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審判判定トラブル続出

先日行われた東アジア選手権・ゼロックススーパーカップ戦で、審判の判定に関するトラブルが続出した。 なぜこんなに多いのか? 人間が判定するものだから、時には間違いもあるだろう。 こういう試合は、見ていて気持ちのいい物ではない。

みんなの回答

回答No.4

ここで回答されているみなさんは、非常に良識があり的を得ていると思います。ニュース記事からリンクしたブログなどでは鹿島のサポーターが乱入するのも仕方がないみたいな無茶苦茶な見解をされている方が多いようです(余談でしたか)。 東アジア選手権の時と先日のゼロックススーパーカップの一件はshin_oka25のおっしゃるとおりトラブルの質が違います。 今回のゼロックス…で言うと、ゲーム中の久保が倒されたPKの判定以外は何も不可思議なことはなかったように思います。現在のルールでは「キーパーが手でボールを保持しているとき、相手競技者は挑むことができない」とあります。この「保持」には 1.手でバウンドさせている(バスケのドリブルのような状態)時や、 2.空中に軽く投げ上げた時 も含まれます。これを無謀に取りに行ったと判断されれば警告の対象になり、行為自体を反スポーツ的行為と判断されても同じく警告の対象となります。家本主審がどちらの判定したのかはわかりませんがどちらにしろイエローカードであり、2枚目のイエローということで退場処分も何の不思議もありません。 ゲーム中のPKでも久保が蹴るよりも先に広島の選手がペナルティーエリア内に進入したことを見逃さずやり直しをしています。鹿島だけに不利な判定が続いたとも言えないと思います。 一番問題となっているPK戦でのやり直しですが、PKのキッカーが蹴るよりも先に「露骨に」前方に動き(踏み出し)ボールがゴールに入らなければやり直しの対象になります。キーパーが飛び出したにも関わらずボールがゴールに入ればやり直しは行わず得点が認められます。PKについてはファールを犯したチームとキックの結果によって判定が変わります。つまりファールをしたチームの対戦側のチームが有利となるように判定します。 AチームがPKを蹴る側のチームで、キーパー側がBチームとすると…○Aチームの誰かが、キッカーが蹴るよりも先にエリア内に入る → ゴールに入る → やり直し ○Aチームの誰かが、キッカーが蹴るよりも先にエリア内に入る → ゴールに入らない → ノーゴール ○Bチームの誰かが、キッカーが蹴るよりも先にエリア内に入る → ゴールに入る → ゴールイン ○Bチームの誰かが、キッカーが蹴るよりも先にエリア内に入る → ゴールに入らない → やり直し ○Bチームのキーパーが先に前へ出る →ゴールに入る → ゴールイン ○Bチームのキーパーが先に前へ出る →ゴールに入らない → やり直し などのような組み合わせです。 曽ヶ端が「これまでのプレーと変わらなかったと思う」と首をかしげたとゆうようなことが言われていますが、それはこれまでとめれなかったり相手がはずさなかったのでやり直しにはならずスルーされていただけなのかもしれません。実際にその確率のほうが高いでしょう。 問題は今回「露骨に」出ていたか「捕球態勢に入るための許容範囲」ととらえるかであって判断基準は人によって多少違うこともあるでしょう。そこを統一するために「スタンダード」として毎年協会からビデオやDVDが配布されます。しかし厳密には多少幅があります。個人的には横っとびのために片足が少し斜め前方に出るまでが許容範囲で、今回の曽ヶ端のは「露骨」にあたると思います。 さらには「フィールドに入ったその時から試合終了の笛を吹いたのちフィールドを離れるまで」カードを出すことができます。なので試合終了後とはいえ、ゲーム中同様、判定に異議を唱えれば警告の対象となり、攻撃的な、屈辱的なまたは下品な発言や身振りをすれば退場の対象となります。 私は主審の免許があり、年間相当数の大きな大会の主審を務めています。その立場から見て今回の判定の解説を勝手ながら補足させてもらいました。審判というものは年間に何回も講習を受け、筆記試験も毎年受け、体力テストも毎年受けます。もちろん講習のために他県に出張もします。試合ごとに事前ミーティングと反省会も行います。一般的には「第4の審判」も認識されてきているようですが、大きな大会では「リザーブ副審」もいて審判団として5人いることになります。主審一人でジャッジングしているように見られがちですが、実際にはこの5人ないし4人でジャッジングしています。さらにはアセッサーと呼ばれる審判を審判する人も観覧席にいます。講習、試験、反省会、どれも非常に厳しく「不断の努力」が問われる世界です。 今回の判定基準には先述のようにゲーム中の久保が倒されたPKの判定以外は特に問題はなかったと思います。しかし、カードを乱発させることで試合をコントロールさせようという姿勢はあまり良くなかったのかもしれません。 そのことよりも、鹿島の選手の「今までは言われたことがなかった」とかキーパーから奪うとき「危ないプレーはしていない」という発言のほうがナンセンスです。現在のルールを把握していないように思います。トッププレーヤーとして大勢のサポーターに応援されて代表やスタメンを目指す立場としては、文句を言う前にしっかりと把握しておくべきことだと思います。少なくとも曽ヶ端にいたっては「蹴るよりも先に前へ動いたからダメ」とはじめの1本で注意されているのだから、それ以降は注意できたはずです。家本主審がどうとかありますが、どの主審であっても1回「これはダメ」と判定したなら、そのあと同じようなことがおこれば「やはりこれもダメ」となるのは当然です。今までの試合ではどうだったではなくこの試合においてどうかということにポイントを持ってくるのが当たり前のような気がします。 サポーターの乱入については触れずに意見書を提出する鹿島の体制にも問題があるように思います。そして「中東の笛」に乗せたような各社の報道の仕方にも問題があると思います。こうゆう報道をしているうちは日本サッカーの底上げは難しいでしょう。そして今回一番の問題発言は鬼武健二チェアマンの「審判は反省しているはず。こういう試合でJ2が優勝したのは、いいことではない。」だと思います。これには広島のサポーターも怒り噴出だと思います。 余談かもしれませんが、私は小さなころからジーコが好きでJリーグ開幕時から鹿島の大ファンでした。ジーコがいなくても現在までずっと鹿島ファンです。だからこそ今回のことは鹿島にがっかりです。ラモスが起こっているのと同じ心境です。後半35分でまだ1点リードしているのだから守り切るか追加点を取る努力をしていたらPK戦にまでもつれなかったと思う。負けを判定のせいにするなと私も鹿島の選手に言いたい。乱入した一部のサポーターは鹿島ファンに謝罪してほしい。 私もなんだか回答になってなくてすいません。

  • shevano7
  • ベストアンサー率36% (14/38)
回答No.3

草サッカーでプレーしながら、時々審判もするのでTVで見ながら どちらの気持ちもわかるなぁと思っていました。f^^; PKの場面が取り上げられていますね。少しカードは多いと思いますが、 最初に出したカードを基準にするならば致し方ないと思います。 PKは確かに蹴る前に前に動いていたと思います。 実際は危ない場面が多かった(中には首をかしげるのもありましたが) と思わなくもないですし、これから本格的にシーズンが始まるので 先日のイングランドのように全治6ヶ月なんてケガをしてもと・・・ また選手としてもスーパーカップという一発勝負の大会で勝ちたいという 意識・モチベーションが高く、アドレナリンも出ていたかもしれないし、 リーグ戦前でゲーム感がということもあるのかもしれないですし 審判としても久しぶりの公式試合で今年はこういう姿勢で行くぞという 意思表示もあったのかもしれないと思いました。 余計なことですが、別なチームの監督や選手などでそういう風に取った 人もいるのかなと思いました。 何だか回答にもなっていなくすみません。

回答No.2

審判のレベル、即ちゲームをコントロールする力や90分間同一基準で判定する判断力といったところに原因があるのはもちろんですが、 選手にも問題があります。 非常に悪質なラフプレーは最初からやってはいけないことだし、それに対する判定にファールした側が抗議するのもおかしな話です。 オフサイドやゼロックス杯のPKのような、いわゆるテクニカルファールの時も、傍から見ていて「この選手たちはルールをちゃんと把握しているのか?」と思いたくなるほど「明らかなファール判定に対する猛抗議」が多すぎます。 東アジア選手権の場合は前者、ゼロックススーパーカップは後者で判定トラブルの性質が違います。 個人的には2枚目のイエローカードで退場の場合、一度犯している反則(=警告)と同等のものをまたやっているわけで、決して審判だけの問題ではないと思います。総じてプレーヤーの自業自得です。 一発レッドの時に、イエローとレッドでゲームの流れが大きく変わるので抗議するのはまだ理解できるのです。 1994年にバックチャージが一発レッドというルールになりましたが未だに徹底されていません。 結局のところ度重なるルール改正に伴う新ルールの周知の徹底がなされてないのが元々の原因だと思います。 日本の法律も全部把握しているのは法律家くらいですよね。

  • move2008
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回答No.1

私も同じように審判の判定に関しては憤りを感じました。 今回の件についてはいわゆる誤審というよりは、多くは 1.判定基準が統一されていない、確認されていない 2.審判がゲームをコントロールできていない ことに起因するトラブルだったと思います。 選手のレベルに違いがあるようにまだまだ国による審判のレベルの違い、人によるレベルの違いがあるようです。FIFAもJFAも審判の強化には取り組んでいるかは思いますが選手のレベルアップ以上に審判のレベルアップに取り組んでほしいですね。また取り組んでいる様子をメディアでもう少し出した方がよいのではないでしょうか。 先日のゼロックススーパーカップではPK時のGKの飛び出しが早いということで揉めましたが、厳密には正しい判定だったのではないかと思われます。ただ他の試合では多少緩和されているためこの試合において厳しくとられていたため問題化していました。 オフサイド判定などにビデオチェックを入れるというような議論がありますが流れを重視するサッカーにおいては余り好ましくないとおもいますし、学生レベルにはおおよそ取り入れることはできないということを考えるとあまり現実的ではないでしょうか。 各審判への事例確認の徹底、資格更新の厳格化がさらに求めれるところです。