• ベストアンサー

高断熱に部屋のドアは関係するの?

埼玉県で新築を考えています。設計を進めている工務店からの提案で断熱に関して「はて?」と思う点があります。ご存知の方ご指南ください。 建築条件:埼玉県 省エネルギー地域区分IV ツーバイフォー 総2階 地域に見合った気密断熱を目指し、部屋の扉をなるべくなくす設計をお願いしています。 最近の原油高の影響でか、コストの面から、工務店からの提案設計では、壁の断熱材にグラスウール10K 75mmの提案でした。Q値を計算したところ4.0と算出されています。次世代省エネルギー基準よりはだいぶ悪いため、断熱能を上げる相談をしましたところ、断熱材の変更と部屋間の扉を設置する事を提案してきました。 断熱材の変更は理解できたのですが、扉の設置は高断熱化に関係するのでしょうか。Q値の計算に扉の有無は関与していなかったように思うのですが。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

正直、その工務店は高断熱施工の自信がないのでは? Q値4はギリギリですよ。埼玉にお住まいとのことですが、どれくらいの性能が必要とお考えですか?高気密の施工もお考えですか? 本当の高断熱・高気密の家であれば、間仕切りがなく開放的なのが理想です。暖房機も1台でまかなえることもあります。ただQ値4ならまず無理でしょう。実際、気密の悪い施工をするとQ値はもっと悪くなりますよ。多分、全館暖房という考えではなく、局所暖房で間に合うという考えの建築会社なのでは。やはりグラスウール10Kを75mmの断熱材を使用するなら、局所暖房のほうが良いかもしれません。間仕切りがなくなりオープンになった場合、恐ろしい光熱費がかかることでしょう。埼玉は、日本の最高気温をマークしましたよね。夏の冷房も重要ですよ。気密施工していないグラスウールの家は特に危険です。壁の中で逆転結露というものが発生し、壁の中が腐る事も。建設費はローコストですか?ならばしょうがないのですが、余裕があるならばウレタンをオススメします。

miya_kuni
質問者

お礼

レスありがとうございます。 ご指摘の通り、図面上でQ値4ですから、実際には施行の状況でこれ以下になります。 埼玉県の立地で、気密断熱には目をつぶって局所暖房をするか、とことん高気密高断熱を検討するべきかを迷っています。もちろん、本来目指すべき方は後者であり、国の基準やCASBEEなどの評価も後者であることを知っています。 あとは、今の工務店では高気密高断熱ができるか?とコストです。 ご意見ありがとうございました。さらに、考えてみます。

その他の回答 (3)

  • bouhan_kun
  • ベストアンサー率19% (1032/5208)
回答No.4

狭く仕切ったほうが、小さな熱源で、最大の効率が得られます。どのような間取りで、どのような熱源(暖房装置)を導入するかによっては、効果はあるでしょう。その際、Q値などは無関係の話です。家全体の話であれば、で、セントラルヒーティングなどであれば別ですが。

miya_kuni
質問者

お礼

レスありがとうございます。 高気密高断熱をするべきといった意見と、そんなのいらないよといった意見とあり迷っています。 さらに検討させていただきます。ありがとうございます。

回答No.2

Q値の計算に扉は関係ありません。 Q値が、IV地域の次世代省エネルギー基準の2.7W/m2K程度では、とても高断熱とは言えないレベルです(現在のHM平均からみても低断熱)。 今、お住まいのところがマンション等で、中間階・角部屋でなければ、2面しか熱は逃げませんが、戸建は6面から逃げます。 そのレベルでは、とても寒く、冷暖房エネルギーも莫大に必要となります。 「地域に見合った気密断熱」というのは、ナンセンスとも言えるものです。 これは、省エネかつ快適な住まいに関しての意識レベルが足りない・レベルが低いと言わざるを得ない(特に関東以西の)建築業界、建築士が多いことの象徴です。 http://plaza.rakuten.co.jp/kitam/diary/200803200000/ http://plaza.rakuten.co.jp/kitam/diary/200802220000/ これは次の点を考えれば、明らかです。 室温22℃として、冬の平均気温が、東北地方の0℃に対して、関東地方5℃くらいでしょう。 内外温度差で考えれば、東北地方22℃に対して、関東地方17℃と23%しか変わりません。 つまり、東北地方と同じ断熱気密仕様で建てたとしても、23%しか省エネにならないのです。 断熱材を、壁:高性能グラスウール16k 90mm、天井:高性能グラスウール16k 150mm~200mm以上、床:ポリスチレンなら90mm程度にされることを強くお勧めします。 断熱材の材料費のアップなんていうのは、建築費用(施工費用)からすれば、ほんの僅かなものです。 省エネになってすぐ元を取れるだけでなく、温度差の少ない快適な住環境も得られることにつながります。 断熱が足りなくて後悔する事はあっても、断熱が良すぎて後悔することはありません。 また、サッシも熱貫流率で言えば、2.33W/m2K以下の性能のものを使うことをお勧めします。 http://www.sotodan-souken.com/retrofit/page005.html http://www.tostem.co.jp/lineup/sash/dannetu/symphony_wm/function.htm 日本では最高等級ですが、諸外国と比較すれば、全く高性能ではありません。 http://unohideoblog.seesaa.net/article/46789766.html 東京に近い気候の場合、具体的な断熱気密性能として、Q値は1.5W/m2K以下、C値が1.0cm2/m2以下を目標にすることをお勧めします。 また、家の冷暖房設備、特に効率の良い全館暖房設備(エアコンでも良い)を合わせて計画するのがベターです。 非暖房室を設けると結露の原因ともなりますし、ヒートショックを引き起こすこともあります。 全館暖房は決して贅沢ではなく、健康で快適な生活に必要なものなのです。 全館の暖房費用は、必要熱量=家の熱損失x温度差x時間 で概算出来ます。 例えば、述床面積120m2でQ値(熱損失係数=熱損失を延床面積で割った値)が1.5W/m2K、C値が十分良い場合(0.5cm2/m2以下)、内外気温差16℃で、1ヶ月に必要な熱量は、およそ次のように求められます。 1.5 x 120 x 16 x 24 x 30 = 2074kWh よって、電気代が1kWhで¥20だったとすれば、電熱原理の電気暖房機の場合1ヶ月約¥41480となりますが、COP(AFP)が4の電気のヒートポンプ方式を使えば、約\10370で済みます。 最近のエアコンはCOPやAFPが5~6程度ですので、もっと少ない電力量・ランニングコストで済みます。 (家計を考えると、次世代省エネルギー基準では、全く足りないことが分かると思います) 家の熱損失概算は、算数が出来れば誰でも計算出来ますので、こちらを参照ください。 http://www.house-support.net/seinou/keisann.htm http://www.sotodan-souken.com/list/ 参考までに、当方、関東地方で2x6に住んでいます(Q値1.3W/m2K程度、C値0.4cm2/m2)が、述床面積50坪強と広めですので、1月の全館終日22℃暖房(ヒートポンプの全館空調)の電気代は、約1万円(定圧電力契約)です。また、昨年夏の8月は、全館終日冷房27℃(ドライモード)で、¥8000台でした。 断熱仕様ですが、壁:高性能グラスウール16k 140mm、天井:高性能グラスウール16k 240mm、床:押出法ポリスチレン3種 90mm、サッシは木製フレームのLow-Eアルゴンガス入り複層ガラスです。

miya_kuni
質問者

お礼

詳しいレスありがとうございます。 やはり、扉がないからQ値が低いという説明は間違いですね。 また、「Q値は1.5W/m2K以下、C値が1.0cm2/m2以下」の目安提示も大変参考になりました。 もっと勉強して家つくりに臨みたいと思います。ありがとうございます。

  • URD
  • ベストアンサー率21% (1105/5238)
回答No.1

居間や寝室は暖房しても、廊下や玄関は普通暖房しませんよね? ドアをつけなければ居室の熱がいくらでも廊下に逃げますね? ドアをつければ廊下も断熱層の一部とみなして省エネになります あなたが「廊下もトイレも台所も玄関も全部同じ室温でなければいやだ」とこだわっているなら扉は不要です

miya_kuni
質問者

お礼

ご意見ありがとうございました。参考にさせていただきます。

関連するQ&A