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民間保険から共済保険に切換えについて
転職を考えており、退職から再就職まで期間があるので 今入っている保険を共済保険に切換えようか思っています。掛け額が安い共済保険ということは判っていますが 知識はそれまでです。 共済保険に切換えがいいのか、民間保険の見直しがいい のか分かりません。 経験者の方、保険に詳しい方のアドバイスをお願いしま す。
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実は、共済を取扱う職業の者です。立場的に偏った見方になるかもしれませんが、 参考になればと思い、回答させてもらいます。 少々難しい話になり恐縮ですが、共済と保険の違い、という点では 「保険料(共済掛金)の安さ」は一概に当てはまるものではありません。 二つの本来の相違点は、「事業体系」そのもの。 例えば、保険は通常、株式企業ですが、共済は協同組合が取扱っています。 また、各種監督省庁が異なり、経営基盤となる法規が違っているので、 保険は保険業法(財務省)、簡易保険は簡易生命保険法(郵政事業庁)、 共済は消費生活協同組合法(厚生労働省)や農業協同組合法(農林水産省)による 認可・指導が元となっています。 契約者に直接関わる二者の特徴としては、 ●生保:破綻した場合の受け皿(保護機構)が整っている ●生保:市場競争化により、積極的な商品やサービス開発・広報を行う ●共済:利益を目的としない非営利団体なので、一般的に契約者還元率が高い ●共済:生協法の規定により、自己資本率・資金運用の健全性が高い あたりでしょうか。(この辺は個人的意見もあります) 「共済」と聞くと県民共済・こくみん共済等の短期生命共済を思い浮かべる方も多いですね。 #1の回答者の方がおっしゃる「60歳までは厚い保障がある」も、コレを指しているかと思います。 共済団体は生協法の規制・経営方針もあり、保険会社のような魅力的CMなどの広告宣伝を行いませんが、実はJA共済・全労済等の大手団体では、生保、年金保険に該当する商品もかなり幅広く取扱っています。 昔は、生保に比べ保障内容が簡素でしたが、近年は全く見劣りしないのでは無いでしょうか。 そんな理由から、共済は「民間保険の補助」ではなく、生涯保障の基盤としても 充分活用が可能ではないかと考えます。 勿論、「だから共済に加入しましょう」、という事ではありません。 保険であっても共済であっても、保障は個々のニーズとの合致が第一ですからね! 切り換える場合は、生保にしろ共済にしろ、無保障期間が出来ないよう注意して下さい。 また、保障を減らしている期間中に疾病を患うと、その後保障の増額が出来ない(新規契約が出来ない)という覚悟が必要です。 長文、申し訳ありません。参考になれば幸いです。
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- aooba
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あくまでも私の場合ですが・・・切換えをすすめられ、よく内容を確かめてみると確かに掛け金は安いのですが、条件が悪くなっていました、2件とも 現在保険は多様化しています、自分には今何が必要なのか、必要の無い保障がついていないか、それを確かめる必要があります、それと切換えの場合無保険の期間が出来てしまう可能性があるので気をつけてください。 どんな時に保険金が出て、どんな時に出ないのか 期間はどのぐらい保障がついているのか 自分がほしいのは、入院の保障なのか、生命保険なのか 約款をよく見てください、保険会社の都合の悪い事は小さな字で書いてあります。
お礼
なるほどですね。安さだけで保険を変えるのも考え物だということが良くわかりました。とても参考になるお答えありがとうございました。
- Magician
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共済の掛け金が安いのは、厚い保障が60歳まで(ほとんど入院も死亡もしない世代)だから、というのも一つの理由になっています。 劇的に保険料を安くするためには、共済の利用も有効ですが、共済は、あくまで民間保険の補助として使うものだと認識しています。 そんなわけで、民間の保険と共済は併用で使うべきなのですが、再就職までの緊急避難的に共済のみに切り替えるのは、(共済のみに加入している時に病気になったりすると他の保険に加入できなくなる、というリスクはあるものの)選択肢としては『あり』だと思います。
お礼
適切なご返答ありがとうございます。 自分なりに保険を考えて答えを決めたいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 安さの「共済」ではないことが理解できました。 今の時代、おまかせの保険では判らないことが多いです。 自分の保険と共済パンフを比べてみたいと思います。