ビタミンCとビタミンEの相乗効果について
共に活性酸素を除去する役割を持ち、体内の活性酸素と結び付けば、ビタミンCやEが酸化すると知りました。
そこでビタミンCとEを一緒に摂ると、体内で酸化したビタミンEをビタミンCが元に戻し、ビタミンEの効力が復活するような好循環、相乗効果が生じると書いてありました。
ここで思ったのですが、その記述ではまるでビタミンEが主役で、その主役を助けるビタミンCは、
ビタミンEの脇役なのではないか?と。 活性酸素の除去という役割に限定した場合では、
効力としてビタミンE>ビタミンCなのか?という疑問が生じました。 その前提で考えると、
何もビタミンEとCを同時に摂って相乗効果を期待しなくとも、ビタミンEを多めに摂ればすむ話
なのではないか?という疑問も生じます。 重ねて活性酸素の除去という役割における考察です。
またこうも思いました。 相乗効果ありと聞くと、ビタミンCとEを同時に摂らないともったいない様な
気もしますが、別々に摂ったら摂ったで、ビタミンCはそれ本来の役割を果す訳であって、それも
意義のあることではないかと。 同時に摂れば、酸化したビタミンEを元に戻す役割を果たす
仕事をビタミンCはしますよと。 そうなると元々相乗効果と呼ぶほどではないんではないかと。
逆に考えればビタミンCの本来の役割を犠牲にしているとも言える訳です。 (サプリメントとして
ビタミンEの方が高価ならば、ビタミンEを復活させるビタミンCとの「相乗効果」という言い方は
一応理解できますが。)
まとめますと、活性酸素を除去したいなら、ビタミンEを単独で多めに摂ればいいと。
またタイミングを別にしてビタミンCを摂れば、ビタミンC本来の役割を果たしてくれるわけだから
これも意義あること。 結局相乗効果を期待して同時に摂ったところで、たいしたことでは
ないのですよ、というのが私の結論です。 この推察は正しいでしょうか?
アドバイスを頂けましたら幸いです。