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後天的な「脳機能=才能」の開発について
ある人は高度は方程式を一瞬にして俯瞰し数十秒のうちに解を見いだしますが、「それ」がない人間は1週間かけても理解できません。また、同じ時期に楽器を始めても、たかだか数ヶ月でプロ顔負けの演奏技術を習得しますが、「それ」がない人間は10年たってもできません。これはスポーツ、その他の学問、芸術、経営、あらゆる分野で「才能」という言葉で表現されるものでしょう。が、果たしてこの「才能」というは生涯固定化されるものでなく、プログラム教育、また瞑想や暗示による覚醒、自己認識の変容、習得のための方法論の模索、確立によって後天的に獲得できる可能性はあるものでしょうか?最近の事例では、事故で脳に損傷を受けた高齢者が、天才的な画力を発揮し芸術家に転身した事例もあり、脳の可能性=可塑性には人知を凌駕する未知領域があるのではとの仮説をもつに至る次第です。これについて見識をお持ちの方、ご意見をおきかせ下さい。
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個人的に「全ての現象には、原因・理由が存在する。」という大学の教授が言っていた言葉を強く信じている人間です。 「才能の発生」に関しての問題は二つの考え方が出来ます。 ひとつは内的要因ともうひとつは外的要因。 最初に内的要因に齎〔もたら〕された「才能」に関して。 例えば、数学の定理を理論を築いた数学者・物理学者の幼少期は数学の訓練を親からさせられていた様です(強制的に)。 又、有名な音楽家の方々も、幼少期に訓練を親から強制的にさせられていた様です。 こうして見ると、訓練(練習)をして、才能と変化していると言えます。 そして、その訓練の過程で直感は磨かれるとも言えます。 上記は『道徳的想像力(ルドルフ・シュタイナー)』を元に記述して見ました。 三島由紀夫も同じ事を書いていた様な気がします。 以上が、内的要因で以っての「才能」。 もうひとつは、外的要因によって、齎〔もたら〕された「才能」に関しては、現在の科学では解明されていないだけであって、後々「脳障害」等と関連付けられ、論理的な回答が出現してくると思いますよ。 ただ、今の科学では分からないだけだと思います(から、オカルト的な扱いをされる分けで)。 名言でもありますよね。 「天才とは、努力出来る人。」みたいな言葉が。
お礼
丁寧な回答、ありがとうございました。今後の参考にさせて頂きます。