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タオルケットが手放せない
これは心理学の領域の質問かどうか迷ったのですが気になったので… タイトルの通りですが、私は部屋にいるとき(特に寝るとき)に、幼少の頃から使っていたタオルケットが手放せません。 詳しく言うと、子供の頃は夏の間そのタオルケットをかけて寝ていました。冬の間は使いませんでした。それから小学校高学年から中学生まではそのタオルケットを見もしませんでした。 ですが、高校生になった頃そのタオルケットをふとしたことで発見して以来、家にいるときは常に触っているしもちろん寝るときも顔にかけたりしています。 大学に通うため実家を離れるときも、そのタオルケットを持っていき、現在でも部屋にいるときはそれを四六時中触っているという状況です。洗濯もできませんし(なぜかしてはいけない気がするのです)、一度彼女にタオルケットを捨てられそうになったときは烈火の如く怒鳴り散らしてしまいました。こんなことは生まれて初めてだというくらい怒りました。自己嫌悪にもなりましたが、それでもぼろぼろのタオルケットを手放せないでいます。 これは何かの症状なのでしょうか?何か原因はあるのでしょうか?もしこれが何か精神的な異常であるとするならば、これを解決する手段はあるのでしょうか?質問が長くなって申し訳ないのですが、回答よろしくお願いします。
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専門家ではないので学問的な裏づけがあるわけではありませんが、freitagさんの脳に、タオルケットと関連付けられる大事な経験が記憶されているためだと思います。 大事な記憶とは何かというと、これまた推測に過ぎませんが、私としては産着の感触ではないかと考えます。 なぜ産着の感触が大事なのかといえば、それはfreitagさんが確実に母親の愛情を甘受できていた時代の象徴でもあるからでしょう。 少なくともfreitagさんには、「産着の感触=母親の愛情」と強く関連づけられるような時期があったのだと思われます。 そして、この体験が無意識に深く刻まれた、ということから始まっているのでしょう。 産着を脱却した後は、その感触をタオルケットが引き継ぎ、それが重層的に再度無意識に刻まれることになった。 高校生といえば思春期の真ん中ですから、リビドー(性愛、あるいは愛情エネルギー)が非常に不安定に揺れ動く時期と言えます。 たまたま発見した昔のタオルケットは、代替的にfreitagさんのリビドー発散対象として位置づけられたのだと考えます。 なぜなら、タオルケットに関連して想起される(無論、無意識的な)記憶とは、自分自身を決して裏切らない愛情だったからでしょう。 洗濯をしてしまうのは(無意識にとって)記憶を薄めることと同義なので洗濯もできない、ということになります。 単に乳離れができていない、というだけのことで、精神的異常というのは大げさでしょう。 乳離れができていないということは(精神的に)まだ自立していないということで、それゆえにセーフティネットとしての確実な愛情(=タオルケットから想起できる無意識の記憶)を必要としているのだと思われます。 ご両親を、自らを庇護してくれる者としてではなく、一個の対等な人間として認識できたときに自然とタオルケットは忘れ去られる運命にあります。 無理に引き離したり(捨てたり)、嫌悪したりすることは多分逆効果になるでしょう。 総合的な自己を振り返るのは悪いことではありませんが(むしろ必要なことでしょうが)、タオルケットだけに拘ることは却って過去に捉われることにもつながってしまうような気がします。 ごく自然に今を真摯に生きるという中で、落ち着くところにやがて落ち着くことと推測いたします。
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- hipotama
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うちの娘は高校生ですが、あなたと同じように2歳の時のタオルケットを「大好きタオル」といって、家にいるときはいつも持ち歩いています。 もう、何十年も持っているのでぼろぼろになってしまいました。それで、そのタオルに新しいタオルをくるんで2代目、3代目といっています。 ところで、このようなタオルなどをウィニコットという小児科医は、 移行対象と呼びました。 1~2歳で物心ついたころ、母親がいないときの不安を感じたときにその不安を解消するために、身近なそのようなタオルなどで不安を解消するそうです。 それは、正常な発達でその移行対象がその後、言葉の発達や芸術に発達するそうです。境界性人格障害の人には、そのような移行対象はないということを本で読みました。 言葉や芸術にそれが発達すれば、そのような移行対象は自然に消滅するそうです。 そこまでは分かったのですが、ある程度大きくなっても持ち歩いているというのはどういう事なのか、私もわかりません。 私からも、それを御存知の方の回答を期待しています。
- Mumin-mama
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我が家の子供もタオルケットではなく絹のスカーフとぬいぐるみが手放せませんでした。もしかして今でも手放せないかもしれません。ぬいぐるみは今でもベットの頭の所に置いてあります。14歳くらいまで、友達の家に行くときも旅行の祭はそれをリュックに詰めて持ち歩いていました。友達の間でもその当時ではそのぬいぐるみ達はまるで生きているペットのように扱われていました。 私自身も子供の頃に毛布の両縁についている絹の手触りが好きで、それがあると精神的に落ち着いて一人でも寝付けた記憶があるので、自分の子供達にも生れて間もない頃からサテンのリボンとかつまませていました。子供達にはそれがたいへん良い精神安定剤になりました。 上の娘は幼児の頃に止めましたが、下の息子は中学生頃まで隠れスヌーピーのライナス状態でした。スカーフやぬいぐるみは時々洗濯を依頼されましたが、洗濯後は何日か「臭い、臭い」と文句言っていました。 現在NHKの朝ドラの草々という落語家がつい最近まで、いつもボロの座布団(ドラマで、彼にとってその座布団は唯一の家族との絆という設定)を持ち歩いていましたが、各自の大事な物はその人しか分からないので、人から見て、ボロのぬいぐるみや毛布、価値の無いような古本や骨董、古着や靴やバック等。誰でも、人に捨てられたくない物が一つや二つあると思います。我が家にも家族のそんなものが沢山あります。 >これは何かの症状なのでしょうか? >何か原因はあるのでしょうか? >もしこれが何か精神的な異常であるとするならば、これを解決する手段はあるのでしょうか? 私はただの母親ですが、ごくごく普通のことだと思います。 赤ちゃんを産湯につけるとき、手ぬぐいなどを身体にかけて入れますが、それがあると赤ちゃんが安心してお湯に入れるからだそうで、布には幼児を安心させる何かがあると思います。 酒やたばこなどに精神安定を求めるより、ずっといいと思いますよ。 それにすでに、自分のことが第三者的に見えているので、家に居る時間が少なくなったりすれば、そのうち自然にタオルケットが手放せると思います。それとも、塵になるまでそのタオルケットを持っていてもいいんじゃないんですか。問題にするほど深刻なことでは思います。
私は専門家ではないので,参考意見として読んで下さい. スヌーピーにライナスっていう男の子がでてくるのをご存じですか? いつもタオルケットをもっていて,スヌーピーにタオルケットを盗られると禁断症状がでます.心理学用語で,安心毛布とか,スヌーピーのキャラクターで有名になったのでライナスの毛布とか言われることです.ライナスは小学生ですが,大人になるまで続いてしまうことがあります. お気に入りの枕でないと寝られないとか,いろいろなパターンがあって程度の差こそあれちょくちょくあるのではないでしょうか. 原因や治療法は,専門家の診察を受けてみないとわかりません.日常生活に支障がなければよいのですが,気になるのでしたら信頼のできる精神科か心療内科に行くことを勧めます。