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医療ミスに該当しますか?
脊髄損傷で手足が不自由だった父が,風邪をこじらせたせいか高熱を出し,意識不明だったため救急車を呼びました。数日間に渡り,CT,MRIなどの検査を受けましたが,原因はわかりませんでした。熱は3日程度で下がり,意識も戻りました。それからの主な治療は,Bipapを付けたり外したりして,血中のCO2濃度を下げる訓練をするのみで,医師からは「治療すべき部分はない」と言われていました。しかし,入院後10日たったある日,医師からリハビリをして良いとの認可があったため,リハビリを行ったところ,その夜,容体が急変し,翌日に他界しました。 私が気がかりなのは,その日の夕方から,心電図モニター(心拍数や呼吸数が表示される装置)が設置されていなかったという点です。医師であれば,万が一のことを考慮して,モニターを付けるよう指示すべきではなかったでしょうか?看護師が病室を回るのは2時間に一回程度でしたから,もし,私が病室に居なかったことを考えると恐ろしいです。また,リハビリの指示も早すぎたかのように思えます。その後,死因は「呼吸不全」と告げられました。父は高齢でしたが,頑張っておりました。 このような治療を受けることは,よくあるのでしょうか?またこの場合,医療ミスに該当するのでしょうか? 長文,失礼致しました。専門の方などお見えでしたら,ご意見を頂きたく思います。
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記載されている内容を読む限りは担当医は十分対応されていると思います。医療ミスではないと思います。 手が不自由な脊髄損傷ということは頚部脊髄損傷でしょうか。 それなら胸式の呼吸が障害されている可能性があり、日頃から呼吸に余裕はなかったのではないでしょうか。(一般の方の見た目にはわかりにくいかもしれません) そういう患者さんは感染から一気に症状が悪化することがあります。 意識障害はCO2ナルコーシスでないかと思いますが、全身状態のよくない患者さんにバイパップを調節しつつMRIまでやってくれるなんて相当熱心な医師だと思います。
- morisato13
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はじめまして。お父様がお亡くなりになられたとのことでご心痛お察し申し上げます。 poccさまの書かれた文章からのみで判断させていただきますので参考程度にとどめておいてください。 呼吸不全がベースにあり、発熱や高二酸化炭素血症などで意識障害→改善したためBIPAPとリハビリを行なっている経過中に急変し亡くなった、ということでよろしいのでしょうか? 私は治療上の問題はないように思います。CTなどによる原因検索でも明らかな原因がわからず、3日で解熱し意識も改善したのであればそれに関するその後の治療は必要ないですよね。 リハビリは可能な限り早期から開始した方が予後は良いとされています。呼吸不全の方で二酸化炭素がたまってしまうような場合には呼吸筋群や上肢の筋肉を鍛えることで改善が期待できます。開始時期については病状にもよるのでなんともいえませんが。挿管による人工呼吸器管理を行なわずにBIPAPで治療を行なったところを考えますと呼吸器疾患治療に熟練した医師が治療に当たっていたようですし、その判断は妥当だったのではないでしょうか。 文面からは、ご病状が安定したからリハビリを開始し、またモニターをはずされた、という事かと思います。残念な結果になってしまった事で、poccさんとしては不信感があると存じますが医療上はまったく問題がなくむしろ10日もつけていたということで慎重な対応だった、という感想を持ちます。 問題があるとすれば、No.2の方がご指摘の通り急変の可能性について言及していなかった?ことくらいでしょうか。されていても納得できないだけなのかもしれませんが。急変は文字通り急に病状が悪化することです。当然、医師にも予測はできません(可能性がある、ということと予測することは違うと思います。裁判ではごっちゃにされていますが)。万が一を考えたら極端をいえば入院患者さん全員どころか国民全員につけなくてはなりません。もちろん、実際には危険度が高い方につけて、安定してきたらはずす、というようにしているわけです。poccさんのお父さまはリハビリも可能と判断できるくらいに改善していらっしゃったわけですからご病状は安定してきた、であるからはずした、ということで妥当と考えます。その後の監視体制については現行の医療制度下では妥当です。それ以上を望まれるのであれば自由診療の病院にでも入院するしかありません。 医療ミスか?というご質問ですが、文面からは以上のように医療ミスには該当しないと思います。妥当な治療をしていても起こりうるトラブルですのでミスではないと考えます。ただ、現在の日本の医療を取り巻くとんでもない状況、裁判結果などを考えますと、もしかしたら勝ててしまうかもしれませんから、どうしてもご不満なら専門家に相談してみても良いかもしれません。まずは主治医とよく話し合うことからお勧めいたしますが。 お父様のご冥福をお祈りいたします。
- USB99
- ベストアンサー率53% (2222/4131)
脊髄損傷で手足が不自由でII型呼吸不全があるのなら、予後不良症例です。実際、家で高熱、意識障害になった事もそれを裏付けています。病院側に手落ちがあるとしたら、急変がありうることを家族に告げなかった事だと思います。
補足
ご回答ありがとうございます。参考にさせて頂きます。
- akira-45
- ベストアンサー率15% (539/3495)
お父様のご冥福をお祈り致します。 私の父も色々と大病を患い大手術を受けており、私も医療機関への営業経験も入院経験もあります。問題なのは死因が「呼吸不全」ということです。ならば、医師なら判るはずで呼吸器を付け治療に当たるのが当然であり、看護師の巡回時に血圧の測定すらされていないのならかなりずさんな治療・管理ではないかと推測されます。医師会などに相談されみてはいかがでしょうか。 ご参考まで。
補足
ご回答ありがとうございます。 「Bipap」は呼吸器のことです。したがって,呼吸器での治療は行われておりました。今思うと,医師によるリハビリ中のチェックも無かったですから,かなりずさんな管理を受けていたと思われます。
お礼
回答者様のご意見を聞き,少し安心致しました。 確かに,担当医の治療は適切だったのかもしれません。しかし,上には記載しませんでしたが,人間性を疑うような言動の食い違いがあり,不安を覚えておりました。そのせいもあって,不信感が募ったのかもしれません。 ご丁寧にありがとうございました。