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化学の教えて欲しいことがあるのですが
例えばこんな式があったとします Cl2 + e- → 2Cl- わかりにくくてすみません{ 上の式のeの横の-と2Clの横の-は価数です。後Cl(塩素)の横の2は右下についている小さい2です。} Cl2 + e- → Cl-2ではなくて2Cl-になるのはなんでなのしょうか? (Cl-2の-は本来右上についている価数で2は右下についている小さい2です。) 勉強が苦手なもので・・・
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- Tacosan
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あ~, たぶん質問しているのは なぜ Cl2 + e^- → Cl2^- (「二塩化物イオン」?) ではなく Cl2 + 2e^- → 2Cl^- (2個の「塩化物イオン」) なのか ということじゃないかなぁ>#1. 電子が十分にあると仮定します. Cl2^- + e^- → 2Cl^- という反応を単純に考えると, 「Cl2^- の Cl-Cl 結合を切って, 一方の Cl に e^- を付ける」反応に近いと考えられます. となると Cl2^- における Cl-Cl 結合エネルギーと Cl の電子付加エネルギーとの差の問題になります. このうち, 前者は Cl2^- の結合次数が 0.5 となることから非常に小さいと考えられます. 一方, 後者は Cl の電気陰性度の高さを反映して大きな値になるでしょう. つまり, 後者の方が前者より大きいので, 電子が十分に存在すれば Cl-Cl 結合を切って 2個の Cl^- にわかれた方がエネルギー的に有利になるんじゃないでしょうか.
>Cl2 + e- → 2Cl- わかりにくくてすみません{ 上の式のeの横の-と2Clの横の-は価数です。後Cl(塩素)の横の2は右下についている小さい2です。} これは間違い。 Cl2 +「2」e^- → 2Cl^- です >Cl2 + e- → Cl-2ではなくて2Cl-になるのはなんでなのしょうか? (Cl-2の-は本来右上についている価数で2は右下についている小さい2です。) このためには Cl2 + e- → Cl-2 ではなくて Cl2 +2e^- →Cl + Cl^(2-) または Cl2 +4e^- → 2Cl^(2-) でしょうか。 いわゆるオクテット則ですね。 塩素が電子をもらって塩化物イオンになるとアルゴンと同じ電子配置になります。 そこにさらに電子を与えてやるとカリウムと同じ電子配置になります。 カリウムさえ電子を失ってカリウムイオン(+)になりたいのに、既にマイナスの荷電を持つ塩化物イオン(Cl^-)に電子を近づけるのは非常に大きなエネルギーが必要です。 ですのでCl^(2-)が出来るよりCl^-が二つできる方がエネルギー的にずっと有利です。