大阪の小学校に乱入して、生徒を殺した人が、「死刑になりたかったから殺した」と言っていましたよね。
酒鬼薔薇事件のせいで、短期間に死刑になった珍しい人です。
彼は人格障害とされました。
その前は統合失調症と誤診されていたようです。
恐らくですが、池袋も土浦市の事件の人の、人格障害じゃないかと思います。
人格障害は、日本では病気だと認めていません。
統合失調症の人に中には、自分は神だと確信したり、神の声が聞えて殺せと命令されたと認識して人を殺すことはあります。
でも、統合失調症に冒され、本人の意思では殺人を止めることができなかったと無罪になります。
治療が必要として強制入院にはなりますが。
が、人格障害は病気だと国は認めておらず、ちゃんと質問にも意味不明ではなく明瞭に答えられので、殺意があったとされ、病気による心身喪失、精神耗弱で判断力が著しく低下しており責任能力が無かったなど認められない。
もし人格障害を病気だとしてしまったら。
ヤクザさん 全員人格障害になっちゃって、彼らが殺人を犯しても、どんな危害を一般の人に加えようと、無罪になってしまいます。
日本の場合、3人殺し殺したら死刑になります。
例えば、家に侵入して、女性をレイプしあと、殺して、側で泣いている赤ん坊を床にたたきつけて殺して、裁判でも反省の一言も出ない人でしたが、二人であって三人殺していないので、死刑にはなりませんでしたよね。
これもどうかと思います。
この犯人も人格障害だと思います。
自分は神だという意味は、何も恐れるものが無い者って意味じゃないかと私は思います。
死刑すら怖くない。 死が怖くない。 何にも屈しないので、自分は神と同等だと自覚するのではないかと思います。
で、日本は義務教育をやり、何が良くて何がいけないのか社会ルールを刷り込むことで、争いを極力避けて集団が安全であり続けるようにするわけです。
そういう教育をしないで野放しの社会なら、強いものが他のものを支配したり、殺したりしても、いい世界なわけです。
よくできたもので、そういう社会でも、強いものが良識をもって支配していれば、共食いをしないで、集団が絶滅することを免れるわけです。
今先進国では、その共存のモラルが崩れてきて、国連の言うことを聞かないで暴走し破壊し強奪するアメリカが独走しだして、カオスの世界になっていますが、、、、
アメリカは自分達を神だというか国際警察だという自覚のようです。
彼らに歯向かえば、あっというまに絶滅させられる恐怖の世界が現実にあり、その脅威に対抗するため、ヨーロッパはEUという群れになり、小魚が、簡単に大魚に殺されない体制を確立したわけです。
アメリカにしてみれば、自分達は神なので、EUなど取るに足らない 存在で、逆らったらいつでも戦争をしかけて絶滅してやるという認識でしょうけど。
世界情勢がこうですから・・・・。
で、自分は神であるという認識は、いわゆる自分以外は存在に値しない もしくは自分次第でどうにでもできてしまうという認識なわけです。
例えばデス・ノートは夜神月は、自分は安全な状態にいながら、気に入らない人を殺せる能力を得たことで、自分の認識を絶対とする世界を造ろうとしましたよね。
自分の認識を絶対とし正義感に燃え、天国を実現しようとした。
彼に社会ルールは通用しない。
しかも自分が殺しをしていると悟られないで殺せるので無敵なわけです。
自分を神にしてしまったわけです。
その無敵モードになっているキラに「それは悪だ」と教えることはとても難しい。
そのくらいの困難さが、人格障害の人に対しても言えるのではないかと思います。
で、本当に難しいのは、その特徴を持った人をどう社会がするか。
刑務所に閉じ込めるのか、そうはせず、再教育を施すべきなのか。
脳は殺す という本を読んだことがあります。
連続殺人犯の脳を持つ人たちを20年近く研究した人が書いています。
筆者は「死刑にするのではなく、彼らは治療されるべきだ」と主張しています。
ちゃんと受け答えができるし、判断力も正確なので、捕まらない。
わざと証拠を残して警察を挑発する。
ギリギリの証拠まで残しながら、自分がやっていると警察が気付いてくれない。
困ってしまうわけです。 誰が? 連続殺人犯が。
自分の殺人衝動は悪だとわかっているが、同時に快楽で、やらずにはおられない。
早く捕まえて殺人ができない環境に自分を放り込んでくれないと困るわけです。
自分は神だとメッセージを残し、警察を挑発してあざ笑っていた人が、実は警察に早く捕まえてもらいたかったとは、誰も気付かない。
ややこしいですねぇ。。。
そういう人を国はどうするか。
これが本当の真の難しい問題なわけです。
で、酒鬼薔薇は治療を受け社会復帰するよう国は大金を出して治療するという挑戦しました。
もし 失敗すれば、国民から叩かれていたわけです。
「成功しましたよ。 第一例です」とアピールして国民に文句を言わせないようにしています。
かたや、国民の怒りを他に向けるためなのか、池田小学校の犯人はすぐ処刑されました。
凶悪さは同じだが、未成年かどうかで分かれた。
まだ未成年ならやり直しの機会を国は与えるってわけですね。
で、、、、神戸連続児童殺傷事件の犯人、本当のこの人なのか?
今も真犯人は別にいるという話がありますよね。
連続殺人犯は、知能 判断力とも正常なので捕まらない。
証拠無しで、犯人になってしまった少年。
真犯人がいたら「そいつじゃないよ」とメッセージを出すか?
自己顕示欲が強ければ出すでしょうが、異常に知能が高かったら、自己の存在をアピールすることはせず、誤逮捕をさせたままでしょうね。
とまあ 推測の域を出ませんが、日本社会は、正常な判断力を持ちながら、精神病でもない普通の人が、狂気をはらんだとき、どうするかという問題に直面しているわけです。
今まで通り、死刑にするのか、刑務所に閉じ込めるのか、それとも従来とは違うやり方、つまり性格を矯正するか。
時計仕掛けのオレンジ のようです。
誰が徳をするか であって、社会の平和のため税金を使ったわけじゃないとしたら、国民激怒するでしょうね。
バレないようにする知能は更正に関わった人はもっているでしょうから、国民を騙しとおせるでしょうね。
誰が狂っているのか?
そう考えたとき、わけわかんなくなります。
人格障害の人をどうするか。
難しい問題です
が、難しくて答えが出ないとき、「誰が一番徳をするか」をからみつめると、所詮 人格障害者も彼らの利益に利用される道具にしかすぎないわけで、殺人をする人格障害の人を救うというのも所詮偽善になるかも。
しかも人格障害者よりもっと悪質。
不毛ですねぇ・・・・。
お礼
ありがとう