- ベストアンサー
長文の読み方?
NHKラジオ英会話講座より It was your turn to give the weekly briefing to management on progress we've been making in finding new emplyees to fill the vacant slot. あなたの番だったのよ、空いているポストを埋めるために新しい従業員を見つける件でどれくらい進んでいるかを管理職に毎週簡単に報告するの。 (質問) (1)全体は次のように、第2文型(SVC)でしょうか? a)It (仮主語) b)was (V) c)your turn (C) d)to give the weekly briefing to mamagement on progress(S ) e)we've been making in finding new employees to fill the vacant slot. (progressを修飾する形容詞節) (2)(d)to give the weekly briefing to management on progressについてお尋ねします。 2-1)第3文型(SVO)だと思っています。次のように第4文型(SVOO)にできますか? to give management the weekly briefing on progress 2-2)giveがもやもやしてます。「知らせる」のようなフィーリングですか? (3)(e)we've been making in finding new employees to fill the vacant slot. についてお尋ねします。 3-1)makeを自動詞と考えて、第2文型(SVC)と思いますが如何でしょうか? 3-2)このmakeのフィーリングがつかめません。何かアドバイスをお願いいたします。 3-3)in にはどのような意味がありますか? 以上
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。1/28のご質問では、ご丁寧なお返事を有難うございました。 ご質問1: <(1)全体は次のように、第2文型(SVC)でしょうか?> その通りです。 1.SVCの分類の仕方もだいたい合っていますが、主語SはItで、真主語はto~文末のslotまで全てになります。 2.その真主語の中の分類は以下の通りです。 give:他動詞V the weekly briefing:目的語O to management:giveの対象を表す修飾語M。ここでは動詞giveにかかるので副詞句。 on progress~slot:名詞the weekly briefingにかかる形容詞句。 *on progress~slotの文法分析については、下記最後でご説明します。 ご質問2ー(1): <2-1)第3文型(SVO)だと思っています。次のように第4文型(SVOO)にできますか? to give management the weekly briefing on progress> できます。 ただし、managementは特定の人なので定冠詞theが必要です。 ご質問2-(2): <2-2)giveがもやもやしてます。「知らせる」のようなフィーリングですか?> 基本的には「与える」です。 1.ここでは、the weekly briefingは「週の報告書」「週報」といった意味で使われています。 2.give the weekly briefingで「週の報告を与える」→「週の報告をする」という意味になるのです。 3.このようなgiveの使い方は以下のような例に見られます。 例: give the report「レポートを提出する」 give the result「結果を報告する」 基本は「与える」なのです。 ご質問3ー(1): <3-1)makeを自動詞と考えて、第2文型(SVC)と思いますが如何でしょうか?> いいえ。makeは他動詞です。従ってSVOの第3文型になります。 1.ここではmake progressで「進歩する」というイディオムが使われています。 2.progressは「進歩」という名詞で、他動詞makeの目的語Oになっています。 ご質問3-(2): <3-2)このmakeのフィーリングがつかめません。何かアドバイスをお願いいたします。> 1.このmakeは「作る」→「為す」から転じて、一般には「する」と訳される例です。このような用法は以下のようなものがあります。 例: make efforts「努力をする」→「努力する」 make success「成功をする」→「成功する」 2.これらのイディオムでは、それぞれの名詞が目的語となり、SVOの文型になります。 ご質問3-(3): <3-3)in にはどのような意味がありますか?> 1.ここでは「~にあたって」「~において」という、作用・行為の及ぶ対象を示す前置詞です。 2.findingは動名詞になります。 3.以上を踏まえて、on progress以下を文法分析すると、以下のようになります。 (1)on:「~において」「~に関して」という「対象・関係」を示す前置詞で、名詞on progress~で、先の名詞the weekly briefingにかかる形容詞句となります。 (2)progress we've been making:progressとwe'veの間に、目的格の関係代名詞that/whichが省略されています。makeの目的語progressが先行詞として前出しています。 (3)in finding~:「~を見つけるにあたって(進捗した)」という副詞句になります。動詞make (pregres)「進捗する」を修飾しています。 (4)new emplyees:findの目的語になります。 (5)to fill the vacant slot:このtoは副詞的用法の「目的」を表し、「~するために」という意味の副詞句になります。動詞findを修飾しています。 以上ご参考までに。 PS:もし、時間的な余裕があれば、以下の参考書も同時にご参照されてみて下さい。 「基礎英文法問題精講義」(中原道喜:旺文社) 見やすくわかり易く、tommyさんの求める英語解説のフィーリングにきっと合うと思います。現在も重宝されている受験英語の長年のベストセラーですが、受験とは関係なくともこの1冊を繰り返し学習すれば、英語の大体の文法基礎知識は網羅できます。この本1冊押さえておけば、あとは応用が自由に効きます。もちろん強制ではありませんので、何か参考書が必要だと思われた時の参考程度になさって下さい。
その他の回答 (7)
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
>(1)の答えとして(1)-(b)の英文を用いると、相手は「?」と思うことでしょう。 ○ 訂正です。すみません。 → (2)-(b)の答えとして(1)の英文を用いると、相手は「?」と思うことでしょう。
お礼
とても参考になりました。有難うございました。
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
>(2)(d)to give the weekly briefing to management on progressについてお尋ねします。2-1)第3文型(SVO)だと思っています。次のように第4文型(SVOO)にできますか?to give management the weekly briefing on progress ○ 連続の書き込みですみません。これが最後になります。 ○ 話し手の意思や全体のリズムを考えなければ、「書き換えはできます」という答えになります。しかし、下記のことに気をつけなければなりません。 ○ 「give」などの授与動詞を用いた「SVOO」から「SVO+to+人」への(またはその逆の)書き換えは、学校などでよく行われます。しかし、注意してほしいのは、それぞれの英文にはそれぞれの存在理由があるということです。書き換えた後の英文が、元の英文と全く同じ意味を持っているか(正確に言えば、同じ状況で用いられるか)ということには大きな疑問が伴う場合が多いようです。例えば、次の2つの英文を比べてみてください。 (1) He gave Ken that book. (2) He gave that book to Ken. ○ 日本語に訳すと同じ意味になってしまいます。しかし、それぞれは下記のような疑問が前提として存在しており、その疑問に対する答えとして述べられていると考えなければなりません。 (1)-(b) What did he give Ken? (2)-(b) Who did he give that book to? ○ 上記のような違いが生じる理由は、英語では「旧情報」を前に「新情報」を後に置く傾向があるということです。(1)の英文では「that book」が「新情報」で、(2)の英文では」Ken」が新情報という訳です。(1)の答えとして(1)-(b)の英文を用いると、相手は「?」と思うことでしょう。 ○ さて、お尋ねの英文です。そこでは「the weekly briefing」が「旧情報」で、「to management」が「新情報」のようです。そこには込められた話し手の思惑はこの英文だけでは判断できません。ひょっとしたら単なる口調の問題で語順が変わっているのかもしれませんが、英文の語順を変えることには、話し手に伝えたい「微妙なニュアンス」や「全体のリズム」を変えてしまう可能性、または「その場の状況を無視」してしまう危険性が絶えず伴います。構文の練習という目的であれば構わないと思いますが、むやみに書き換えることはできるだけ避けた方が良いと思います。
お礼
SVOO-SVO to doの書き換えで、 >英語では「旧情報」を前に「新情報」を後に置く傾向があるということです。 とても貴重なことを教えていただいたと思います。しっかり肝に銘じます。有難うございました。 敬具
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
> 2-2)giveがもやもやしてます。「知らせる」のようなフィーリングですか ○ その通りです。「give」には下記のような意味があります。 --- to tell someone information or details about something, or to tell someone what they should do 例(1):「give+人+(some)information」 例(2):「give+人+ (more) details」 例(3):「give+人+(some) advice」 ○ 「make」には、次のような意味があります。 --- used with some nouns to say that someone does something ※ 様々な例があります。 make an attempt/ make an advance/ make a mistake make progress/ make a journey/ make a decision make an effort/ make a fight
お礼
有難うございます。give/makeのフィーリングが伝わってきました。記載されているのは英英辞典からですか?抜粋して示されれば理解できています。ひょっとして英英辞典も読めるかも?なって思っています。機会を作ってくださり感謝致します。敬具
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
>a)It (仮主語) >b)was (V) >c)your turn (C) >d)to give the weekly briefing to mamagement on progress(S ) ○ 「to give the weekly ...」は「your turn」にかかる形容詞的用法の不定詞です。「It's time to go home.」を考えると理解しやすいと思います。 ○ 「it」が仮主語でないのは、次の会話が成立することから理解できます。 Who's next? --- It's my turn.
お礼
とても勉強になります。有難うございます。
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
>(1)全体は次のように、第2文型(SVC)でしょうか? ○ ご指摘の通りです。ただ、ここでつかわれている「it」は仮主語ではなく、「状況」を表す「it」です。「How is it going?」などと同じ使い方です。決まり文句が多いですね。
お礼
いつもご回答有難うございます。全体をつかめているようで安心しました。itは状況を表すitである。仮主語との違いをもう一度調べています。有難うございました。敬具
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
出かけながら気になっていた点をいくつか。 なにげに形式主語だと思いましたが, 「~すること」= turn「順番」というのは不自然です。 一つの考え方は,it はいわゆる状況の it で,「今の状況は」という感じで, to 不定詞は turn を修飾する形容詞用法で,「~する順番」となり, 「今の状況は私の~する順番です」とするものです。 あと,on ~は「~に関して」で,give 以下は 「私たちが~従業員を見つける点でしている進行(→進行している具合,進行状況)について報告する」となります。
お礼
有難うございます。直ぐにit..toと考えます。to 不定詞は turn を修飾する形容詞用法名のですね。仮主語と、そうでない場合のitをもう一度調べてみます。有難うございました。敬具
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
(1) についてはその通りです。 (2)1 SVOO にできます。 2 give の基本は「与える」なのですが,さまざまな語を目的語にすることができます。 Give me good reason.「納得のいく理由をいってください」 Give me your opinion.「あなたの意見を言ってください」 Give me your name and address.「名前と住所をいってください」 の他,今回の briefing「簡単な報告を伝える」という場合にも用いられます。 (3) progress を修飾する形容詞節というのはおわかりのようです。 make progress で「発展する,進展する,進歩する」という意味で, in ~で「~において,おける」となり, He is making progress in English reading であれば「彼は,英語の読解が進歩してきている」となります。 この in は「~の点で」という感じで,日本語の「が」にあたることも多いです。 特に be making progress という進行形で「進展している,ものごとが進んでいる」という意味合いになります。 慣れるまでは理解しにくいですが,この熟語の一部である progress が前にでて progress he is making in English reading とすれば 「彼の英語の読解に現れている進展」と後置修飾されます。 文法的には関係代名詞の目的格の省略ということになりますが, 名詞+ S V で後置修飾というのが英語の素直な理解です。 目的語になるものが欠けて前にでて,残りの SV で後置修飾する。 I bought the book yesterday. に対して the book I bought yesterday で「私が昨日買った本」のような場合だけでなく, make progress in ~のような熟語の場合にも当てはまります。 pay attention to ~「~に注意を払う」という熟語に対して We were satisfied with the great attention they paid to us. 「彼らが払ってくれた多大な注意には満足した」
お礼
いつもご回答いただき感謝致しています。とても勉強になりました。give/make/in on などについて、またitは状況のitであること、関係代名詞の目的格の省略と後置修飾との考え方等、盛りだくさんに教えていただきました。長文で部分的には問題ですが、全体の流れはつかめているようで、嬉しく思いました。少しづつ手ごたえを感じています。今後ともよろしくお願いいたします。まづは御礼まで。
お礼
いつもご回答有難うございます。いつも優しく、詳しく、丁寧に解説くださるのでとても助かります。Parismadam様のご説明は、100%理解できています。質問の度に手ごたえを感じています。真主語のit/the management/give/make/on/in等、大変勉強になりました。盛りだくさんになり、申し訳ありません。今回の長文の流れを解説に従って、もう一度見直し、慣れて行きたいと思います。有難うございました。 PS:ご紹介いただいた参考書は行きつけの本屋にありましたので明日にでも取りに行きます。膨大な書籍の中から自分に合った本を探し出すのは至難の業です。とても助かります。有難うございました。目を通すのが楽しみです。 敬具