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同期機の自己容量基準とは
当方電験3種は合格し、去年2種を受験し不合格でした。 平成19年度の電験2種2次試験の機械制御問題1より 同期電動機の入力電流0.5(p.u.)、力率1、短絡比0.8の場合 (1) 自己容量基準の単位法で表した無負荷誘導起電力E0および出力Pを求めよ とありますがこの自己容量基準とは何でしょうか ネットで検索したのですが答えが見つかりませんでした 自己容量なので変圧器などと同じ皮相電力を表す? そうすると無負荷誘導起電力と負荷電流の同相分の積(VA)これを1として単位法で計算するのでしょうか そもそも自己容量の意味が良く分かりません よろしくお願いします。
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自己容量基準とは、同期電動機の定格容量○○○KVAを1puとすることです。同期発電機や変圧器の出力や電流に適用されます。 なお電圧は、同期電動機の定格電圧○○○Kvを1puとすることです。 この基準のほかに系統容量基準があります。たとえば1,000KVAを1puとするなどで、基準値○○○KVAが指定されます。電力系統の解析にはいろいろな容量を持つ発電機や変圧器が接続されているので、系統容量基準が用いられます。 系統容量基準では系統電圧が基準になります。系統電圧によって6.6kV、22kV、154kV、275kV、500kVとかが1puになります。
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- foobar
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単位法で数値を表すときに、基準容量が必要ですが、基準容量として同期機自体の容量を使う、ということかと思います。 (すでに、数値が単位法で表されてるので、これらの基準容量に同期機の容量が使われていれば、計算自体には現れてこないかと思います。)
お礼
すでに数値を単位法で表現しているため、模範解答では基準容量について触れていなかったのですが、理由が分かりました。 ありがとうございます。
お礼
定格容量を基準の1.0p.u.にする事だったんですね。 基準値が別に指定される事に対して、機器自体の定格容量を基準にする意味で『自己容量基準』と表現していたと理解できました。 ありがとうございました。