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留学してしゃべれないって事あるんですか?

少し気になったので、質問します。ある面識のある人が、「私、学生時代、アメリカに1年間留学していたけど、でも英検2級の試験に落ちちゃった~(笑)」 って笑いながらネタにして言ってたんですけど、私は内心全然笑えませんでした。 私は留学したことないのですが、普通1年もいたら、ペラペラになるんじゃないのかな~って。 上記のようなことって実際あるのでしょうか?率直な感想が「何しにアメリカに行ったの」って感じなのですが・・

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  • Parismadam
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回答No.12

はじめまして。 ご質問1: <私は内心全然笑えませんでした。> まず、ご質問や回答者へのお礼コメントを拝読して、あなたご自身がとても留学したかったんだなぁと感じました。留学していたご友人が少し羨ましかったのではありませんか? ジェラシーの気持ちがなければ、ここは笑える場面です。何故なら、この方は「留学してたけど2級の試験に落ちる程度のものなのよ。留学なんて大してえらそうなもんじゃないのよ。」ということを、日本人的謙遜で言っていると思われるからです。 留学したくてもできない人も沢山いますから、そういう人に対してジェラシーを起こさせないよう、「留学経験」を鼻にかけるのではなく、「大したことない」と謙遜してみせているのです。それが却って嫌味に写る場合もありますから、それも話し手の性格や話し方次第ですね。 ご質問2: <普通1年もいたら、ペラペラになるんじゃないのかな~って。> 日本での基礎学習、語学の才能、現地での学習態度、生活環境への柔軟性、性格などによって異なります。 また、住むといっても目的によっても異なります。会話中心の留学か、研究留学か、技術留学か、現地採用の仕事か、駐在派遣か、駐在員の家族か、などなど。 私が英国に留学した時は修士論文、博士論文を仕上げることが一番の目的でしたから、会話というより「論文を書く」ことに随分力を入れました。幼少時から英語には馴染んでいましたので、現地での英会話にはすぐに慣れましたが、議論で使う専門的な言い回しや、やはり筆記における文筆力が優先となり、会話技術の方は後回しになってしまいました。 数年住むうちに次第に慣れていきましたが、一年ではなかなかネイティブのように流暢な英語にはなれないものです。その後フランスにも留学し、現在はフランスに長く住んでおりますが、やはり会話は「慣れ」「環境」で鍛えられるものだと思います。 例えば、英国に40年以上住んでおられる日本人のご老人もいましたが、長年住んでいても、日本人独特のアクセントは残り、完璧な発音ではありませんでした。文法も正しい使い方をしておらず、文法用語や文法知識がないためうまくわかり易い説明ができず、こうした劣等コンプレックスから、逆に、「使える英語を話すだけ」「通じるから正しい英語」という信念を倍増させていました。ただ根底にある劣等感は払拭されませんから、精神的におかしくなり、劣等部分を見せまいとやたら攻撃的で、他人のあら探しをするのが楽しみになっていたようです。 しっかりした英語を学んだ者から見れば、文法無視のただ「コミュニケーション重視の英語」を話し、英語は「話言葉(口語表現)だけではない」という事実から目をそらし、「書く技術を高めること」「高度な英語を知ること」「美しい語法を知ること」には興味はなかったようです。そういう方に限って、根本にある根強いコンプレックスを払拭するため、後年になって正しい文法を知りたいと、年老いてから英文法の勉強を始める人が多いのです。 現在在住の仏国でも、35年仏国に住んでいるある日本人で、同様の例に当てはまる人もいます。そういう方達は、英検や日本の受験問題を受けても、きっと3級にも受からないかもしれません。しかし、それで生活できていけますし、自分の語法に満足されているのですから、人それぞれの選択なので、それはそれでいいのです。 一方、話すことが流暢にできなくても、立派に海外で仕事をされている日本人を多く知っています。できる日本人は、英語の流暢さ、文法間違いといった、表面的な細かいことにはこだわりません。 「仕事の才能」は「言葉の才能」とは別のものなのです。 また、話すことが流暢にできなくても、立派な論文を仕上げる日本人研究者も多く知っています。会話力もさることながら、研究者の優先事項はいい論文を書き上げることなのです。 英語を「話すこと」より「書くこと」に才能を見出し、翻訳やジャーナリストなど、そうした文筆の専門分野で活躍している日本人も多くいます。その人たちにとっては「話すこと」が全てではないのです。 時には英語の「表現力」という才能も必要になります。その時、話すことだけに重点を置いている人の「表現力」は、ただ使われている陳腐な英語表現になりがちで、その落し穴にさえ気づかないのです。 ご質問3: <上記のようなことって実際あるのでしょうか?> 結構あると思います。 パリ市内のアパルトマンを日本の留学生や駐在員に貸すこともありますが、1年ぐらいの留学や2~3年の短期滞在ではそれほど流暢に話すことはできません。みなさん、ビザがとれればフランスに残ってもっと勉強・仕事したいとおっしゃり、後ろ髪を引かれる思いで日本に帰国されます。 ご質問4: <率直な感想が「何しにアメリカに行ったの」って感じなのですが・・> 「いい経験をしに行った」のだと思います。 留学の目的は人さまざまですが、皆さんに共通しているのは、「日本では経験できないことを、いいことや苦労も含め、経験した」ということです。 その経験は「語学力の向上」という収穫もあれば、苦労を通して「独立心の向上」「人間性の向上」という収穫もあり得ます。どんな経験も身につかない、ということはないのです。そして、その経験は確実に自分の「自信」となります。 ご質門にあるその方は、語学の伸びは今ひとつだったのかもしれませんが、このような謙遜のジョークを言えるあたり、異国で苦労した自分に自信が持て、人間的な余裕ができたのではないでしょうか。英検2級に失敗したことなど、留学で得たことに比べれば、大したことではないのでしょう。それもまた留学の収穫なのです。 「人間性」は「言葉の才能」とは別のものということです。 一方、留学経験や海外在住経験のない人で、英語がペラペラの人も知っています。日本で独学で勉強して、ペラペラになった人です。英語の力をつけるのは、才能もさることながら、「意欲と努力」だと思います。 留学は経験ですが、「語学の向上」とは絶対的な関係はないのです。 Re002042さんも、何か英語に関する目標があれば、それを目指して頑張って下さい。 以上ご参考までに。

re002042
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >まず、ご質問や回答者へのお礼コメントを拝読して、あなたご自身がとても留学したかったんだなぁと感じました。留学していたご友人が少し羨ましかったのではありませんか? そのときは全く思いませんでした。実はこの話って2年位前の話で、事実、皆さんが表記されているような本当の意味での「留学」って言うのを知りませんでした。 その国の言語・文化・歴史・・・これを大いに学んでくるものだと。 しかし「人間性」も大切なんですよね! これも貴重なことですから。皆さんのコメントを見て気づきました。 私は今年で大学を卒業します。今では嫌いだった勉強(英語を含む)も再度やりなしたい気持ちであふれています。 だって勉強は学生の特権ですから^^ >留学は経験ですが、「語学の向上」とは絶対的な関係はないのです。 Learning abroad is important experiese but it's not equal to improve your English skill. ちょっと抜き打ちで英作してみました。たぶん間違ってるでしょうけど^^ 「意欲と努力」・・・これからもこれを大事にしていきます。

その他の回答 (11)

noname#58440
noname#58440
回答No.1

  その様な人によく出会います。 留学ではないけれど海外に駐在して5年、6年、生活してもマトモな英語がしゃべれない人は沢山いますよ。 会社では通訳がいても朝から晩まで常に近くにいるのでなく(資料の翻訳などしてる)、退社後の時間も考えれば自分でしゃべらないといけない時間は多くあると思うのに「You check getsuji(月次) order」みたいな会話をしてます。 何故だか不思議に私も思います。 私は初めて駐在した時は2カ月で自分でもびっくりする位上達したのですがね・・・日本の英会話学校100時間分程度はあっと言う間に上達した。  

re002042
質問者

お礼

回答ありがとうございます。留学の意味を考えると、第一にその国の言語、文化を学ぶのがコンセプトだと思うのですが、、こういうアホもいるんですね。 親に高い金払ってもらってこの結果か・・・呆れるばかりです(笑)

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