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妻に暴力を振るったDV加害者の胸の内。
現在、私(25歳)は妻(25歳)と別居して1ヶ月がたちます。 妻とは学生時代からの付き合いで結婚2年目、先月末1歳を迎えた長男がいます。私たち夫婦は、妻の両親と祖母が居る相手方の実家で家を改装してもらい、一つ屋根の下で生活していました。 ある朝、いつもと変わらぬように仕事に出た日から私はあの家に帰れなくなりました。仕事に行く私を、妻が子供を抱えて玄関先まで見送ってくれた姿を最後に、妻と子供には会えなくなりました。 しかし、私の両親はこの2日前に妻と義母から電話で「離婚を考えているので早く別居して欲しい」と聞かされていました。ですが、「最後に家族3人で仲良く夜を過ごしたいからまだ夫には言わないで欲しい。明日夫が仕事に行ってからもう家には帰ってこないように伝えて下さい。」ということでした。 私は、事前の話し合いもなく、着の身着のまま家を追い出されました。 これまでに妻に叩く、蹴る、などの暴力は自分が記憶しているもので5回ありました。これらは全て、夫や父親として自分のプライドや尊厳を傷つけられていると感じ、これまでの我慢を無にする言葉を言われたその瞬間、妻には手をあげていました。 私にとって妻に手をあげることは、妻が言ったことへの戒めとその言葉への罰を与えるつもりで、自分のしていることが妻への暴力だという認識はこれまで全く無かったです。 しかし、ある程度時間が過ぎると可哀相なことをしたと思い妻には謝っていました。これは、今思うと暴力のサイクルでいうハネムーン期に起こるのDV加害者の行動でした。 私は、妻から「離婚して欲しい」という現実を突きつけられて、初めて自分がしてきたことの罪の重さを感じさせられました。私が妻に振るった暴力は決して許されるものではないと認識しました。 それからは、本心から自分の犯した罪を反省し、今は個人カウンセリングと実用本による独学で私の根底にある怒りに対しての考え方を変えるようと頑張っています。 妻とはできることならもう一度やり直したい、というのが私の気持ちです。 しかし、別居後妻とは一度電話で話しただけで全く話し合いの場を作ってもらえていない状況です。 ですので何とか直接二人で話せる機会を持ちたいのです。 そして、私のこの気持ちを伝えたうえで、妻が本心からもう復縁は無理だというのなら、その時は私が犯した罪の責任が離婚する事ならば、素直にその石に承諾する覚悟であります。 最後に、長々とここまで言葉足らずの私の気持ちを書いたこの文章を読んで 下さった方、本当にありがとうございます。皆さまの助言・ご指導頂ければ幸いです。
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質問者が選んだベストアンサー
ANo.4です。 だいぶ色々な意見が出てきて気持ちを客観的にみつめることができたのではないでしょうか。 それにお答えしていることで質問者様のまっすぐなお人柄もわかります。 私の父はモラハラです。兄もその傾向が強い。そして私は兄からモラハラ(?)を受け、私自身がモラハラ(?)に…。 だから手を挙げたことは確かにいけないのですが、それまでの心の葛藤がなんかわかるような気がします。 暴力は振るったことはないですが、それは私たち家族が振るわれないように振舞っていただけ。DVもモラハラも「怒り」の根源は同じかと思います。 >今までの人生を基に大事に作り上げてきた心の箱庭のようなものなのです。 >単なる見栄というよりかは、自分の価値基準である自尊心=プライドであります。 >私は経済的には弱い立場ではありましたが、妻の両親に対する心の見方においては差別意識があったことは事実です。 DVをする人でも色々いると思います。 質問者様は向上心があり正義感あふれる優しい方なんでしょう。根はきっとそうです。私の父や兄がそうです。外の人間は皆父や兄が「やさしくて正義感あって向上心がある」とそう思っているはずです。兄は学級委員や生徒会を何度も経験してますが、まさに学級委員タイプの好青年だったと思います。 以下は私の想像です。 質問者様はDVは悪かったけれど、奥さんが怖がってしまったのは理解できたけど、自分が責められる者だと理解できない…そんなかんじではないでしょうか。 なかなか理解できるものではないと思います。 どなたかが理解不能だと仰っていますね。弱い立場でDVなどありえない。DVは「権力」ある者がその力をもって威圧する行為だと…。そういうのもあるかもしれません。 でも質問者様の「力」はそれとは別なんだと思います。平たく言えば、「揺ぎ無い正義心」「自尊心=プライド」がそうさせたのだと思います。 私は質問者様が、学級委員に見えます。貧しい家に入った貴公子に見えます。 どんなに不利な立場でも心が志たか~い貴公子なので、肩身が狭いと感じることはあっても心までは卑屈にならないのだと思います。 それはそれで、penkichi51さんの「強み」なんでしょう。いい意味で、長所なのではないでしょうか。きっと集団で苛めとかあっても自分の中の正義心から「やめろよ!」って人を制することができる人なんだと思います。 そうやって信頼を得てきて、自分でもその性格を疑わず、そんな自分を誇りに思い自信を持ってきたんでしょう。 そういう部分は誰だってあると思います。そこはpenkichi51さんが自信をもって大切にしてきた部分ですから間違いではないと思いますよ。 問題はその「正義心」や「自尊心を守る」我の強さ。「間違ってる相手」を戒めようとしたことでしょうか。 この当たりはもうご自分で気づかれてるかと思いますが…。 例え自分が間違っていると思う相手でもそれを「あ~。ムカつくけどそういう考え方もあるんだ~。」とか「まあそっちの立場からしたらこうだよな~。」っていう理解で自分の意見をひっこめるのではなく、「自分の意見を通そうとする、通さずにはいられない(自分の意見が正しいから)」という所が根本にあるのかと思いました。 奥様も悪いところがあったでしょう。義親も疑問に思い相容れないところがあって、その中でうまくやっていきたい思う心が「我慢」していたんでしょう。「爆発してしまった」気持ちはわかります。 でもこの「爆発」は仕方ないんじゃないんです。お気持ちはわかります。が、やはりそのような状況で暴言や暴力で相手を押さえつける行動に出てしまう人と出ない人といます。仕方なくてもなんでも、「我慢できずそのような行動になってしまう」ことこそがDV、モラハラなんです。やはりどんな立場であっても「相手を恐怖でもって押さえつけて黙らす」という手段に出てしまうことが問題なんだと思います。 >私も妻の大事にしているプライドを傷つけようと暴力を振るってきました >そう思いながらも、お互いが泥の掛け合いのような口論の末、私は子供を抱えている妻の顔を足で蹴りました。 一見、仕方ない成り行きのように思えますが、「相手を暴力で黙らす」わけですから恐怖を与えたのは確信犯なのではないでしょうか。癇癪でつい手が出たレベルではなく、わからずやの相手にちょっと効くようにやったのでしょうやったのでしょう。そうじゃないと黙らなかったからしかたなかった…。そのときは自分が「夫」として「親」として奥さんのよくない(と思った)言動を戒めることが正しいと思ってやったんでしょうね。 DVやモラハラの問題はこれなんだと思います。自分の正義や自尊心のもと、「相手を抑えつける」行動が悪いことだと思っていない。心の中で格下に思ってる人に自分の意見や自尊心を傷つけられると、非~~~常に抑えられない感情が生まれるのだと思います。 義親のことは「人間がなっていない=格下」に思っていたんでしょうね。だから義親のことは気にせず奥様を戒められたんだと思います。 モラハラといっても私たち家族のモラハラはタイプが違います。(モラハラの定義にあてはまるかわかりませんが「プライドが高いこと、そして格下の者に言い抑えようとする姿勢」が同じです) ・父→母にモラハラ 「俺は家族の大黒柱だ。俺のいうことをきけ。」という考えの持ち主。争いは嫌いだけど、思い通りにならないと不機嫌で怒る。そして母のせい。典型的モラハラ。 ・兄→妹の私、口うるさい祖母、父(祖母、父は母を苛めるから)にモラハラ 正義感が強いのか、「こいつ間違ってる。生意気。」と思う人には居丈高。自分が頭がいいのを盾に相手をバカにできる(大人になってからあまり口にしないけど心の中では思ってる)相手をバカにする思考回路こそ傲慢そのもの。「自分が正しい」と思いすぎ。「相手が悪いと思う」立場を利用して居丈高になり言葉で徹底的にねじ伏せようとするのが特徴。「お前みたいのは社会で通用しない」が口ぐせ。 真面目な人格ゆえに「正しい」と思うことには自信があって、意に反する意見を受け入れられない性格。 母に反抗した私を押さえつけるのはわかるけど、母に怒鳴る父にたてつき「あんたはバカなんだから黙ってろ」という。小学生のとき母をいびる祖母を包丁で脅すこともあり、最近は母を困らす叔母を馬鹿扱い。 私は今に兄は正義と言う名のもとで殺人するかもしれないと思ってる。 母想いで自分が正しいと思っている兄が父より不憫…。 ・私→弟にモラハラ 今はないけど、昔は弟に威圧的態度をとって言う事をきかせてました。 私はこういう家で育ったので、自分が格下にプライドを傷つけられると非常に憤慨して逆に相手の自我をへし折るとか…そういう思考が仕方ないと思ってました。私も怒るときはプライドに触られた時だったりするのですが、それは普通で仕方ないことだと。 でも、そういう感覚こそが「高慢」なんだな…と気づかせてくれたのは夫でした。 夫は文句を何も言いません。働いていない私を尊敬してくれるし、違う意見を尊重してくれます。私はプライドに触ることをわざと言うことがありますが(悪い癖だ…)怒らないし「そ~なんだ。だから自分はダメなんだよね。」と笑っています。いい意味で嫌味が通じないというか、意味は理解してるけど「怒る」にならないんです。 それがわかってくる度、なんか軽いショックを受けました。そういう人間がいたとは。 自分は心を広く持って相手を聞き入れられる人間だと思ったけど、そういうのでさえ偽善に思え、正義と自尊心は相手より上に立つために築いてきたものなのかもしれない…と思いました。 うまく言えませんが、どんなにうまくいかないことでも相手をねじ伏せようとしてしまうことこそが諸悪の根源なんだと思います。そういう風にして相手より「上」にたとうとすることがです。 口論が口論で終われば問題でなかったか?感情を押さえつけられる環境で仕方なかったのか?感情を出すことが悪いことなのか?感情をコントロールできればセーフか。 いいえ。ちょっと違うと思います。相手は自分より上でも下でもない。そもそも考えが違う相手に我慢するとかしないとかの感情が湧き上がることが、自分が相手より上と認識していることかなと思います。 想像ですが、奥様もモラハラだったのではないかと思います。手を出したpenkichi51さんのほうが分が悪くなってしまったのでしょうが、実家でありながらpenkichi51さんを自尊心を傷つける言葉で追い詰めようとしたのは、やはりpenkichi51さんがおとなしいマスオさんでなかったからかもしれませんね。だから責めたのであればそれはモラハラでしょう。義母が強くて1人娘であればありえますね。育った過程で抑圧されるものがないんですから「誰からの指図も受けない!」というカンジのわがままな姫様なんでしょう。 だから事の発端はお互い様なんでしょうね。相手も悪いと思ってるから慰謝料も養育費もとらないのかな。 でもそうであっても暴力は本当に怖いですから、やってしまったことは真摯にうけてください。あとは結論を急がず、二人ともカウンセリング受けて生まれ変わるつもりでいければうまくいくかもしれませんね。 長くなりました…。 まだ25歳です。それまでに築きあげてきた価値観にこだわっていますが、自分を成長させるためにこだわらない方がいいと思いますよ。 色んな人の意見をきいて、色んな考え方があって色んな見かたがあるんだな~と思ってください。 >私にとっての夫や父親としてのプライドとは、他人や妻でさえも一方的に踏み込まれたくはない今までの人生を基に大事に作り上げてきた心の箱庭のようなものなのです。 ええ。お気持ちわかります。怒ることも。拠り所なのかもしれませんね。切ないですね。せっかく築きあげたものが潰されたら誰でも怒り狂いそうです。 が、怒り任せにはしてはいけないので、なんとか怒らずに対処できる思考を身につけてください。身につけられていないことが、まだ自分は若いんだと思ってくださいね。
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- satuki1995
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奥様が離婚したいと考えるようになった原因が、質問者様のDVであるとの前提で回答させていただきます。 ご自身で自分がDV加害者であると認識する勇気、改善に努力する姿は素晴らしいと思います。 が、女性の立場から意見しますと、男性の暴力は男性が思っている以上に「恐怖」なのです。 私は実際暴力を振るわれたことはありませんが、「暴力を振るわれるかも」という状況でさえ体が震えました。 実際その瞬間から離婚を考えましたし、離婚しました。 その時の私の心境は「とにかく同じ空間にいたくない。こわい。」です。夫とか夫婦だとかそんなことでなく、まるで暴漢がそこにいるような…。 奥様は実際に暴力を振るわれているわけですし、 その状況を考えると私なら二度と顔は合わせたくありません。 質問者様の気持ちもあるとは思いますが、奥様から質問者様へのアプローチがない限り、 二人で話し合う機会を持つのは困難に思えてなりません。 詫びたい気持ちは「奥様がしたいようにしてあげる」ということで、実現されては如何でしょうか。それも優しさだと思うのですが…。 参考にしていただければ幸いです。
お礼
妻と離れた今だからこそ、探しても探しても見つけれなかった幸せはあの日常にあったのだと思うことができました。 二人が結婚して子供も生まれてきた今、今後離婚するとしてもお互いが事の当事者としての責任で一度は話し合わなければいけないと、私自身は考えています。 回答者様の女性として率直な意見は素直に受け止めます。 回答どうもありがとうございました。
お礼
まずは、ここまで全てのお礼文を読まれこのような長文を私の為に頂いたこと本当にありがとうございます。 今はもう私たち夫婦だけが考え方を変えて、罵り合いのない平和な家庭を築いていけば収まる問題ではなくなっています。 私はもし今後やり直せる機会があるなら妻と子供と三人で、できなかった私たち家族の新婚生活を始めたいのです。 しかし、妻の両親の言分や妻と子供がその両親の元で生活し心身共に経済的にも依存してしまっている現時点での状況を考えると、とてもあの家から出て生活を新たに始めるという気持ちにはならないことでしょう。 正直に言うと私は今でも、身着のまま追い出した妻とその両親に怒りの感情を抱いています。その日の朝まで家族を装い私を見送ったその瞬間から、手のひらを返したように私を見境の無いDV加害者として拒絶し、さらには身の安全が確保されたにも関わらず、一時保護シェルターにDV被害者として訴え匿ってもらっていることがどうしても納得いかないのです。 私が妻と結婚して今住んでいる町は親族も友人もいないまったくの新天地でした。そして別居した現在も仕事を続けています。 私には別居の理由も話し合いも機会も無く、ある日突然追い出されたあげく、そのことを私だけを除く家族の中で以前から計画されていたと知ったからです。 今私は自分がしてきた暴力という過ちを認め、その失敗から同じ過ちを二度と起こさぬようカウンセリングを受けながら過去の自分と向き合っています。 そこで私は、自分が妻側から受けた今の状況にいたる仕打ちを全て私の責任として受け止めるかどうかで非常に悩んでいます。 今でも子供と3人で過ごした最後の夜のことを思い出すと、私が置かれた今の状況の方が悪い夢の中にいるような感覚になります。 私自身このたび身を持って、女性のしたたかさと自己愛が強い人間たちの、剥き出しにされた我が身かわいさからなる醜いエゴと言わざるを得な人間感情の一部を十分に味わいました。 私はこの経験を糧にして、これからの人生を幸福な意味あるものにしていかなければいけないと思っています。