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DVDの規格について
最近、東芝がDVD誌上から撤退するとの発表がなされました。 お尋ねしたいのですが、DVDの規格というものは、事実上、日本のメーカーが開発した方式(ブルーレイであれ、HDDVDであれ)に、世界中が従うということになるのでしょうか? だとすると、日本の技術は大したものだと思いましたので、質問させていただきました。 こぼれ話などもお聞かせいただければ幸いです。 よろしくお願い申し上げます。
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>東芝がDVD誌上から撤退するとの発表がなされました。 東芝が撤退したのは"HD-DVD"であって、"DVD"ではありません。 このような誤解を与えるネーミングした東芝は、初手から負けていたわけですが… さて、現行DVD規格は東芝が提案した規格に松下やその他メーカーが賛同して規格化されました。 ソニーは当初違う提案をしていましたが、後に現行規格に少し意見を入れてもらって参画しています。 今話題になっているのは報道などでは『次世代型DVD』となっていますが、これも誤解を与える表現ですね。 『ポストDVD』とでもしておけば良いのにと思います。 >事実上、日本のメーカーが開発した方式(ブルーレイであれ、HDDVDであれ)に、世界中が従うということになるのでしょうか? 事実上の標準(デファクト・スタンダード)になりますからね…法的拘束力はありませんが かつての3.5in.フロッピーディスクやCDみたいなもんです。 >日本の技術は大したものだと思いましたので 日本の技術が大したものだといえますが、それ以上に他の国の方式に有無を言わさず大量生産してしまい、他を駆逐していく企業規模の大きさや、世界のメーカーに同じ規格に参加するように仕向けた交渉力も大したものです。小さいメーカーなど恫喝にも思えたと感じますけどね。 ひとつ独自な規格をこれからも作っていく可能性のあるのは中国です。 無線LANの規格に中国政府が割り込んできて中国のみ独自規格にしてしまいました。 光学ディスクでもどうやら同じことをやりそうな気配ですね。
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- Tomywave
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ご存じだとは思いますが、現代における新企画開発については開発コストや時間の問題から1社ではほとんど難しい状態になっています。 今回のHDDVD vs BD争いの背景にも多数の企業が共同開発に参加をしています(互いに十数社)。基本的には日本のメーカーが中心にいますが、LG、サムスン、トムソン、マイクロソフト、インテル、デル、アップル、ヒューレットパッカードなど海外の錚々たる企業も名を連ねています。 日本のメーカーは大したものだと誰もが考えますが、他国の企業と同じものを作っていたら、価格競争で圧倒的に不利になってしまいます。 常に新規開発を行い、製品に付加価値をもたせなければ、息切れを起こしてしまうため、必死で前に走り続けている、というのが現状ですね。
お礼
詳しいご回答をありがとうございました。 各国のメーカーと協力して今の規格に収まっている、というのが正しいのですね。
- yoshy 1980(@yoshy1980)
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ブルーレイ一本になったことで、ハードも 普及し、ソフトも充実しますと他のハードを もっていなくても用が足りてしまい、結果的に 他のハードやソフトが必要なくなります。 また、敢えて新しい規格をだしても、 普及した物を跳ね返すのは簡単ではないですよね。 ですので、従うって言うのは少し違うと思いますよ。
お礼
>> ですので、従うって言うのは少し違うと思いますよ。 みなさまから教えていただいて、おぼろげながらわかってきました。 最初は、「世界の規格は日本のいくつかのメーカーが決めちゃうんだ。すごいなあ」という風に単純に思っていました。 ありがとうございました。
- lalala_su_san
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VHS・CD・MD・DVDもすべて日本のメーカーが絡んでいますよ。 新たなフォーマットを作るときに各メーカーが自社の特許技術をいかに入れるかで争いが起こります。それが利益に繋がるからです。 DVDの時も揉めていましたがSONYやフィリップスが譲る形でまとまりました。 今回は東芝が譲れない部分があって物別れになり対立しましたが撤退になりましたね。 消費者にとってはより良いものを統一規格で発売してほしいところですね。
お礼
>> 消費者にとってはより良いものを統一規格で発売して >> ほしいところですね。 おっしゃるとおりですね。 HD-DVDを大金はたいて買った人はがっくりきていることと思います。 しかし、デジカメもそうらしいですが、日本のデジタル開発技術というのは大したものなのですね。 ありがとうございました。
- hid_hid_hid
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http://ja.wikipedia.org/wiki/Blu-ray_Disc LGやフィリップスなども絡んでいるので、日本の企業だけが策定したものではないようです。 開発チームがどのくらいの比率でどの会社なのかはわかりませんけど、 それにしても多くの日本企業が絡んでいますので、やはりたいしたものですね。 なお、東芝が撤退したのはDVD市場ではなく、HD-DVD規格からの脱退です。 去年の年末商戦で、BDは95%のシェアだったとか。 HD-DVDを購入した5%の方々が可哀想でなりません(^^;)
お礼
wikiを拝見して、日本だけの独自の技術ではないことがわかりました。 この辺は完全に誤解していましたが、日本のメーカーが中心ではあるようですね。 ご回答ありがとうございました。
- SVOC
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古くはVHSとベータのように、各社が独自開発した技術を製品にして販売競争をすることは良くあります ご質問のブルーレイとHD-DVDについては、それぞれのメーカ陣が開発した技術に事実上規格が追従した形になります 優れた製品で価格が妥当であれば市場を席巻します 過去のベータのようにいくら優れた技術であっても、市場の要求と乖離した製品しか供給できなければニッチな市場でしか勝負できなくなります 今回の次世代DVDについては、パナソニックが東芝を見限ってソニーのブルーレイ陣に付いたところで勝負あったという感じですね AV家電での国内市場二大ブランドが手を組まれたら、いくら技術が優れていても大量生産による低コスト化の面で太刀打ちできなくなるのが目に見えてますしね 個人的には、TVが東芝なのですが連動するレコーダをブルーレイでは当面投入しないって東芝が断言しちゃったんで涙目ですが(笑
- papa2010
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日本のデジタル家電技術は世界一なんでしょうね。 考えてみればすごい事なんですよね。 世界に誇れる有名な企業ブランドがこれほど存在する国は少ないです。 なんとなく日常的身の回りに当たり前のように存在すると そのすごさを忘れてしましますが。。。。 こぼればなし。 中国では、世界に誇れる企業ブランドがありません。 現在、必死になって企業ブランドを誕生させようとしています。 北京五輪を起爆剤と考えているそうです。 でも、ニュースなどを見ていると「儲け第一主義」で企業理念が 皆無ですが。。。
お礼
ご回答ありがとうございます。 おっしゃるとおり、日本の技術は大したものなのですね。 後は、早く安くなってくれれば良いのですが。
お礼
>> それ以上に他の国の方式に有無を言わさず大量生産してしまい、 >> 他を駆逐していく企業規模の大きさや、世界のメーカーに同じ >> 規格に参加するように仕向けた交渉力も大したものです。 このご説明で良くわかりました。 先を見越した目があったのでしょうね。 他の国の製品に凌駕されるより、ずっと気分は良いです。 中国はまあ、どうなんでしょうね。 自分の国だけで相当な人口があるから、シェアだけ見ると高いんでしょうが、百度みたいに。