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掛け軸の読み方と解釈を教えてください。

少し違っているかもしれませんが、 掛け軸の書の読み方と解釈を教えてください。 清々首陽節楚々江魂   宜しくお願い致します!

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  • Mr_Holland
  • ベストアンサー率56% (890/1576)
回答No.1

 漢文なので、作者本人(木村蒹葭堂)が書き下し文を作っていなければ如何ようにも読めてしまうということで、次のように読んでみましたが、いかがなものでしょうか。 【書き下し文】  清々(せいせい)タリ首陽(しゅよう)ノ節(せつ)、楚々(そそ)タリ江(こう)の魂(こん) 【訳文】  伯夷(はくい)と叔齊(しゅくせい)のみさおは、清らかで汚れのない。江妃の魂(たましい)は、すっきりとさばけている。 【意味】  清楚の代表となるような歴史上の人物を併記し、それを讃えたものか。あるいは、作者もこのようでありたいと願ったものか。 【語義】  首陽(山): 周の武王が殷を平らげて新王朝を建てたが、そのやり方は不義であるとして新王朝の禄をはむことを潔しとせず、隠棲しやがて餓死した節義の士、伯夷と叔齊の隠棲した山の名。 http://www5a.biglobe.ne.jp/~shici/tao25_q8.htm  江(妃): 唐の玄宗の寵姫で、楊貴妃のライバル。梅妃ともいう。清楚な人物であったと伝えられている。 http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/3753/binannbijo/retudenn/tou_baihi.htm   【注目する箇所】   1)「清」と「楚」と類似した意味の字を対にしている。「清楚」  2)「清」と「楚」をそれぞれ重ねることで、併記したものの清楚さを強調している。  専門家の解釈がつくと良いですが。

meg310
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございます。 当方 勉強不足のため、難しいところもありましたが、 ひとつふたつと 新しく学ぶことができました。 また 自分なりに 大まかなイメージを持つことが出来ました。ありがとうございました。 この軸は 義母が持っているもので、義母自身も 詳しく解釈できず、「先祖代々の思いをとうとう、やっと成し遂げて、 清々とした気持ちになっている~という感じかしら?」と言っていたのですが、一度こちらで聞いてみようと思い、たずねました。少しずつ勉強していますが、難しいですね・・・

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