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ブタノールとアルミニウムについて
お世話になります。 仕事で1-ブタノールを使おうと考えているのですが、 1-ブタノールの国際化学物質安全カード(ICSC)や安全衛生情報センターのMSDSを見るとブタノールがアルミに触れると水素ガスを発生するとの記載があります。そこで、少量だけ購入していたブタノールをアルミホイルにかけてみたのですが、一向に反応する様子がありません。 何か、特別な条件が必要なのでしょうか?(水素ガスが欲しいわけではないのですが、ブタノールを使う経路にアルミ部材が一部使われているので、気になっております)
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確かにありますね。 http://physics.slss.ie/downloads/ph_sd_md_butan-1-ol.pdf アルミホイルの表面は酸化されて不働態に近くなっています。微量のヨード末をアルミ箔の上に落としてマグネシウムの場合のように反応するかどうか見てはいかがでしょうか。その場合事前にアルミホイルに紙ヤスリを掛けておいた方が良いでしょう。
- DexMachina
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国際化学物質安全性カードを確認したところ、「100℃に加熱すると」の前置きが ありましたが、加熱はされたのでしょうか。 http://www.nihs.go.jp/ICSC/icssj-c/icss0111c.html 水もアルコールも、温度が高い方が反応性は高くなりますので、加熱していないの だとすると、それが原因かもしれません。 なお、水素の発生の仕方としては、希酸に入れた場合に比べるとかなり穏やか(弱い) だと思いますので、確認しづらいかもしれません。 (イメージ的には、水道水をグラスに入れて、気泡ができるのを待つ・・・のよりは早いかな、 ぐらいかも:あくまで推測ですが(汗)) また、アルミの表面は通常酸可皮膜が生じて保護する形になっているため、これも反応を 阻害する要因になります。 (これは、細かめのサンドペーパーなどで表面を削ってやれば、多分回避できます) アルミニウムは(高温)水蒸気とも反応: http://www.geocities.jp/chemacid/chembase/physical/tendency.htm アルミニウム粉末は水とも反応する場合あり: http://www.kagakukan.sendai-c.ed.jp/yakuhin/yak/007.htm
お礼
ありがとうございます。 加熱はしておりませんでしたが、アルミ箔の表面は、サンドペーパーで削っております。ですが、全然反応する気配がありませんでした。 ともあれ安全衛生情報センターのMSDSは、表現が大げさな様な気がします。
お礼
ありがとうございます。 今回は、水素ガス発生が目的ではないのとヨード末は使用すると廃棄がやっかいですので、折角教えていただいたのに申し訳ありませんが、確認試験は、ご遠慮させていただきます。 今回の使用用途では、ブタノールを加熱することはないので、安心して使えそうです。