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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ジェノサイド??(ダルフール))

ダルフール紛争の背後にある政治と石油

このQ&Aのポイント
  • ダルフール紛争は政府軍と非アラブ人組織の対立であり、政府軍はジャンジャウィードを支援している
  • 中国はスーダンとの石油取引で武器を提供し、ダルフール紛争に関与している
  • 国際社会は難民高等弁務官を通じて紛争に対処しており、日本とアメリカも関与している

質問者が選んだベストアンサー

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  • nacam
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回答No.3

2番です。 >キリスト教地区と非キリスト教地区は何人が住んでいるのでしょうか? よく分かりませんが、スーダンの人口が3千万人で、イスラム教徒が75%、キリスト教徒10%、伝統宗教15%だそうです。 (ただし、アラブ系は、人口の50% 他は、黒人系のイスラム教徒になります) つまり、イスラム系が、圧倒的多数という事になります。 >政府がアラブ人支持な理由を分かりましたら、教えてください。 中国は、多民族国家ですが、漢民族が圧倒的なため、漢民族主体の政治を行います。 スーダンにおいても、アラブ系、イスラム教系が中心ですから、多数派の意図に従った政治が行われるのは当然のことです。 >政府が民族問題を利用して自分たちの利益となるものを獲得していくというのが、考えられるのですが、この紛争も同じなのでしょうか? 私の考えでは、少し違うと思います。 国民の世論に押される形での政府の参加であるように思えます。 >国際社会が手を出せない理由とはどんな理由なのでしょうか? これは、2番の回答でも述べましたが、スーダン政府、スーダン人民の要求に敵対する支援を、スーダン側からできません。 物資の集積・移動・情報収集が極めて困難だからです。 一方チャド側では、北部イスラム教徒と南部キリスト教徒の間で内戦中であり、どちらにも属さないダルフール地区への支援ルートも作れる状況にありません。 そのうえ、今までダルフール地区に欧米人などがほとんど行った事が無いため、自分達以外は、敵であるとの認識が強く、国際支援組織が、ダルフールの民兵の攻撃にあう事件が多発しているため、支援が非常に困難になっているのが現実です。

suns
質問者

お礼

ありがとうございます。この問題は何年も前から国際問題としてあがっているようですが、解決の方向には残念ながら向いてないようですね。 日本はこういう問題にはあまり関心をむけられないのは非常に残念なことです・・・

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その他の回答 (2)

  • nacam
  • ベストアンサー率36% (1238/3398)
回答No.2

現在のスーダンは、イギリスの植民地時代に国境線がひかれたため、北部のアラブ人地区と南部キリスト教黒人地区、西部の非イスラム・非キリスト教徒地区を含んだ地域になっています。 そしてその中心となっているのは、アラブ人達です。 スーダンで主力のアラブ系の人達は、エジプトに支配されていた時、エジプトからの独立運動の柱として、イスラム原理主義のマフディイ運動を起こし、エジプトから独立しますが、その後エジプト・イギリス連合軍に制圧されます。 しかしこのマフディ運動の下地は残り、独立後徐々にマフディイ派が勢力を強め、現在では政権の中枢を押さえています。 スーダンのイスラム下船理主義化により、スーダン政府は、非イスラム教徒にもイスラム法の適用させた事により、南部キリスト教部族と内戦となります。 南部キリスト教徒部族には、ケニアやウガンダ、エチオピアなどが支援したため、決着がつかず、停戦となります。 この時ダルフール地区は中立でした。 マフディイ派の考え方では、「聖戦(ジハード)が宣言された時、ジハードに加わらない者もジハードの対象となる」という考え方が根本をなします。 そのため、南部キリスト教徒との戦いに加わらなかったダルフール地区の住民もジハードの対象とする事は、スーダンのイスラム教徒にとっては、当然の事なのです。 (南部キリスト教徒とは、停戦中のため手出しできない) また、ダルフールに隣接するチャドにおいても、北部イスラム教徒と南部キリスト教徒が内戦状態で、ダルフールを支援する力が無い事をスーダンは理解していたため、攻撃の対象をダルフールに向けました。 現在中国は、国の経済発展に伴い、エネルギー資源の調達に躍起になっており、政治関連に考慮している余裕が無いため、問題のある国からの調達も積極的に行っています。 国際機関は、現時点ではダルフールに積極的に手を出せる状況ではありません。 スーダン側からまともに支援は行えないのに加え、チャドでも内戦状態ですし、中央アフリカでもクーデターの頻発で、とても隣国に拠点をおいての支援ができません。 さらに、ダルフールの人達は、自分達以外を全て敵と認識しているため、ダルフール住民に国際支援組織が襲撃される事も頻発しています。 そのため、国際組織としても、積極的支援ができないでいます。

suns
質問者

補足

ありがとうございました。<北部のアラブ人地区と南部キリスト教黒人地区、西部の非イスラム・非キリスト教徒地区を含んだ地域>と書かれていましたが、キリスト教地区と非キリスト教地区は何人が住んでいるのでしょうか? また、ダルフール紛争は、アラブと非アラブの戦いと聞くのですが、この北部に住んでいる「アラブ人対キリスト教+非キリスト教」の対立ということですか?もしそうなら、単純な判断ですがキリストと非キリストの二つの集団のほうが人数的に圧倒的な気がするのですが、そうではないのでしょうか?政府がアラブ人支持な理由を分かりましたら、教えてください。また、キリストと非キリスト同士の紛争はないのでしょうか? 最後に様々な民族対立がありますが、たいていは政府が民族問題を利用して自分たちの利益となるものを獲得していくというのが、考えられるのですが、この紛争も同じなのでしょうか?最後に回答者さんが書かれていた国際社会が手を出せない理由とはどんな理由なのでしょうか? お願いします。

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  • alpha123
  • ベストアンサー率35% (1721/4875)
回答No.1

もともとはイギリスが植民地にしていた国です。奴隷貿易拠点です(隣りはエチオピア) エチオピアが植民地にならなかったのはキリスト教徒だったからです。キリスト教徒は奴隷にしてはいけないが異教徒は奴隷にして良い。 日本でもキリシタンは奴隷貿易した(東南アジアや船乗りに日本人の奴隷がいた。秀吉と家康は宣教師の奴隷貿易を禁止した) 聖書の信仰では黒いキリスト教徒が欧州を支援に来るという理解があった、アフリカ北部以外は全部エチオピア扱い(ただしエチオピアの範囲は徐々に狭くなり現在です) ダルフールではアラブ系(ムスリム系)も非アラブ系(キリスト教の手先としてかつては優勢だった)もアフリカ系だから見かけは同じです。 奴隷制度は船舶の発展で興隆するが最初の奴隷貿易は白人がアラブ人を直接捕まえ運んだ。のちには海岸部のアフリカ人をキリスト教に改宗させさせ、山間部平野部のアフリカ人を輸出させる。 エチオピアやその協力勢力が支配する地域から西海岸まで移動した人は南北アメリカ大陸への貿易に便利な地域から輸出された。アフリカ人口の1/4の若者がいなくなりのちの経済停滞の原因です。 欧州人が奴隷貿易に反省がないのはあれはキリスト教貿易商と現地の商人(キリスト教)の貿易という言い分です。貿易会社に投資して儲けただけと思っている。「黒い白人」といわれる連中がいたわけです。 アフリカの制度では土地(と作物)は農民(農耕民族)のものだが動物は遊牧民(狩猟民族)のものという「言い分」で農民と遊牧民が交易する。農民の土地にいる動物を「売る」わけです=日本でいうなら山賊が王室や武士で農民から食料調達する(一方は移動が得意で戦士だから強いのは当たり前です) 民族自決(現地人の多数)でいえばスーダン政府が正当です。英国、ソ連の影響時代には地下資源の探査は行われなかった。中国の協力で石油が有りそうということになったから「ダルフール紛争」です。 ルワンダがいい例だが少数派のツチ(遊牧民)が多数派のフツ支配することは当然と見られていた。ツチ(職業軍人部族)がフツ(農耕民)を虐殺したときは話題にもならなかった。もう打倒されたがツチ王朝は植民地支配に協力しエチオピア王朝の子孫みたいな伝説作った。ルワンダ紛争は日本でいえば幕府と薩長(倒幕派)のあらそいみたいなものです。ツチ=旧王室、フツ=革命派です。 良かった時代への郷愁はいつでもどこでもあります。 国際社会はジェノサイドと言っていないでしょう。ダルフールの難民キャンプで人口が増えるのは人為的操作です。あの状況なら日本人なら人口は増えない(^^) 20年かけてキリスト教徒を繁殖させれば選挙で勝てるという戦略です。乳幼児の死亡率が下がるだけでも人口は増えていく。

suns
質問者

補足

???ごめんなさい、よくわかりません。奴隷制度とダルフール紛争の接点は・・・どういうところでしょう? ≪中国の協力で石油が有りそうということになったから「ダルフール紛争」です≫ なぜそうなったのかを知りたいです。

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