した日本文であるのなら、別途、その翻訳の著作権も考えなければなりません。翻訳文にもちゃんと著作権が別途成立するからです。翻訳したのは誰か、まだ存命か、ということを調べてください。 フランスの原文の著作権がきれている場合で、質問者さんがそのフランスの原文を独自に翻訳して映画に使う場合は問題ありません。 さて、著作権が切れていない、となった場合には、「引用」として認められるかを次に考えます。「引用」として認められるにはいくつかの要件を満たす必要があります。 http://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime7.html#3 映画の中で一文だけ使うなら量としては問題ないでしょう。あとは出所の表示をエンドクレジットあたりでやることになるのでしょうね。 次に、(3)の本ですが、本の装丁のデザインにも著作権がある場合がありますが、これも引用として問題ないでしょう。本文についても、ちらっと映るくらいなら問題ありません。 (5)の許可ですが、引用として認められる場合は許可は必要ありません。それでもどうしても心配というのなら、許可を取るのは著作権者、著作権者が存命でないならその遺族と言うことになりますね。海外だと権利を管理するための団体がいる場合もありますが。 (6)の費用は、場合によりけり、です。

xx-self
質問者

お礼

丁寧な解説・回答ありがとうございます。 なるほど、「引用」として認められる場合には許可は必要ないんですね。URLも参考になりました。 ナーバスになりすぎていました。特に心配することはないみたいですね。胸のつっかえが取れました。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • Gattack
  • ベストアンサー率22% (21/93)
回答No.1

そのような対策は、大賞を受賞してからでもよいのではないでしょうか? 大賞を受賞して、商用になるときに、映画会社なり、 DVDソフトの会社なりに相談すれば、 著作権に引っかからない方法を講じてくれますし、 どうしても変えなければならない場合は 「変更してくれ」と指示されまます。 今はただ、おもしろい映画を制作することにのみに、 集中なさってはいかがでしょうか?

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