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目的語と補語の意味
漢検で「下の字が上の字の目的語・補語になっているもの」と 出てくるのですが広辞苑や辞書を使っても目的語と補語の意味が分かりません。できるだけ分かりやすくお願いします。
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#1さんの説明で十分だと思いますが、漢文と英語を使って説明してみます。 英語のS+V+O(主語+動詞+目的語)の文はご存じだと思います。 I read a book.(わたしは本を読みます) が漢文であれば 我 読 書 (われ書を読む)。 となります。この「動詞+目的語」の部分が「読書」という熟語になったわけです。ここまでは英文法と漢文法は同じなのですが、 「わたしは京に上る」というような場合、漢文では 我 上 京 (われ京に上る) となり、我は主語、上は動詞、京は補語で、やはりこのような場合も、「動詞+補語」の部分が独立して「上京」という熟語になりました。 英文法で言う補語とは違いますね。訓読してみると動詞の部分の漢字に「に」という助詞が入ることが多いです。 このように「動詞+目的語」「動詞+補語」という形になっている熟語を指しているわけですね。熟語を訓読してみると面白いですよ。売春であれば「春を売る」、服毒であれば「毒を服す」というふうに。
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- sanori
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回答No.1
目的語は 「(目的語)を~する」 という使われ方をするもので、「~」の動作の対象となるものです。 下が上の目的語になっている例 読書(書を読む)、受検(検定を受ける) 補語は 「(補語)[に/へ/と/で] ~する」 という使われ方をするものです。 下が上の補語になっている例 着席(席に着く) 上京(東京へ上る)