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診療報酬債権について
知人が先日証券会社に勤めている女性から 診療報酬債権たるものの話を聞いたそうです。 難しい話が多くあまり理解できなかったそうなんですが、 私募で、利回りが2・5%くらいで、元金保証だからどう? と勧められました。 こんな説明しかできないんですが、この話に危険性は ないんでしょうか? また、やってみたいと思った場合、 友人は証券会社の女性にどんな質問(確認?)をすればいいんでしょうか。 特に病院名などは聞いていないようです。 よろしくお願いします。
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>にどんな質問(確認?)をすればいいんでしょうか。 (1)格付けは取得しているか?(取得済みなら格付け機関は?) (2)債務者は誰か?(公示されているか?) (3)第三債務者(債権先)はどこか?(○○健保組合、国保、社保、他か?) (4)第三債務者の承諾は取得されているか? (5)第三債務者からの回収は、債務者に委任されていないか? (6)債権の対抗要件は具備しているか?(確定日付or公正証書) (7)債務者にとって、完全オフバランスで債権は譲渡されているのか? (8)取扱い金融機関はどこか?(○○信託銀行等) (9)優先債権と劣後債権等の順位設定はあるか? (10)その他のリクスがあれば教えて欲しいと聞く事。 投資家に年2.5%なら手数料を最低の50BP(0.5%)としても、調達者は最低年3.0%以上での調達になりますね。優良企業なら短期プライムでその半分以下の金利で調達できる昨今です。高い金利でも調達を必要としているのなら債務者(出し手)の信用力は無いと判断できます。信用が無いから回収先(=債権先)の信用(健保組合や国(国保))で調達しようとしているわけです。 ただ、信用は有っても財務政策でやる場合もあるかとも思います。例えば、債権・債務を圧縮して当面の特定法人成りを避ける目的も有り得ます。 出し手(債権の譲渡人)の目的を聞いてみるのもいいでしょう。クローズなら怪しいかもしれません。 金融機関(銀行)なら債権譲渡方式を結構慎重に扱います。販売者や投資家に迷惑を掛けると今後の発行に差し支えるからです。また金融庁の指導も有り得ますので、信用できない病院や医療期間ならまず取扱いしません。よく解らないしくみ商品なら、その取扱いの金融機関や販売証券会社を信用するしかないでしょう。 ただ、大口で良い商品なら、大手信金・生保・地銀が先を争って買ってくれます。
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- Lescault
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こんにちは。 診療報酬債権とは、まず投資家から資金を募って医療機関に貸し付けます。医療機関は診療報酬のうち健康保険適用となる部分の報酬について、レセプトを起こして各健康保険組合に請求します。そうすると各健保組合より保険診療報酬が各医療機関に支払われるわけですが、この報酬の一部(或いは全部?)を債権として投資会社や銀行が抑えてしまい、貸し付けた資金を(もちろん利子付きで)回収するという仕組みの債権です。 極端に言ってしまえば闇金がお年寄りに年金を担保にお金を貸し付けるのと同じ仕組みです(苦笑)。 名の通った証券会社が元金保証とおっしゃるのであれば安全なものかもしれませんが、私的には「バッタもの」の投資と感じますね。 こんな記事(下URL参照)もありますので、あくまで自己責任でリスクを取るべき投資手法かと思います。 そもそも経営状態が健全な医療機関はこんな融資に手を出さないのではないでしょうか?
- 参考URL:
- http://www.izai.net/tbs.html
お礼
早々に回答くださりどうもありがとうございました。 闇金がお年寄りに年金を担保にお金を貸し付けるのと同じ仕組みです とてもわかりやすい説明ですね・・・(汗 あまり手を出さない方がいいのでは。 と友人に言っときます☆ どうもありがとうございました。
お礼
とても詳しく教えてくださりどうもありがとうございました! 6jizouさまのような方が近くにいたら とても心強いんだろうなぁとおもいました。 とっても勉強になりました。 ありがとうございました。 こんなことしか言えない私ってほんとバカ・・・汗 今からでも私も勉強しなくちゃいけませんね(笑