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これからの教員採用数
今、団塊の世代の大量退職の影響で教員採用数が増えていますが、これから減っていくと聞きました。 減っていくのは大体いつごろからなのでしょうか?? 来年、再来年あたらりから激減してしまうのでしょうか??
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こんばんは。 参考URLは、東京都教育委員会が都民向けに発表した資料「これからの教員選考」の中の「採用選考をめぐる現状と課題」という章です。 この資料は東京都の教員採用者数の動向について示すものですが、ここ最近の「教員採用者数の増加傾向」と言った場合、ほとんどは東京都を中心とする首都圏及び、大阪府における採用者数の増加を指すと思われますので、参考にはなるかと思います。 さて、資料を見ていただければわかるとおり、今年度末は東京都で最も多くの教員が退職する退職ラッシュです。それ以降、平成21年度から後はゆるやかな漸減傾向となることが予測されていますが、予測の中で最も先の平成29年度でも、小学校で1000弱の採用を見込んでいます。ちなみに今年度の東京都教員採用試験では小学校で1200名の採用を予定しています。私は東京都の周辺自治体での採用を希望していますが、当県においても東京都と連動するような形で小学校の採用者数は増えています(私は希望が小学校ではないのであまり喜べないのですが)。 ですから、ただちに来年度や再来年度から「激減する」というのは考えにくいと思われます。 ただし、これにはよくよく注意しなければならないことがあります。それは教員の需要の動向はなかなか読みにくいということです。例えば昨年度、平成20年度においては1500前後の採用を見込んでいることに資料上はなっていますが、実際はもっと少ない数を採用しています。あるいは、警察官などにはない「講師」という形での特殊な採用形態も見逃せません。 それから、最初に申し上げた通り、これは東京都についての話ですので、それ以外の県、特に人口の比較的少ない県では参考になりません。例えば南九州のある県や、東北北部のある県では今後もたとえ小学校であれ、非常に厳しい採用状況が続くのではないかとの予測がなされています。この点については、↓の本をご覧ください。 『教員採用の過去と未来』山崎博敏 http://www.amazon.co.jp/%E6%95%99%E5%93%A1%E6%8E%A1%E7%94%A8%E3%81%AE%E9%81%8E%E5%8E%BB%E3%81%A8%E6%9C%AA%E6%9D%A5-%E5%B1%B1%E5%B4%8E-%E5%8D%9A%E6%95%8F/dp/4472111314/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1207321049&sr=8-1 さらに、小学校枠で合格したからと言って、必ず全員が小学校に採用されるとも限りませんのでこの点も注意が必要です。よく「行かされる」「まわされる」という悲しい表現をされますが、特別支援学校(=かつての盲・聾・養護学校)に採用となる場合もあります。 とはいっても、全県で20名の採用、などかつてに比べれば教員の採用状況は確実に春を迎えています。教職志望の方でしょうか。夢をあきらめずにがんばってください。
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- zorro
- ベストアンサー率25% (12261/49027)
少子化の影響もあって見通しは立てづらいところではありますが、減少の傾向にはなるとは思いますが5年間ぐらいは激減することはありえません。