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第一次世界大戦後のロシア
テスト勉強をしていて気になったのですが、 どうして国際連盟に、連合国側だったソ連が加入していなかったのか この答えが分かる方、ぜひその理由を教えてください。
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もちろん社会主義国だからです。 第一次大戦直後、勝敗を問わずヨーロッパの資本主義国は経済的に疲弊を極めます。そして、そのような資本主義の行き詰まりに対し、ロシア革命・ドイツ革命といった社会主義革命の嵐がヨーロッパに吹き起こります。 このような危機的状況に対し、資本家の利害を代表する各国の指導者は、対ソ干渉戦争を行うなど、さまざまな対策を講じました。 国際連盟という制度もそのひとつという面があり、ヨーロッパ資本主義諸国が相互に協力して、経済を復興するとともにソ連を封じ込め、社会主義のヨーロッパへの波及を阻止しようとしたのです。 したがって、当然、ソ連が国際連盟に加入するわけはないのです。 ところが、その後、社会主義国とは別のヨーロッパの敵、ドイツが登場します。 そこで、資本主義国は、この新たな脅威に対応するため、ソ連と妥協し、国連への加盟を認めるのです。 これは、ソ連の国連加盟が、日独の国連脱退の翌年であることからも推測できるでしょう。 また、ソ連の指導者が、世界革命を唱えるトロツキーではなく、一国社会主義をとなえるスターリンであったことも影響したかもしれません。 しかし、その後、ソ連はドイツと接近します。 そして、独ソ不可侵条約により、フィンランド等を勢力圏として認めさせると、フィンランドに侵攻するのです。 独ソ不可侵条約は秘密協定でしょうが、独ソの接近は衆目に明らかであり、資本主義国から敵国と認定されたソ連は、国連を追い出されるのです。
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- ranx
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加入していましたよ。 ただし、フィンランドへ侵攻したことで、 追放されました。
お礼
すみません。またまた説明不足だったようですね・・・ わたしの言いたかったのは第一次世界大戦が終わって、国際連盟発足時に、どうして連合国側だったのか、ということだったのです。 お答え、ありがとうございました。
- toysmith
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まるっきり想像なんですけど ・大戦終結がロシア革命直後だったために国内情勢の安定化が最優先だった ・大戦後期にドイツと単独講和してしまったため連盟諸国と足並みがそろわない この2つが原因じゃなかったのかと… もうひとつあげるとすれば ・日本が常任理事国だった
補足
・日本が常任理事国だった つまり、日露戦争のことですね? でもその後、ロシアは英露協商を結んで、より連盟側によっていったと思うのですが・・・ また、ロシアが共産党独裁を行っていたこと、 スターリンの一国社会主義論 などに、原因を感じられないでしょうか? まるっきり想像でもう十分です。 受験勉強関係なしに、そっちの方が楽しいじゃないですか(∩.∩)
お礼
とてもよく分かりました。 そういえば、国際連盟自体がどういう理由から誕生したのか、という視点で考えたことがありませんでした。 >資本主義国は、この新たな脅威に対応するため、ソ連と妥協し、国連への加盟を認めるのです。 これは、ソ連の国連加盟が、日独の国連脱退の翌年であることからも推測できるでしょう。 その通りですよね。 1900年代になると世界史もただの暗記ではなくなる(もちろん、その前もそうなのでしょうが)気がします。 自分もsukemasaさんのように、世界史の迷える子羊(笑)を救えるくらい、がっばって勉強していきたいと思います。 改めて、本当にすばらしいご回答、ありがとうございました。