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このような英文になるわけ?
質問です。お願いします。 「彼は公園を歩いているとき、帽子を吹き飛ばされた」と言うような文がありました。確か前半は分詞構文でした。後半は次のとおりです。 he had his hat blown off まず、念には念を入れて確認したいのですが、hadとなっている理由はhaveは助動詞的に使われているのではなく、動詞として使われているので時勢に合わせて過去形になった、と理解して良いですよね。 次に1番疑問に思ったのがblown his hat offとならない理由です。代名詞など漠然としたものは間に挟むと覚えていました。もしかして、「風が吹く」と言うのは自動詞なので、自動詞+前置詞なのではさめないのかなぁと今書いていて思いました。 僕の推測の真偽と自動詞+前置詞の(受験で出そうな)例を出来るだけ教えてください。 お願いします。
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アメリカに住んで40年目になりました。 私なりに書いてみますね。 >次に1番疑問に思ったのがblown his hat offとならない理由です。代名詞など漠然としたものは間に挟むと覚えていました。もしかして、「風が吹く」と言うのは自動詞なので、自動詞+前置詞なのではさめないのかなぁと今書いていて思いました。 まずこちらの方から書いて見ますね。 根本的なところの理解が不足していたからこの質問が起こったのだと知ってください。 >1番疑問に思ったのがblown his hat offとならない理由です。 なぜこうなるかは、使役動詞なんていう用語はまったく関係ないのですよ。 この文章がHeだからだという事からまず始まらないといけないのです。 つまりこのHeではなく違うものが主語であればblown his hat off/blown off his hatと言う表現を使うか違う表現を使うかが決まるからなのです。 つまり、主語と言う立派な文法要素を無視するとおかしな考えが出てきてしまうと言うことなのです。 「彼は公園を歩いているとき、帽子を吹き飛ばされた」といいたいときにheを主語にしたらどんな表現を使うと一番いいだろうと考えるわけですね。 そうすると、had+被害にあったもの+被害を起こす動詞の過去分詞と言う表現方法を使うのがいいな、とこの作者は考えたわけです。 なぜなら、この表現をすることで、帽子が飛ばされた、と相手にも伝わると考えたわけです。 そうすると、「被害があったもの」はhis hatだとして、被害を起こす動詞はblow offと言うことになりその過去分詞のblown offが来ると言う事になるわけです。 これをつなげるとHe had his hat blown offとなるわけです。 この主語がHeではなくhis hatを使おうと思ったときにはhis hat xxxx となりますね。 そしてそのxxxがwas blown offと言う表現で表せるわけです。学校では受身、と呼ばれる表現の仕方です。 His hat was blown offとなるわけです。 風が吹き飛ばした、といいたければ、the wind blew off his hatと今度はblowの過去形+off+his hatと言う表現方法にならないと相手には伝わらないのです。 >hadとなっている理由はhaveは助動詞的に使われているのではなく、動詞として使われているので時勢に合わせて過去形になった、と理解して良いですよね。 ~を~された、と言いたいときに使う表現の一つとして、have+目的語+過去分詞と言う表現方法を使ったと言うことに過ぎません。 過去形はhaveがhadになったと言う部分だけです。 いつもながら実際に使われている英語表現に関しての文法の説明してくれる#1さんの説明を需要視してください。 つまり、このhave+目的語+過去分詞と言う表現は「~してもらう(車を修理してもらう、と言うような」と言う意味で使われるので、これを「被害にあった」と言う意味合いで使うことにアメリカでは違和感を感じる人が非常に多く居ます。 よって、この表現、つまりhave\を使った表現を使うのではなく、getと言う違う動詞を使います。 get+目的語+過去分詞と言う表現ですね。 これを使うことによってhaveを使った表現が持つ意味合いを減らす事が出来、被害を受けた事をよりだす事が出来るわけです。 he got his hat blown offと言う表現方法ですね。 受験があるために受験英語都市圏文法を習わなくてはならない日本の学生たちは非常に不幸な存在だと思います。 必要のないことを押し付けられ使えない表現を覚えさせられているわけですからね。そして6年間清秋を棒にして英語を教えてもらったといってもその結果はほとんどの高校卒業生は英語をしゃべれない、読めない、書けない、そして聞き取れない、と言う悲劇の認識をすることになるのです。 使役動詞には何かがあるか、ではなく、haveと言う動詞にはいろいろな意味があるがその中に使役用法と被害用法がある、と言うことだけでいいのです。 数個しかない俗に言われる使役動詞と言うグループをわざわざ作り、そのグループに属させた動詞の種類さえも覚えさせられるのですね。 これを知ったところで英語表現が出来るようになると言うことではないのです。 分類が出来、リストが出来る、と言う雑学だけの知識を持つだけなのです。 言い換えれば使役動詞なんていう用語名を知らなくても、have+目的語+過去分詞と言う表現方法がある事を知り、その文章の意味合いを知り、その意味合いを今度は自分が表現したいときにこの表現方法を使えるようになればいいのです。 じじつ、使役動詞と言う名前の事は必要以上に知っていてもその人たちの、つまり、文法学者さんたちのことですが、英語表現を見ると使われていない、意味が通らない、ネイティブさえ首をかしげ、そして、その事に関して本さえも出版する対象になってしまっているわけです。 そしてそのおかしな英語表現を平然として初学者に教え込ましているのです。 ある意味でその初学者は犠牲者でもあるわけです。 (getの被害用法を使って英文が書けそうですね) どんどんこのカテを使って英語を身につけてください。 そして、解答を鵜呑みにするのではなく、どんどん理解できるまで突っ込んでください。 突っ込む事が礼儀なのです。 参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。
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- bonobonox
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「次に1番疑問に思ったのがblown his hat offとならない理由です。代名詞など漠然としたものは間に挟むと覚えていました。もしかして、「風が吹く」と言うのは自動詞なので、自動詞+前置詞なのではさめないのかなぁと今書いていて思いました。 」、また下のお礼欄も拝見しましたが少し勘違いされているようです。 おそらく問題となっているのは他動詞+副詞です。 この場合、目的語に代名詞がくるときは他動詞+代名詞+副詞となるのです。 例えば、pick up(~を車に乗せる)は他動詞+副詞の熟語で、 「彼女を車に乗せる」はherは代名詞なのでpick her upの語順になります。 代名詞ではない場合は、例えばpick the girl upでもpick up the girlでも構いません。 blow upも他動詞+副詞の熟語なのでこの規則が当てはまり、 「風がそれを吹く飛ばした。」は (ア)The wind blew it up.の語順になり、 「風が彼の帽子を吹き飛ばした。」は The wind blew his hat up. でもThe wind blew up his hat. でも構いません。(hisは確かに代名詞ですがhis hat(彼の帽子)は代名詞ではありませんよね。) ちなみに、これを受動態で書けば 「His hat was blown up(by the wind).」となり、 これをI had の後ろに埋め込むと、おたずねの he had his hat blown offになるのは、他の方々のご説明の通りです。 でも、(ア)を受動態にしても「It was blown up(by the wind).」ですから、I had の後ろに埋め込めば 「I had it blown up.」となり、upの前にitがくることはありません。 つまり、試験用に言うならばhadの後ろで目的語(his hatやit)と補語(blown up)が受動態の関係にあるのであれば、代名詞であろうとなんだろうとupの前に来ることはありません。 また、例えば、look atは自動詞+前置詞の熟語です。 ですから、look at meとは言えますが、look me atとは言えません。 前置詞の後ろには名詞が必要ですので、代名詞であろうとなかろうと前置詞の後ろに書きます。 では、その熟語が他動詞+副詞なのか自動詞+前置詞なのかをどう見極めるかですが、これは辞書等には書いてありますので、根気よく覚えるより仕方ありません。試験間際と言うことでしたら、熟語集や参考書などで、動詞+副詞というような項目や索引を当たってみるとよいかもしれません。
- ichiromari
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もし、He had blown his hat off. としたら、彼が自分の意思で帽子を吹き飛ばしたことになります。自分の意思でないので、He had his hat blown off. としないといけません。 決まった構文なのです have + O + 過去分詞 (直訳)Oが~される状態を持つ (意訳)Oを~してもらう、Oを~される よく似た例文を紹介します He cut his hair. 彼は髪の毛を切った(自分自身で) He had his hair cut. 彼は髪の毛を切ってもらった(誰かによって)
- Parismadam
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No.2です。コピーし忘れましたので最後に補足して下さい。 11.なお、ここでの使役動詞haveの用法は、「被害」を表す用法と呼ばれ、「目的語が~された」と訳します。 12.従ってhe had his hat blown offの訳し方は (直訳)「彼は、彼の帽子を、吹き飛ばされるように、された」 →(意訳)「彼は帽子を吹き飛ばされた」 となります。 ご参考までに。
- wind-sky-wind
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時間がないので,一言だけ。 「使役」と「被害」は違うものです。 have にはいずれの用法もあるということは #1 でも説明しました。 「~を…させる,してもらう」は使役ですが, ここではいうまでもなく,頼んでしてもらうというわけではなく, 被害を表す用法です。
- Parismadam
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はじめまして。 ご質問1: <hadとなっている理由はhaveは助動詞的に使われているのではなく、動詞として使われているので時勢に合わせて過去形になった、と理解して良いですよね。> それで結構です。 ここで使われているhad>haveは使役動詞になります。 ご質問2: <blown his hat offとならない理由> このhadが使役動詞だからです。 1.使役動詞haveは目的語Oと補語Cをとり、SVOCの第5文型になります。 2.意味は「OをCさせる」という使役の意味になります。 3.この時、OとCの間には、主語+述語(S+V)の関係が成り立ちます。 4.補語Cの部分には、目的語に応じて原形不定詞(動詞原形)や過去分詞がきます。 5.何故、blow offではなくblown offという過去分詞なのか。それは、OとCの関係によります。 6.ご質問文では、目的語Oはhis hat「彼の帽子」、補語C はblown off「飛ばされる」という過去分詞になっています。 OとCは主・述の関係になることから His hat (is) blown off.「帽子が飛ばされる」 という受け身の関係になります。 そのため、受け身の過去分詞blown offが補語Cに用いられているのです。 7.ここが原形不定詞のblow offと主述の関係が His hat blow off. 「帽子が吹き飛ばす」 と、能動の意味になってしまい、意味をなさないのです。 8.このように、使役動詞haveの場合、目的語と補語との関係を確認することで、補語にくる動詞の形を決めることができます。 9.一般に目的語が「人」だと補語には原形不定詞が、「物」だと過去分詞がくる傾向が多々あります。理由は、「人は(能動的に)~をする」ため、補語には原形動詞がそのまま使われますが、「物は(人によって)~される」という受動のニュアンスが多いため、補語には過去分詞がくる傾向があるのです。 例: She had him repair her car.(SVOCでOに人、Cに原形不定詞) (直訳)「彼女は、彼に、自分の車を、直すように、させた」 →(意訳)「彼女は彼に、車を直してもらった」 She had her hair repaird (by him).(SVOCでOに物、Cに過去分詞) (直訳)「彼女は、自分の車を、(彼に)直されるように、させた」 →(意訳)「彼女は(彼に)車を直してもらった」 となります。 10.ちなみに、同種の使役動詞は、make、letなどがあり、意味・用法・文型も同じです。 以上ご参考までに。
補足
みなさんどうもありがとうございます。質問以外の参考例もとても役立ちました。 最後に blown his hat offとならない理由は 「代名詞など漠然としたものは普通他動詞と前置詞の間に挟むが、have A done という公式に忠実に当てはめるため、"例外的に"挟まない。」と考えておよいのですね。本来なら感覚的に理解すべきなのですが、とりあえずは受験を乗り切ることが優先です。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
have は動詞でいいです。 blow は他動詞で,blow ~ off,あるいは blow off ~で 「~を吹き飛ばす」という意味です。 「私は時計を盗まれた」というのを My watch was stolen. → I had my watch stolen. と表現できます。 have 名詞+過去分詞で「~を…される」という被害を表す用法になります。 (日本の受験文法ではおなじみですが,盗ませるという使役にもとられかねないので,現実の英語では避けるべきだともされています) 帽子が吹き飛ばされる his hat is blown off という受身の関係を have his hat blown off とすることで 「帽子を吹き飛ばされる」という被害を表すことができます。
お礼
ありがとうございました。大変参考になりました。