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断熱材と柱

もうすぐ建物の契約です。建築条件付なので建築会社、 工務店は決められてます。木造3階建てです。 仕様書で断熱材の厚みが壁、天井共にT=50とあり、 薄いと思ったので75に増やそうと思いましたがそれをFAXで 伝えたところ、柱が90角なので75にすると通気層が15mm しか残らなくなるので不安がありますが75に増やすのなら無料でやりますとの答えが返ってきました。 それじゃあ50mmでしょうがないかー、と思いましたが 「待てよ、仕様書には通し柱、管柱105mmとあるのに この90という数字はどこから出てきたのか?仕様書に 105として実際は90を使う気なんじゃ・・?」 と不安になってきました。 105なら75mm厚の断熱材を入れても計算上30mmの 通気層が出来るので断熱材増やしても大丈夫だと思うのですが。 また、天井ももっと厚くしたいのですが天井だけ厚くして、 ということは出来るものなのでしょうか。 サッシは部屋は複合サッシのシンフォニーマイルドで南側のガラスは エコガラス、部屋以外の窓はデュオPGの予定です (ここまでする必要ないですか?) 約17坪の土地で延べ床面積は約34坪の狭小住宅になります。 宜しくお願いします。

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回答No.1

柱の太さに満たない厚さの断熱材を入れた場合、余る厚みは、通気層ではなく、ただの無駄な空間です。 通気層は、透湿防水シートと外壁の間に通気胴縁を設けて、外壁通気層として機能します。 こちらをご一読ください。 http://www.ads-network.co.jp/kininaru/01-/25.htm 断熱材の種類が分かりませんが、グラスウール10kが50mmなら、かなり最低クラスの断熱になりますので、冬は相当冷えますし、莫大な暖房エネルギーとコストが必要です(温暖な地域での話しです)。 グラスウール10kなら最低100mmを入れることをお勧めします。 天井もグラスウール10kなら200mm以上、床にXPSなら90mmなどをお勧めします。 これでも決して良い方ではなく、出来ることなら、高性能グラスウール16kかロックウールをお勧めします。 また、サッシですが、全てのサッシをシンフォニーマイルドにすることをお勧めします。 デュオPGは、非常に熱を伝えやすいアルミですから、結露フレームから冷えて不快なだけでなく、非常に結露しやすく、窓枠などにもカビや腐れの起こす元になります。 ここまでやっても、断熱性能がそれほど良いわけではありません。 断熱の良いHMでは、東京IV地域で、熱損失係数Q値が1.5W/m2Kを下回っています(気密性能:相当隙間面積C値も非常に重要で、1.0cm2/m2以下が望ましいです)。 このレベルで効率良いヒートポンプ暖房を組み合わせて、リーズナブルなランニングコストで、やっと24時間全室寒くない家が可能となります。 グラスウール10kが50mmのような提案をしてくる工務店の場合、気密断熱の知識・意識・配慮と施工レベルが、全く無いものと思われます。 気流止め施工、防湿気密シートは施工するか、畳の下に床断熱を施すか、床下点検口や天井点検口に気密断熱型を使用しているか、といった点に十分な注意が必要です。 気密断熱が悪くて困っている人は非常にたくさんいますが、私も含めてですが、気密断熱が良すぎて困っている人は聞いたことがありません。 省エネ基準も徐々に上がってきていること世の流れもあり、今の標準も昔の寒い家と評価されることでしょう。 断熱材のグレードと厚さの変更は、材料コストだけの僅かなアップだけです。 冷暖房費ですぐに元はとれるだけでなく、温度差の少ない快適な住環境も得られますので、可能な限り良くすることをお勧めします。

blueY
質問者

補足

まったくの無知でした(建築会社も??) 外壁通気工法のサイトを拝見してやっとわかりました。 ありがとうございます。 印刷して見せたいと思います。 床下断熱はEPS4号を入れるとの説明がありました。t=30 との事なので2枚重ねるということでしょうか。 でも居室の下地の下だけのようなので廊下やトイレ、洗面と 浴室にも入れたほうがいいですよね、要するに1階の床下全部。 防湿気密シートはもともと仕様書にないのですが、透湿防水紙は ありました。追加していただこうと思います。 ご指摘のとおり気密断熱の事はあまり知識、施工していないように 思えます。 床下点検口はつけるとの話がありましたが、天井点検口の存在は しりませんでした。すみません、気密断熱型について詳しく 教えてくださいますか? 建築条件ははずせないので不明なところをオープンにしてもらいつつ 施工となりますがきちんと施工がなされるのか不安になってきたので 第三者監理サービスをお願いしたいのですが、ご紹介していただいた 所は大阪ですね。交通費出せないです・・。こちらは東京都なのですが ご存知な所ございますか? 重ねてお願い致します。

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その他の回答 (6)

回答No.7

その工務店でいいのですか? 建築条件付契約にしたがって、すべての契約の解除も視野に入れて考えても良いのではと感じました。 ごめんなさい、読み捨ててください。

blueY
質問者

お礼

そうですね。 解除も視野に入れて考えて結論出そうと思います。

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回答No.6

>次世代省エネルギーには準拠していないとの 次世代省エネ基準であっても、IV地域では、Q値2.7W/m2K以下、C値5.0cm2/m2以下しかありません。 これでは、標準的な120m2程度の広さの場合、効率良いヒートポンプを使っても、全室冷暖房した場合、年間冷暖房費は10万円を軽く超えるはずで、とても省エネとは程遠いレベルです。 Q値1.5W/m2K、C値1.0cm2/m2程度が望まれます(C値は気密測定が必要です)。 真冬の室内と外気の温差差の平均を考えれば、東京17℃くらいで、東北22℃くらいでしょう。 この温度差は、東北と比べて僅か23%しか変わりませんし、夏の冷房負荷が大きくなること考えれば、次世代省エネ基準のナンセンスなことが分かるでしょう。 >サイディングではない様なのですが、これでは外壁通気工法をしてくれとは言えないでしょうか。 聞いてみてはいかがでしょうか。 モルタルでも通気層工法もあるようですが、金具止めのサイディングか、塗り壁が好みならデラクリートコンクリートボードの方が良いように思います(地震を考えると私はモルタルは選びたくないので)。 ただし、デラクリートなどはコスト上がるでしょう。 なお、モルタルでの簡単に通気層をとる方法もあります。 http://www.ads-network.co.jp/ziten/A12-02.htm 下の方のエアパッセージシートというものです。 ただし、通気層の大きな目的に、防水がありますが、この効果は疑問です。 http://www.doctor-sumai.com/bbp02.php?itemid=453

blueY
質問者

お礼

断熱材の件はコスト的にもあまりかからないと答えて下さり、今度 施工会社を含め打ち合わせすることになりました。 外壁通気の件、聞いてみました。 やはり通気層は設ける仕様は標準ではないようです。 がこれも施工会社の現場監督と打ち合わせて可能であれば やってくれるとのことでしたが、あまり期待出来そうにありません。 いろいろアドバイスありがとうございました。 大変勉強になりました。

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回答No.5

>床下断熱はEPS4号を入れるとの説明がありました。t=30 >との事なので2枚重ねるということでしょうか。 EPS4号は熱伝導率は比較的大きいため、断熱性能は良くありません。 t=30とは、30mm1枚ですから、XPS3種でいえば、わずか20mm程度の断熱性能しかありません。 はっきり言って、相当プアーです。 こちらをご覧ください。 http://www.sotodan-souken.com/list/ このため、床断熱はXPS3種が使われることが多いです。商品名で言えば、スタイロフォームなどです。 下記にあるHMの例を示します。 http://www.millcreek.jp/performance/heatproof.html このXPS3種90mmくらいを当たり前と考えた方が良いでしょう。 柱がもっと太く壁厚がとれる場合には、壁の断熱材は、厚さ一杯に入れるのがベターです。 IV地域の拙宅は、壁に高性能GW16kを140mmですが、熱損失を計算すると、これでも十分な訳ではありません。 床断熱は、畳の下も全てに必要です。 在来工法で、特に注意すべきは、階段下や押入れの下など床貼りの必要無い部分です。 こういった部分も他と同様に施工すべき部分です。 玄関土間と風呂の断熱は、基礎立上がりに断熱材を入れる基礎断熱が必要です(無い可能性高く要注意)。XPS3種50mm程度が望まれます。風呂部分は、断熱気密ラインの内側にする注意が必要です(そうしていない工務店も未だにあります)。 http://www.ads-network.co.jp/kininaru/01-/13.htm http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/514 >床下点検口はつけるとの話がありましたが、天井点検口の存在は >しりませんでした。すみません、気密断熱型について詳しく >教えてくださいますか? 下記のようなものです。 http://www.mew.co.jp/sumai/catalog/pagepdf/KFCT1A319-618.pdf http://www.mew.co.jp/sumai/catalog/pagepdf/KFCT1A217-462.pdf http://www.njkk.co.jp/product/opening/block_f/index.html http://www.joto.com/yukashita/yukashita_top.php 地域分類があるものは、IV地域にお住まいでも、I地域に対応したものを使うべきです。 参考までに、あるHMの施工例です。 http://sfc.jp/ie/tech/comfort/com02.html さらに、気流止めは、在来軸組の断熱気密の構造的欠陥を是正するために必須のものです。 関東以西では、今も風通しが無いと柱が呼吸できないなどと、バカなことを言っている工務店や建築士さんが多いので、気をつけてください。 こちらの住宅金融公庫の工事仕様書を全て目を通すことをお勧めします。 http://www.itcprince.jp/17140653jikugumi.pdf >第三者監理サービスをお願いしたいのですが、ご紹介していただいた >所は大阪ですね。交通費出せないです・・。こちらは東京都なのですが >ご存知な所ございますか 第三者監理ではなく、第三者検査ですよね。 ここには頼んだことはありませんので、どうか分かりませんが、 http://www.sakurajimusyo.com/expert/tatemono-tyousa.html などは、どうでしょうか。 ここの、この建築士さん http://t-ohshita.com/ などは、断熱気密についても詳しいように見受けられます。 なお、お金は多少かかりますが、住宅性能表示も受けることをお勧めします。 http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/hinkaku/070628pamphlet-new-guide.pdf 耐震等級、省エネルギー等級、劣化の軽減、維持管理などは、最高等級を取るべきでしょう。 耐震等級3だと、安全性が上がるだけでなく、割高な地震保険が30%割引になり、元もとれます。

blueY
質問者

補足

大変参考になりました。断熱は新省エネルギーには準拠してるが、次世代省エネルギーには準拠していないとの返事でした。できるだけ厚くするか、高性能のものを入れるよう言ってみますが。 あと外壁通気工法ですがたいへんな見落としがありました。 外壁はボーダータイル張りの所と弾性リシン吹きつけがあり追記に novopanSTB9mm、透湿防水紙、軽量セメントモルタル16mmとあって、サイディングではない様なのですが、これでは外壁通気工法をしてくれとは言えないでしょうか。結局構造図を貰ってないので詳しい事がわかりません。契約してからという姿勢です。 無知な私にもう一度教えてください。

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  • sakiganai
  • ベストアンサー率23% (8/34)
回答No.4

貴方が新築計画の、木造3F建ての住宅は、構造計算書を、確認申請の中に添付しています。どこの、誰が、設計しても、構造計算書が無いと、建築許可が下りません。その計算書の中には基礎の大きさ、柱の太さETC など全ての構造材の大きさ、断面、が明記しています。貴方の質問の柱もキチンと太さは書いています。1F、2F、3Fと。太さは120ミリ以上は必要です、貴方の聞き間違いではないでしょうか、まして狭小住宅なら、通し柱は135ミリ~150ミリは必要です。 地震が多発している、昨今、建築基準法には、品確法があり、2001年から~今日、一番需要が多いのは、(住宅性能表示制度)の中で「構造の安定に関する事」が皆さん気にしています。∴HMの1級建築士に、貴方が判るように説明を求めましょう。クライアント(建物の発注者)は、権利があり、設計者は説明義務があります。良い家を建ててください。

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回答No.3

断熱については、既に1さんがご説明されていますので 私は、特に申し上げることはございません。 ところで、 構造上の話なのですが、木造3階の柱だと、 90角ではとても持たないはずだと思います。 105でも、どうかなと思います。 法律上も1階の柱は、構造計算によらないのであれば、135以上確保とあります。 ご質問とは関係しないのですが、少し、気になったもので。 失礼しました。

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回答No.2

ANo.1追記です。 先ほどのリンクだけだと分かり難いかもしれません。 こちらもあわせてお読みください。 http://www.ads-network.co.jp/seinou/se-6/se-6-08.htm

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