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福士選手
きのうのマラソンはスポーツニュースでしか見ていませんが、福士選手は34kmまで独走するも、その後は失速し、4度の転倒。正直痛々しい姿でした。 そもそも10,000mやハーフマラソンでは実力者ですが、フルは今回が初めてとのこと。練習でも32kmが最高だったということです。専門的にはわかりませんが、初マラソンで1度も42kmを走っていないのであれば、単純にハーフの倍といっても、その中でのペース配分など練習である程度体に身につけていないと本番でいきなり力を発揮するのは無理な話、今回の挑戦は無謀な気がします。 まあ、マラソン選手でも完走できない人がいる中、初なのでどうしても完走したいという意地だけで意識朦朧の中ゴールまで走ったのだと思います。完走したことは立派ですが、命に関わりそうな走りだったし、やはり無謀だったように思いますが、いかがでしょうか。やはりマラソンは過酷なスポーツなので、しっかり練習し、ペース配分など勉強して臨むべきと思います。完走したことは立派ですが、後半は(まだ無名の選手ならともかく)陸上界のスター選手だけにあまり見たくない光景だと思いました。練習不足は時間的な制約などあったのかもしれませんが、正直感動よりも失態という感じが否めない気がします。 それと、よくわからないのですが、福士選手は今後マラソンに転向するのですか。10,000mやハーフで北京を目指すのではないのですか。
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TV中継は見ていませんが、新聞記事や専門家のブログのコメントなどによれば、あれは単に「脚が止まった」状態で、意識がもうろうとしたわけでも、命に関わりがあるような状態だったわけでもないと思います。 マラソンを走り切るには、長時間体中に酸素と栄養分を送り続ける心肺力と、筋肉を長時間動かし続ける筋持久力が必要です。筋持久力をつけるには長時間のトレーニングが必要で、福士選手の場合、それが決定的に不足していたようですね。 トレーニングが不足していると、別に息が苦しいわけでもなんでもなく、意識ははっきりしていても、脚が棒のようになって動かなくなることがあるんです。車で言えば、エンジンや電気系統に問題はないけど、タイヤがすり減ってパンクしてしまったような状態です。 新聞記事などによれば、今後はトラック競技で北京を目指すとありますね。でも、今回の教訓を元に、次回のオリンピックでは、トレーニングをきちんとやって、またマラソンを目指すのではないでしょうか。高速ランナーというのは、もともと強い心肺力を持っているわけで、1か月程度のトレーニングあれだけ走れるということは、トレーニング次第ですごい実力を発揮できる可能性を秘めていると思います。
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- DONTARON
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確かに最初から飛ばしすぎて無謀にも見えましたが 自分の実力がどの程度なのか測るためには 最初から飛ばすのも作戦のひとつだと思います。 結果的には失敗ですけど、強くなるためには失敗することも必要だと思います。 あの状態で最後まで走ったという自信にもなると思います。 世界的には福士選手くらいの選手でも5000mや10000mで上位に入ることは難しいのが現状であり、 残念なことにハーフマラソンは五輪種目にはありませんので 日本の実力のある長距離選手はどうしてもマラソンで代表を目指すことが多いようです。
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ご回答ありがとうございます。なるほど、実力を図るために飛ばしたということですか。まあ、確かに失敗を経験して強くなるというのはそのとおりだと思います。 ハーフは五輪にないのでマラソンということですね。なるほど、五輪に行くには福士にとってはフルマラソンで行くしかなかったということですね。次の3月名古屋が最後なので、チャンスは厳しいかな。まあ、今後どうするのかわかりませんが、やはり日本のエース級の選手なので、がんばって欲しいですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。マラソンランナーとしての心肺力・筋持久力の不足はやはりトレーニング不足ということですね。納得です。やはりマラソンを走る体になるための十分な準備は必要だと思います。素人的にも、私は、いきなり10km程度の長距離走に出たことがありますが、結果は散々だったことを思い出します。 トラック競技で北京を目指すということですね。そのほうがいいと思います。まあ、完走したこと、1ヶ月程度でここまでやれたと評価する人もいますし、才能を感じている人もいます。本気でマラソンをやりたいのなら、本気でマラソンの練習メニューをこなして欲しいと思います。