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公務員試験まであと5ヶ月 効率的な勉強方法を
- 公務員試験まで残り5ヶ月。今年1月から勉強を始めた根っからの文型の私。数学や計算が苦手で、数的判断や経済原論に心配がある。しかし、文章系の暗記は得意だ。残された時間を有効に使う勉強方法を教えて欲しい。
- 公務員試験まで残り5ヶ月。勉強が苦手な私。数学や計算が特に苦手で、数的判断や経済原論に不安がある。しかし、文章系の暗記は得意。どの教科から始めればいいのか、残された時間をどうやって有効に使えばいいのか教えて欲しい。
- 公務員試験まで残り5ヶ月。文型の私が勉強を始めたのは今年1月から。数学や計算が大の苦手で、数的判断や経済原論に心配がある。残された時間をどのように使えば効果的なのか教えて欲しい。また、得意な暗記系の教科はどのように取り組めば良いのかも教えて欲しい。
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公務員試験の一般的な総勉強時間は千数百時間、学習期間は1~2年とよく言われます。 1月に勉強を始めたということなので、厳しい道になることは覚悟しなければいけません。 6月の試験を狙っているということなので、都道府県・政令指定都市職員や国家2種でしょうか?あるいは裁判所事務官か国税専門官か。 それぞれの試験によって対策の仕方が異なってくるのでどこを狙っているのか(あるいは職種は何か)というのがわからなければアドバイスが難しいですが、とりあえず地方上級、国家2種について考えてみようかと思います。 A日程(6月に行われる試験)に間に合わせるためにはそれなりに教科を絞り込んでいく必要があります。 数学系の科目が苦手ということなので、物理と数学、化学あたりは捨てちゃいましょう。どうせ五択なので勉強しなくでいいです。 もし国2だけを狙っていくのであれば、経済学も捨てることができます。 国2の専門試験は選択式なので、マクロ経済、ミクロ経済を選択せず、その代わりに英語(基礎)や経営学、国際関係や社会学などを選択すればいいのです。 ただ、国2以外の試験も狙っていくのであれば経済学は絶対に捨ててはいけない科目になるので注意しましょう。全国型の問題では経済原論は40問中9問、財政学をあわせると13問も出題されます。もし捨てた場合、他の問題で全問正解でもしない限り合格は難しいでしょう。 どの科目を早めに終わらせればいいかについて。 まずは世界史と地理を終わらせてしまうことをおすすめします。 この2科目は他の科目(政治学や国際関係や教養の憲法、政治経済、社会など)を勉強する上での基礎固めになります。世界史と地理を知っているとこれらの科目の理解のスピードが違います。 また、この2科目は早めに詰め込んで寝かせたほうが知識の整理がついて理解しやすくなる科目なので、早めに終わらせるのが効率的なのです。 法律は憲法→民法→行政法という順番でやるのがいいと思います。憲法は全ての法律の基本になるものですし、理解もしやすい科目です。憲法を知っていれば民法の理解も早いですし、民法を知っていれば行政法の理解も早くなります。 日本史や世界史を勉強する上でどうしても時間が足りないようであれば、近代以降(日本史なら江戸以降、世界史なら第一次大戦以降)から学習を始めるようにしてください。公務員試験では近代以降の出題率がかなり高く、その割には周りの受験生は対策をおろそかにしていることが多いので差がつく部分になります。近代史は政治学や国際関係などでも出題範囲になるのでそれの対策としても効率的です。 苦手の数的ですが、これは毎日最低1時間はやるようにしてください。パターンを体で覚えていくような勉強がこれらの科目の基本ですから、スポーツのような反復練習が必要になります。逆に一日10時間とか詰め込んで勉強しても効果は現れにくいでしょう。 1年計画であれば休養日を作ってもいいですが、あと5ヶ月しかないので、毎日1時間を最低のノルマにして試験日まで続けるのがいいでしょう。数的は少しでも休むと勘が鈍ります。 経済原論は難しいですよね。受験生の誰もが苦戦すると思います。 アドバイスが難しい科目ですが、らくらくミクロ(マクロ)経済学入門という参考書が評判がいいので見てみてはどうでしょう。初心者が理解することに重点を置いた本です。 どうしても理解できないようであれば、暗記科目と割り切って問題集の答えを暗記して、解いた事のある問題だけでも確実に解けるようになりましょう。個人的には公務員試験の経済学は理解より暗記科目に近いと思っています。 あとでいい科目について。 うーん、難しいですね。理解しやすいのは地学、文芸・芸術、思想、専門で言うと行政学、労働法あたりだと思います。ただ、これらの科目も舐めてかかってはいけないので注意。 どうしても公務員というのであれば、B日程(7月)やC日程(9月)、数は少ないですがD日程(10月)の試験も狙ってみてはどうでしょうか。 遅くなればなるほど対策のための勉強時間も多く取れますし、出題される問題も易しくなっていく傾向があります(その代わり当然ボーダーも上がりますから、試験自体の難易度が下がるというわけではありませんが) B日程以降は年明けから勉強を始めて合格した人も見かけますから、十分狙っていけるところだと思います。 経済学がどうしてもダメなら一次試験が教養のみの自治体も探してみてはどうでしょう。地方になってくると経済学を捨てての合格は難しいですから。 最後に、実務教育出版の行政5科目まるごとパスワードという本と、TACの民法のまるごと講義生中継という本を持っていたら勉強がかなり効率的に進むかと思います。 このあたりは個人の好みなので参考程度に。