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代名詞について教えて下さい?
NHKラジオ英会話講座より Look at the sign showing the boading time ,Ryan. They just pushed it back by 30minutes. 登場時間が出ている掲示板を見ろよ、ライアン。今30分遅れることになったぞ。 (質問)代名詞のtheyとitについてお尋ねします。 (1)they は関係している航空会社を指していますか? (2)it は搭乗する飛行機を指していますか? (3)航空会社も飛行機も会話には出てきませんが、会話者同士(もしくは文通の双方)が分っていることであれば、代名詞に置き換えて話せるのでしょうか? 単純な質問ですが、分らないことは何でもお聞きしています。よろしくお願いいたします。以上
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こんにちは。1/4のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。 ご質問1: <(1)they は関係している航空会社を指していますか?> いいえ。 1.航空会社なら単数扱いになりますから、代名詞はItになります。 2.ここは前後文脈がわからないと、正確な判断はしかねますが、動詞pushed it backの主語になっていることから判断すると、このtheyは以下の3つの可能性があります。 (1)「掲示板を操作する人」 (2)「航空会社の地上勤務員」 (3)「他の飛行機の搭乗時間」 3.まず、動詞pushed it backの意味ですが、直訳は「押して後に追いやる」の意味になり、それが「遅らせる」の意味に転じています。 4.この場面は、搭乗掲示板を見ながらの会話ですから、「掲示板上の搭乗時間」を「後方に押し出した」のが、「先に着く他の飛行機たち」とも「掲示板の操作係」とも考るのも可能なのです。 空港の搭乗掲示板をご想像下さい。搭乗時間が遅れると、他の飛行機の搭乗時間が割って入ってきます。つまり、当の搭乗時間は下にずらされる形になるのです。そのニュアンスから、上記のような主語の可能性がある、ということです。 5.ただ、搭乗時間を遅らせる決定は航空会社が出しますから、単純に考えるとtheyは「航空会社の人々」と見ていいでしょう。 ご質問2: <(2)it は搭乗する飛行機を指していますか?> いいえ。 前出のthe boading time「搭乗時間」を指しています。 ご質問3: <(3)航空会社も飛行機も会話には出てきませんが、会話者同士(もしくは文通の双方)が分っていることであれば、代名詞に置き換えて話せるのでしょうか?> 不定称的な用法なら、あり得ます。 1.まずitは前出の名詞the boading timeを指す代名詞ですから、これは普通の用法になります。 2.Theyについては、航空会社が出てこないのにこれだけで「航空会社の人々」と絶対的に決めるのも、やや無理があると思います。推測の域は出ません。 上記でご説明した通り、前後文脈がなければこのtheyは幾つかの解釈が可能になります。 3.この話し手は、theyを「不定称的」に使ったのではないかと思われます。つまり、「一般の人」という意味です。勿論、会話内容から、「搭乗時間の操作に関連する人々」という前提の上だということは、聞き手にも想像できることなので、あえて明示しなかったものと思われます。 そのため、このtheyは訳出されず、形を整えるために使われた主語のような印象を受けるのです。 4.このようなtheyの使い方は以下のようなものがあります。 例: They have a summer festival in August in Tokyo. 「東京では8月に夏祭りがある」 このhaveの使い方から、theyは東京の住人を指すことが推測されます。 They held a summer festival in August in Tokyo. 「東京では8月に夏祭りを催す」 このheldの使い方から、theyは祭りの主催者・協力者を指すことが推測されます。 5.以上のように、不定称的なtheyは動詞や文脈、話し手の主観によって、指すものが自由に変わることのできる「不特定」な要素があります。 6.ご質問のtheyもただ、「主語」という形を整えるために使われた、不定称的な代名詞のように見えます。 7.ちなみに、英語には存在しなくてフランス語に存在する便利な主語に「On」というのがあります。これは「人は」という意味ですが、英語のoneよりも広く融通の利くものとして使われ、主語を明示しにくい時、受け身のニュアンスを能動で表す時など、頻繁に使われます。 英語にはこの「On」に相当する不定人称代名詞がないため(oneとは異なります)、theyなどがその役割を担うことが多いようです。 以上ご参考までに。 前回のお返事ではご丁寧なご回答を有難うございました。余計なことを書いたために、いらぬ誤解を与えてしまったようですね。却ってお気を遣わせてしまって、こちらこそ失礼致しました。余計なおしゃべりは控えた方がいいようです(笑)。今年も英語の益々の向上を応援しております。
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- Ishiwara
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they 特定できない。できるとしても、特定する必要がない。(変更の決定をしたのは、その権限を持っている個人(単数)かもしれません。むしろその可能性のほうが高いけれど、そんなことは、この場合どうでもいいことですから。) 主語を使わないで受動態とすることもできますが、能動態のほうが会話として自然です。
お礼
ご回答有難うございます。勉強になりました。いろいろこのサイトを活用して、英語に馴染んで行きたいと希望するものです。今後とも、回答でなくても、参考意見でも結構です。投稿いただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。敬具
- jayoosan
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(2)は、その前の段(文)で、boading time 搭乗時間とさしています。 と同時に push back は延期、先送り、であるイディオムを覚えておくと、この一連の文が意味を成していることに、気づくと思います。 「push back ~ by …」 で時間を…分/時間ずらす は、覚えておくと言いと思います。 (3)ですが会話や文において、状況がわかっている場合代名詞でいきなり話したり書いたりするのは、たぶん多くの言語において似たものがあると思います。 英語は冗長を嫌いがちな文なので、代名詞が頻繁に出て来ますし、中国語はわかりきっていることは省かれてしまい、その一文だけをみると、とても短くおわることがあります(ただ漢字が表意文字であるため、状況がわかります)。
お礼
いつもご回答有難うございます。とても参考になりました。基礎英語Iから初め、この段階まで来ました。英語を覚えるには、たくさん英語に接する機会が必要だと感じています。素晴らしい回答者の方々にいるこのサイトを大いに活用させてもらいます。中国語も話されますか?世界一美しい旋律を持つ言語だと聞いています。抑揚も数段階あり難しそうですね。今後ともよろしくお願いいたします。まづは御礼まで。
- Ganbatteruyo
- ベストアンサー率63% (4601/7273)
Gです。 こんにちは!! 今回も私なりに書いてみますね。 >Look at the sign showing the boarding time ,Ryan. They just pushed it back by 30minutes. 登場時間が出ている掲示板を見ろよ、ライアン。今30分遅れることになったぞ。 (質問)代名詞のtheyとitについてお尋ねします。 (1)they は関係している航空会社を指していますか? とは限らないでしょうね。 限らないけど、気にする必要はない、と私は感じます。 なぜなら、これを表示するにいたっての関係者はたくさんいるからです。 ボードの作業者でもあるでしょうし、それをするコンピューターでもありますね、もちろん、整備検査官が必要だと考えたのかもしれませんし、整備士が判断した事でもあるでしょうし、整備検査官や整備士からの情報に基づいて飛行機会社の安全管理の責任者でもあるでしょう、その遅延をお客に伝なくてはならないと感じたカスタマーサービスの規則そのものも含んでいるでしょう、更にその遅延が離着状況を管理する管制塔での何人かの人たちによる判断と決断も入ってくるときもありますね。 これら全部と実際にもっと関わって事項や人たちが含まれているからtheyなのです。 漠然としたtheyではなく、突っ込めばでてくる事を「言いたくない」「言う必要がない」と言うフィーリングがtheyを使え!と言っているわけです。 ここで、日本ではこれを何て呼ぶ?なんて聞かれたときに、自分は日本人とは違う、と言うフィーリングを出したいのであれば、they sayと言う表現を使うでしょうし、日本人だから、と言うフィーリングであれば、we sayを言う表現を使うのに似ているかな。 つまり、代名詞と言うと何かもう既に出てきたことをそのまま重複させないで言うと言う使い方だけではなく、今回のように、いちいちボードに変更を示す原因となった事柄や人たちのことを言わずに使ったり、隠れたフィーリングを出すときにも使われるわけです。 もちろん原因が分かっていて、雪が降っているからと言うような、それを表現したいのであれば、because of the snow, they pushed itと言う表現にも、Probably the snow pushed itと言う表現で出す事もするでしょう。 なぜなら、それを相手に伝えたいフィーリングがあるからですね。 今回の場合は、理由は何であれ、30分遅らせたぜ、と言っているわけです。 (誰かが)30分遅らせたから、それに関して何も出来ない自分たちとしては結局「遅れる事になった」と日本語文ではいわゆる意訳をしたわけですね。 フィーリングはあくまでも、「遅らせたぜ」なのです。 >(2)it は搭乗する飛行機を指していますか? boarding time panelを指していっているわけですから搭乗時間のことを言っていると判断するのが普通でしょう。 They pushed the boarding time by 30 minutes.と言う表現を「事前の理解」からboarding timeをitで表現したわけです。 そして、いつ搭乗するのかが気になっていたり話題になっていたら、それしかないでしょうね。 しかし、話術・表現力・暗黙の了解の違いによっては出発時間であることも考えられますね。 搭乗が30分遅れれば出発も30分遅れ到着地にも30分遅れる、と想像しているのかもしれませんね。 それが現実となるかは別にして。 それはただ追加フィーリングになりますね。 push xxx back by 30 minutesと言う表現をしているので時間のことを言っていると言うことになるのですね。 ですから、予定を遅らせる、と言うフィーリングが出てくるわけです。 push xxx back by 20cmと言うことであれば、もう時間の事ではなく距離のことを言っている事になりますね。 ですから、このthey pushed it backはby 30 minutesと言う表現があるから「遅らせた」と言う時間的にpush backガ使われるときには日本語では「別の表現」を使うわけです。 極端な話、何かの理由で、乗客が乗る前に飛行機を搭乗口から離す事がありますが、飛行機が動いているのを指差して、Hey Jack! They are pushing it back off the boarding gate!! なんていう表現をするときもあるわけですね。 この場合は当然のごとく「遅らせた」とフィーリングにはなりませんね。 (もちろん、搭乗時間も迫っている状況でこれが起これば、遅れるみたいだぜ、と言うフィーリングは頭に浮かぶかもしれませんね) >(3)航空会社も飛行機も会話には出てきませんが、会話者同士(もしくは文通の双方)が分っていることであれば、代名詞に置き換えて話せるのでしょうか? ここに「状況によって」と言う解釈事項が生きてくるわけです。 つまり、お互いに分かっている(はず)だと言うフィーリングを持っていれば代名詞はいつでもどこでも使われます。 つまり、不特定と言うことではなく、逆に特定されたものと言う意味で使われるときのほうが多いのです。 日本語でも、日本人は、と言う「不特定らしき」表現をしても、その文章に当てはまらない人たちはたくさんいるけどそれらの人たちを除いた、と言うフィーリングさえ含まれているわけです。 それを言うのに、they xxxx in Japanと言う表現をすれば、日本の彼ら、であり、We xxxx in Japanであれば、日本の私たちと言う事になり、言ってみればなくてもいいけど、言った方がより言いたいことが通じる、と言うことになるわけですね。 さらに、男友達に路上であってその挨拶の一部として、How's SHE doing?と言えば、言われた人にとってのSHEが誰なのかわかっているはずだと判断しているからこそ、急にSheと言う代名詞が来ても問題なく分かるわけです。 もちろん鈍感な人であったり、「わざと分からない振りをして<g>」、Who is she?なんて聞き返す事もあるでしょうけど。 ですから代名詞を使うときには、もうそれを示す単語が出てきているときには代名詞を使う、と言う事は、フィーリング英語からしてみれば、実は、代名詞を使っても分かるから使うんだ、と言うことであり、それが話題にでてきていなくても、その代わりの単語が既に出ていたりする「だけでなく」、暗黙の了解の時にも代名詞は充分使えると言うことなのです。 そして今回のように、10以上もある事柄や人たちをいちいち言うのではなく簡単に表現してしまい、それが「何なのか、誰なのか」は問題になっていない・問題にしない・する必要なないときにも代名詞はそのフィーリングを基にして使うわけです。 ですから、カウンターでは、責任を取られるのを避けようとするフィーリングがあれば、I'm sorry for the delay but THEY decided to delay it.と言う人もいるでしょうし、I'm sorry for the delay but WE are doing our best to shorten the delay.とカウンターの人はその遅れに対して何も出来ないけどWEを使い、そして、doing our best to shortenと言う表現をして、お客さんの気持ちを和らげる表現方法を使うこともあるわけですね。 それを「自分たちはしている」と言うフィーリングをWEで出しているわけです。 もちろん、They are doing their bestと言う表現をして彼らだって最善を尽くしています、と言う表現も使われますね。 > 単純な質問ですが、分らないことは何でもお聞きしています。よろしくお願いいたします。以上 どんどん突っ込んでください。 参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。
お礼
いつもご回答有難うございます。毎回楽しく勉強させてもらっています。theyやitのフィーリングがつかめてきました。また回答の文面にたくさんの英会話が使われていてとても重宝させてもらっています。代名詞が無意識に使える頃には、かなり英語も上達していることでしょう。楽しく気長に頑張りますので、よろしくお願いいたします。まづは御礼まで。
- seegrammar
- ベストアンサー率25% (253/974)
1と3→YES ビルゲイツのインタビュー(CNN) In the computer industry, WE're not nearly the big COMPANY in this business. IBM, despite all the troubles THEY went through, IS today four times our size in terms of revenue.
お礼
いつもご回答有難うございます。基礎英語Iから初め、今の段階です。たくさん英語に馴染む機会が必要だと感じています。素晴らしいこのサイトを活用させてもらいます。今後ともよろしくお願いいたします。まづは御礼まで。
- tjhiroko
- ベストアンサー率52% (2281/4352)
(1)はい (2)いいえ、これはthe boarding time を指していると思います。 push back で「延期する」という意味ですので、この場合は素直に「登場時間を延期する」でよろしいかと。 (3)はい、そうです。こういう使われ方のthey は頻繁に登場しますね。 今回回答させていただいたのは、前回のお礼に書かれたことが気になったからです。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3654573.html この#2のお礼欄に「タイトル、スローガン等は単語の出だしは大文字にする決まりがある。」と解釈した、とお書きになってますが、タイトルはそれでいいんですがスローガンは必ずしもそうじゃなく、普通の文とおなじように文の最初の文字だけを大文字にした「普通の文」も多いんです。 このページから例文を引っ張ってきたんですが http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_advertising_slogans 他のスローガンは普通の文の形ですね。
お礼
いつもご回答有難うございます。今回もとても勉強になりました。質問を繰り返すことにより、理解度も深まり、英語にますます興味が湧いてきました。これもtjhiroko様を初め回答者の皆様のお陰です。また前回の質問にもお気遣いいただき嬉しい限りです。一日僅か15分の英会話テキストですが今しばらく続けます。今後ともよろしくお願いいたします。まづは御礼まで。
お礼
いつもご回答いただき有難うございます。これは正月最初のスキットの出だしの言葉です。回答者の皆様のご好意に甘えて、疑問に思ったら直ぐに質問する癖がつきました。自分でも苦労して調べるべきだと反省しています。今回の代名詞もフィーリングが掴めてきました。ご説明からtheyは「不定称的」に、itはthe boading timeと理解しました。代名詞が無意識に使える頃には、英会話もかなり上達していることでしょう。楽しみに学んで行きます。敬具 PS:この回答をいただいたときは嬉しくて感情を抑え切れませんでした。誤解から先生に不快な思いをさせ、暫くはお許しいただけないものと覚悟していました。先生の、おおらかな、お人柄に感謝致します。いつも先生のご回答は私一人が独占するのは勿体無いと思っています。勉強を始めたばかりの中学生や、高校生にも読ませたい内容です。何か本は出版されていませんか? またご回答いただけることを楽しみに(笑顔)!! 尊敬と感謝を込めて!!!