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ロータリーSWの種類について
制御盤を製作する仕事をしております。 今取りかかっている制御盤の操作BOXにロータリーSWが付いて いるんですが、機種によってコードの種類がリアルグレーコード のものとコンプリメントバイナリコードのものがあります。 見た目はほとんど同じなんですが、どういう違いがあるのでしょ うか?型式は富士のAC09-GZ・・・とAC09-CZ・・・です。 カタログを見たのですが、よく分かりませんでした。 直接作業には関係ないのですが、気になったのと自身の知識の 向上のために質問させてもらいます。
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そのスイッチの仕様を確認できなかったので 特定しない説明の仕方になりますが。 そのロータリースイッチは回転の途中で何箇所か停止する位置がありますよね。 端子が複数あって、多分そのうちの1つはコモン端子だと思います。 停止位置によって、複数端子がコモン端子と接したり離れたりします。 例えばこんな風に。 端子 端子 端子 1 2 3 位置1 OFF OFF OFF 位置2 OFF OFF ON 位置3 OFF ON OFF 位置4 OFF ON ON 位置5 ON OFF OFF (以下略) ONを1、OFFを0 に置き換えると2進数(バイナリコード)で +1 ずつ増えていく様子と一致します。 0 0 0 → 0 0 0 1 → 1 0 1 0 → 2 0 1 1 → 3 1 0 0 → 4 このような接点のON/OFFの組合せのものを「リアルバイナリコード」といいます。 ON/OFF が逆のものが「コンプリメンタリ(反転)バイナリコード」です。 (この呼び方は逆かも知れません) ところで、バイナリーコードのものは、こんな現象を生じます。 スイッチを回転させる時、複数の接点が同時に変化する場所があります。 わずかながら時間差の為にまたがる組合せのどちらでもない値を生じてしまいます。 例えば上の 接点 1 2 3 0 1 1 (3)から 1 0 0 (4)に変化するとき、 接点2,3 が0になるより先に接点1が1になると、 短時間ですが 1 1 1 の状態が生じます。 「全く同時に変化」でない限り、このような現象は生じます。 そしてメカ接点である限り、これは解消できません。 もちろん影響がない使途であれば問題はありません。 以下は正確に理解してなくて申し訳ないのですが... グレイコード(余りコード)はこの欠点を解決するものです。 ませんがON/OFF の組合せの並び方がバイナリコードと異なり、 隣り合う位置で ON/OFF の変化をするのが1回路だけ、という 工夫がされた並び方です。 例えばですが、こんな感じです。 OFF OFF OFF OFF OFF ON OFF ON ON OFF ON OFF ON ON OFF ON OFF OFF 他に エクセス3グレイコード(3余りコード) とかいう並び方も聞いたことだけあります。 こっちと混同してるかも知れません。
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- ymmasayan
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↓からpdfファイルを見てください。 5ページ目くらいにコード表が出ています。パリティも使っていますね。 リアル・・純 コンプリメント・・補数 バイナリー・・2進 グレーコード・・誤り防止コードの一種。+1した時に必ず1ビットしか変化しないコード体系です。 交番2進符号とも言います。 ブラシ式あるいは光学式のエンコーダー(AD変換)でよく使われていました。 http://bizmakoto.jp/bizmobile/articles/0508/26/news020_4.html
お礼
ありがとうございました。 こういう意味があったのですね。 勉強になります。
お礼
ありがとうございました。 詳しく回答してくださり助かります。