- ベストアンサー
DV加害者プログラムの効果
夫の度重なる暴力が原因で子供と家を出て、先日初回の離婚調停が終わりました。その調停で別居後、夫は自分がDV加害者であることを自覚しプログラムに通い始めたこと、夫自身自分を振り返り反省している、私は暴力が嫌で家を出たがそれは逃げただけ。大人になって話し合ってほしいという内容でした。夫との話し合いは、話し合いではなく夫の意見の押し付けでした。それでも私が言うことを聞かないと手が出る始末。私が夫の言うことを聞かない限り話合い(説教?)は続きます。夫は私が言うことは言い訳、お前の言うことが正しいのか?お前の親の教育がなっていない。お前の親を殺してやる。私も感情的になって言葉の暴力と言われるひどいことを言ってしまいましたが、夫は私の暴言に傷ついたと主張していました。 もちろん私も未熟な人間です。夫の暴言、暴力に耐え切れなくなったとはいえ、夫を傷つけてしまった。反省しております。でも私は、夫は本当に反省し、DV加害者プログラムに参加しているのか?離婚したくないから私達を取り戻すために参加しているのか?疑ってしまっています。私は夫を許せなくなったのではなくもう夫とは無理なのです。次の調停のためにも加害者プログラムについて勉強しておきたいと思いました。皆様のお知恵、アドバイスをお聞かせ願います。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
質問を見て思わず、2か月振りに回答の方に出てきてしまいました。 私もDV加害者で、もう2年以上DV加害者プログラムに通っています。 確かにご主人がご自分の意思で、加害者プログラムに通いだされたということは、大変大きな第一歩だと思います。多くの加害者がDVの自覚すらないのですから・・・。 しかし、もし加害者プログラムに通っていることをもって、「俺はこんなに一生懸命努力しているのに・・・」と自分の言い訳や正当化或いはあなたへの責任転嫁に利用されるとしたら逆効果であり、私の今通っているプログラムではこういう事実が判明した時点で、その人には出て行って頂いています。又、プログラムに通う目的はあくまで、自分のDV行為をなくし、被害者に償うことであって、離婚を回避するためではありません。 唯、加害者プログラムに通い始めた当初は、誰しも、なぜ自分がこのプログラムに通わなければならない状況になったのか理解ができず、自分を正当化したり、妻に責任転嫁したり、暴力を場合によっては認められるのだと公言したりする場面もあります。プログラムも彼らの誤った考え方をすぐには責めず、徐々に彼に気付かせるように、指導者や他の参加者の経験談などを交えながら、彼を諭していく方向へ持って行きます。通常6か月ぐらい通うと、自分のDVがどういった考え方から根ざし、どういったメカニズムでDV行為に及んでしまうのか、といったメカニズムを理解し、自分の妻にしてきたことの誤りに心から気づき、妻に対して申し訳なかった、という気持ちになるようですが、それでもDV行為を完全に根絶することは至難の業だと思います。 私の通っているプログラムでは、ここのところ、結局、離婚に発展する例が続いていますが、彼らは今までのプログラムの成果もあってか、(我々から見てもその改心がかなり顕著にも拘らず)一切自分がよくなっているなどと主張せず、唯、離婚調停などの場にあって、慰謝料や子供の養育・面会権などについて妻側の要求を100%呑む方向で受け入れるなど、妻の意向を最大限に汲むように努力されているケースが続出しています。 あなたも早計に結論を出さず、もう少し彼に時間を与えてあげれば少しは彼にも改心が見られるかもしれませんが、最終的にはあなたの意向で決めていかれれば良いと思います。 私の通っている加害者プログラムでは、被害者である妻にも指導者が必ず面会し、加害者プログラムに通わせることについて了解を求め、その後も連絡を取り合っています。 疑問がある場合は、どんどんあなたからでも指導者に相談されては如何でしょうか? もし、指導者の反応があなたから見ても疑問なら、そこはやめてもらった方がいいかもしれません。中には、結局加害者の立場を擁護することに終始したプログラムもありますから、見極めが必要です。 どこの加害者プログラムがよいかなどについては、私の過去の関連回答から検索してください。
その他の回答 (4)
- 大空 二千翔(@oozora2000)
- ベストアンサー率48% (296/616)
お礼有難うございました。 お礼文を読んで、追加コメントします。 指導者の方から連絡がないということは、少し不安です。少なくてもあなたから先方にどうなっているのか、聞く権利はあると思います。 加害者プログラムは、加害者が一方的に自己満足のために受けても意味がありません。又、それで自分がよくなったから、よりを戻さないおまえが悪いなどと逆切れされても、それは彼のあなたに対する押し付けであり、お門違い、勘違いも甚だしいです。 又、「現行の法律は女性に有利すぎ、自分は弱者だ。」という発言も多くのDV加害者がよく言う典型的なセリフのひとつです。加害者は常日頃被害者の人権を当然のように侵害しており、自分が正しい、自分の権利が通るのが当然と考えていますから、ある日「そうじゃないよ。彼女の方が正しいよ。」などと言われると、逆に自分の権利を侵害されたように感じ、被害者意識に陥るものなのです。 しかし、本来、加害者はこれまで自分が被害者に対して行ってきた人権の侵害についてよく認識し、今後は自分の意見は出来るだけ引っ込め、被害者の意向に沿う人生を送らなければならないのです。 加害者が変わったかどうかというのを判断するのは加害者ではありません。あなたの目にはっきり変わったことが認められない限り変わったとは言えません。 何より、彼の今の言動を見る限り、客観的に変わったとは当然言えないと思います。これらは皆、まさに典型的なDV的発言ですから・・・。 私のハンドルネームと「DV」と検索窓に入れて検索すると更に多くの回答を見ることができますので参考にしてください。
お礼
お礼が遅くなって申し訳ありません。ハンドルネームで検索してほとんどの「DV」関連の回答を拝見させていただきました。そしてゆっくりと考えました。大変参考になりました。 >あなたの目にはっきり変わったことが認められない限り変わったとは言えません。 そうですね。私も夫といる生活の中で、自分というものを失っていました。 別居は自分の強い意志でしましたが、頭では正しいと分かっていても、いつも夫に"申し訳ない”という気持ちでいっぱいになってしまいます。 私自身もまだまだです。でも夫も別居しなければ、DVであることを自覚できなかった、離れることは必要だった。 DVはただ単に暴力をするのではなく、どうしてそうしてしまうのか?怒りを引き起こす心のあり方にとても問題があるとoozora2000さんの回答をみて 思いました。自分の感情をコントロールするのはとても難しいことです。 長い時間がかかるのもとても納得できました。 oozora2000さんはとても親身にご回答くださり本当に感謝の気持ちでいっぱいです。oozora2000さんの幸せをお祈りしています。 そして、なにより”自分で決めればいい”という言葉は私にとって心に響きました。ありがとうございました。
- tauchacha
- ベストアンサー率0% (0/2)
以前私も夫から殴る蹴るのひどいDVを受けていました。ひどい時は知人の前でも殴られる始末でした。 >もう夫とは無理なのです。 私も質問者さまと同じで離婚を考え子供たちと半年ほど実家に帰りました。その後、夫もDV加害者プログラムに数ヶ月通っていました。 内容はよくわかりませんが、徹底的に反省させられるそうです。 このようなプログラムはあまり効果がないとよくいわれていますが、3年が過ぎましたが夫から一度もDVは受けていません。 人にもよると思いますが、私は治ると思いますし、質問者さまの旦那さまにも治って欲しいと願います。(性格もおとなしくなった気がします) >自分がDV加害者であることを自覚しプログラムに通い始めたこと 自らそのような場所へいける男性はごくマレだそうです。 きっと旦那さまは変ってくれると思いますよ。 >疑ってしまっています 質問者さまも旦那さまを信じてあげてみては? 私は夫の変っていく姿をみてもう一度だけと思い直しました。 私と旦那は徐々にならしていき、また、一緒に暮らせるようになったのは1年後でした。 私自身も精神的に病んでしまっていたので・・。 私もそうでしたが、質問者さまの受けた心の傷は時間が経てば和らいでいくと思います。 旦那さまの姿をみてから判断してはいかがですか? 離婚だけが全てではないですよ。 私の旦那には効果覿面でした。
お礼
ありがとうございます。私にはそんな自信まだまだないです。
- jamiru
- ベストアンサー率5% (170/3044)
DVはピラミッド型ヒエラルキーを形成するのに必要ですので、社会が本気で解決するようには思えません。 何故ならば、DVは下に向けられるもので、決して上に向けられるものでは無いから。 ピラミッドの上に居る人間としては解決されると困るのですよ。 解決されると、上に向けられるからw
お礼
ありがとうございます。 参考になりました。
- Dxak
- ベストアンサー率34% (510/1465)
DVの思考の典型的な状態ですね 人の話を、まったく聞かない 相手が、すべて悪い だから、何をしても、何を言っても、赦される DVで言えば、DV加害者プログラムの効果は、全く上がってません まだ、試行錯誤中の段階みたいです しかし、アメリカでは、こう言うことをすれば、DVで訴えられるとか、学習するため、新たな手、違う手で虐待を行い、虐待が繰り返されるのが、現実っぽいです (要は、同じ事をして、訴えられないように知恵を付けるだけ・・・) 日本では、かなりこう言う分野は遅れてるのが現状ですけどね
お礼
知恵をつけるだけ・・・怖いですね。 ありがとうございました。参考になりました。
お礼
ありがとうございます。関連回答も拝見させていただきました。実際プログラムに通っている方からのご回答大変参考になりました。私自身におきかえてみても、簡単に自分を変えることは難しいですね。こちらには、指導者の方から連絡がないのでどのプログラムに参加しているのか今度の調停の時にでも聞いてみようと思います。初回の調停時に手紙をもらい、現行の法律は女性に有利すぎ、自分は弱者だというようなことが書いてありました。自分はもう変わったから・・と主張していますがとてもそんな風には思えません。やはり長い時間が必要ですね。私自身の離婚したい気持ちに変わりはありませんが子供にとっていい父親になってほしいと思っています。