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「散れど散れども」の意味は?
「散れど散れども」の意味は何でしょうか。 それと、「~ど~ども」は慣用句なのですか。
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前後の文脈がないのではっきりは言えませんが、「散れども散れども」と同じ意味ではないかと思われます。 厳密に言えば、已然形接続の「ども」で確定条件を表すので、「散る」という現象が既に起こっていることを前提とし、「こんなにも散るのだけれども」というような解釈になりますが、分かりにくければ、「どんなに散っても、散ろうとも」と、仮定的に解釈しても問題はない文脈である場合が多いかと思います。 「~ども~ども」は、「~」の状態が繰り返し行なわれることを、後の文脈に逆接でつなぐというはたらきを強調した表現で、慣用的といえば慣用的ですが、「~ど~ども」はあまり一般的には聞きません。 歌の文句か何かで、七音に音数を合わせなくてはならないという事情があるなどして、「~ども~ども」とすべきところを、「~ど~ども」としたのではないかと思いますが・・・ 歌や和歌の文句ではないのですか?
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サクラ やなわらばー 歌詞情報 - goo 音楽 http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND60317/index.html ↑ これのことですかね? もしそうでしたら、この場合の「ど」・「ども」は、「例え散ったとしても」という意味です。用法の詳細は、下記をご覧下さい ( ^^ ども - goo 辞書 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%C9%A4%E2&kind=jn&mode=0&base=1&row=0 > 「~ど~ども」は慣用句なのですか。 慣用句と言えるかどうかは分かりませんが、詞ではちらほら見かけますね。miirumatsuさんのご回答にもあるように、「~ども~ども」と重ねて8音になる場合に、切りよく7音に収めるために最初の「も」を取ったのでしょう。 ちなみに、与謝野晶子が昭和7年(1932年)の第一次上海事件後に書いた『紅顔の死』という詩に、「行けど行けども敵の死屍」というくだりがありますから、そんなに目新しい表現でもなさそうですね。 与謝野晶子の日露戦争:鳥飼行博研究室 http://www.geocities.jp/torikai007/bio/yosano.html
- miirumatsu
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すみません、1番の者です。 追加です。 「~ども~ども」の場合は、少し古めかしい、漢語長の文章で、しばしば用いられることはあります。 そういう意味では「慣用的表現」と言うことはできると思います。 行けども行けども雪の山、目的地にはたどりつかない。 掘れども掘れども土くればかりで、宝の箱はいまだ出ず。 このような感じで使います。
お礼
なるほどね、回答して有難うございました。
お礼
はい、その歌にある歌詞よ、答えて有難うございました。