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どこからが延命治療でしょうか?
躁鬱病の父が自殺未遂をしました。 人工呼吸器をつけ、ICUに入っています。 今の状態としては、 ・最初に昇圧剤を使ったことにより、今は昇圧剤を使わなくても血圧は100~60くらいを保てている ・自発呼吸はあるが弱く、人工呼吸器を使わないといけない ・意識は病院に運ばれてからも全くなし。 脳内に血液が回らなかった時間があり、CTでも脳の色が正常ではないので、意識が戻る確立は低いといわれました。 脳内に腫瘍当はなし ・糖尿病で太り気味だったが、臓器はほぼ健康(50代) ・植物状態になる可能性が高い 家から遺書のようなものが見つかり、 延命治療はしないでほしいという内容も書かれていました。 日付が書いてありましたが、なぜか1週間ほど先の日付でした。 その日に死ぬつもりだったのが、早まったのでしょうか・・・ 医師の方の説明では、 「今後急激に容態が変化する可能性は低いので、 しばらくこのまま様子を見ましょう。 口から入れる人工呼吸器は、感染等の要因から長く続けることはできないので、 落ち着いたら喉を切開して管を通しましょう」 と言われています。 人工呼吸器を使うことは、延命治療にはあたりませんか? また他のどのような行為が延命治療になるのでしょうか? 父の手紙の意思通りにするかどうかは家族で相談しないとわかりませんが、 今の私たちに選択肢は特にないのでしょうか。 ICUに入っているため、面会も1回10~15分とされていて、 常にそばにいて声を掛けたりすることもできません。 また、植物状態になってしまったら、 その後はどうなるのでしょうか・・・
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医療従事者です。 延命治療とは 治療すれば元の(悪くなる前の)お父さん、もしくは元の状態になる可能性が見える状態になるための治療 以外の治療 かと思います。 ちょっとわかりづらいですが。 ただ状態が戻るあても無く人工呼吸器などをつけて生命を先延ばししているだけの状態ならばそれは延命治療です。 今の日本は医療やメディアが発達しすぎて患者本人の意思や家族のその後の介護の問題が置き去りになっています。 私たち医療従事者も患者さんが急変したとき、心臓マッサージをしながら「ホントにこの処置をしてこの人には幸せなんだろうか?」「こんなことをしても死ぬのを先延ばしにしているだけなのにな」 と考えてしまいます。 でも本人以外は幸せかどうかなんて判断できる権利のある人はいません。 ですのでとりあえず延命処置を希望をされない方以外は精いっぱいさせてもらっています。 ある患者さんの家族の方は言いました。 「急に悪くなった時は助かってもらいたい!と思ったけど今がこんなにつらいとは思わなかった。早く楽にしてあげたい。」 その通りだと思います。 今の私たちに選択肢は特にないのでしょうか。とのことですが、はっきり言って「ない」です。本人以外。 一概には言えませんが私個人の意見としましては「本人の希望にそう」というのが意見です。 ただひとつ忘れてはいけないのが人間は無限の可能性を秘めているということです。 可能性がたとえ1%でも元の状態に回復する人もいるのです。極めてまれですが。 他の家族の方と話し合ってみてはいかがでしょうか?
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- bulhana
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心中お察しいたします。 自殺未遂される前にお父様がご自身の意思を手紙に託したということですが、いわゆる「リビングウィル」というものです。生きているうちに自分の死に方を意思表示するという方法です。アメリカなどでは認められてることもあるようですが、現在の日本では全く認められてないのが現状です。一度人工呼吸器を装着した場合、家族の希望でもはずせないのが日本の医療です。 私も何度もそのような場面で関わらせていただきましたが、どんな命にも無駄はなく、生きてることに意味があるのだと感じます。お父様も今、どんな気持ちなのかそれは、あなたが感じることでいいと思います。決めることはできないけれど、話しかけたり、触れたりして気持ちを伝えてみてください。今はICUということですが、いづれ、のどのところに穴を開ける(気管切開)して状態に変化なければ、一般病棟に行けると思います。 あなたが、もう少し面会したいこともきっと看護師や主治医も理解しているとは思いますが、もう一度伝えてみてください。 植物状態になると、意識以外は機械で管理できますが、寝たままの状態を長期続けることで様々な弊害が起こりますが、これも個人差がありますので、どうなるのか微妙な質問です。最終的には心不全になって初めて呼吸器を外すようになります。 選択肢がない状況で大変ですが、お父様にはきっと伝わってると思います。。。お大事になさってください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 No.3の方のお礼にも書かせていただきましたが、 器官切開するかどうかを決めなければいけない状態にあります。 ここが延命するかしないか(というよりは、積極的に治療をしていくかどうか)の分かれ道のようですね。 積極的な治療をせず、最低限の栄養を取りながら 自然に本人の寿命に任せるという選択肢もあるのですね。初めて知りました。 器官切開をしなくても、いずれはICUを出なければいけません。 もっと治療が必要な方がたくさんいらっしゃるので当然です。 父は状態も安定してきましたし、一般病棟に移るのが自然ですね。 遷延性意識障害になると、3ヶ月ごとに転院先を探さなければならなくなってしまうようですね。 今回いろいろ調べて初めて知りました。 父に声はかけているのですが、何を話していいのやら・・・ 長らく話もしていませんでしたから。 聞こえているといいなと思います。
- jk7ewg
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こんにちは。 お父様の意思を大切にしようという想いがおありなのでしょうか?目の前のお父様を見ていて感じるところがおありのようですね。 私もorihime05の書き込みと同じ意見です。今は家族がどのようにしてあげたいが大切だと思います。 また、人工呼吸管理=延命処置というのは、患者個々によって異なります。お父様は、弱いながらも呼吸をしているのですから、弱い呼吸を助けているのが人工呼吸器という状態なのではないでしょうか。 血圧も安定しているようですし、お父様は今、「生かされている」というより、「生きている」とわたしは感じました。いくら人工呼吸器をつけていても、生命の限界がくることがあります。もしそのような時に、ご家族で望むことは何かを話し合うことが必要だと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 No.2の方のお礼にも書かせていただきましたが、 器官切開するかどうかを決めなければいけない状態にあります。 ここが延命するかしないかの差のようですね。 ただ、延命しない場合も、いきなり呼吸器を取ってしまうのではなく、 積極的な治療をせず、自然に任せるということのようです。 そのような選択肢もあるのですね。初めて知りました。 家族の話し合いがうまくいくといいのですけれどね・・・ 父の兄弟とは、両親が離婚してから全く交流がなく、 不安でいっぱいです・・・
ご心中お察し申し上げます。 私の義父が今、ベッドに寝たきりです。 喉から呼吸器管を通しているので声も出せず、多臓器不全を起こしているので様々な管がつながった状態。 もちろん食事もとれません。 主治医達も何故この状態で生きているのか不思議?といった状態です。 それでも意識だけははっきりしていて「痛い」とか「苦しい」の意思表示をします。 延命治療以外の何ものでもない状態ですが、意識のある人の管をはずして下さいとは言い難いです。 でも苦しむのを終わりにしてあげたいとも思います。 結局は臓器不全で心臓が保たなくなるのを待っているだけです。 本当に残酷な最後だと思いますがどうしようもありません。 とにかくご家族で十分に話し合う事だと思います。 決して結論を急がないように。 家族みんなの気持ちが一つにまとまった時、結論の出る事だと思います。
お礼
辛い状況の中、回答ありがとうございます。 orihime05様の御義父様は、意識はあるけれど、痛みや苦しみがおありになるんですね。 それも、大変な辛さでしょうね。 うちの父は、痛みや苦しみはないが、意識がない・・・意識がないから、痛みや苦しみがないんでしょうけど、 人工呼吸器だって、楽ではないですよね、きっと。 でも、それ以外の体は、元気なんです。 このまま人工呼吸器さえ続ければ、意識はもどらずともかなり生き続けられそうです。 植物状態で生き続けることを父は望むでしょうか? 母(父とはすでに離婚しています)は、 「今すぐに人工呼吸器を取って、とは(あんな人でも)さすがに言えない。 でも、植物状態で10年20年生きられたとしても、それが果たして良いことなのか?・・・」 という感じみたいです。 とりあえずは人工呼吸器をはずすことは、できないみたいです。 脳死ではなく植物状態だからでしょうか。 植物状態を維持することは、延命とはまた違うんですかね・・・? 取り留めのないことをたくさん書いてしまいました。 orihime05様もあまり無理をせず、ご自愛くださいね。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 最初の話し合いではうまく理解できなかったのですが、 担当の先生は、器官切開して積極的な治療をするのか、 切開せず自然の寿命にまかせるか、 どちらにするか話し合っておいてくださいね、 ということだったようです。 手術をするには同意書が必要ですものね。 あの場ではそう理解できなかったのですが、 状態が落ち着いたので、どうするかそろそろ聞かせてくださいといわれています。 父の兄弟とも話し合っていますが、 いろいろ問題もありそうです。 とりあえずの答えは出せても、 後々になって問題になってしまいそうです。 でも、状態が落ち着いたら、いつまでもICUにはいられないですものね・・・仕方ないですね。 医療の現場で働いていらっしゃるのですね。 きっといろいろな場面を経験して来られたのでしょうね。 大変なお仕事でしょうが、がんばってくださいね。