正しくないと思います。
> 常識的に考えたら宇宙全体まで含めたらどの時刻でも宇宙は閉じていると考えてよいのではないのでしょうか。
この常識は相対性理論で覆されました。
物体は宇宙空間ではなく時空の中を運動しています。従って異なる運動をしている物体どうしに流れる時間は同一ではありません。つまり時間は全ての場所に共通のものではなく、「ある時刻における宇宙」などという概念は存在しません。
これにより、エネルギーは時間変化しない、という考えは既に意味をなさず、閉じた時空内で変化しない、と言い換える必要があります。
時空の事が理解できれば、先輩の議論はタイムマシンではなく瞬間移動についての議論である事が判ります。
つまり移動元の周りと移動先の周りの両方でエネルギーが一瞬で変化しているから、瞬間移動はありえない。そして移動元と移動先の時間が異なっている場合はタイムマシンになるので、タイムマシンはありえない。と言っているのです。
確かに瞬間移動で時空を移動するタイプのタイムマシンは実現できないでしょう。
しかしこの議論では、例えばワームホールを通るような、時空を連続的に移動して過去へ行くタイプのタイムマシンまでは否定できません。
この宇宙の時空はどのような形をしているのか全く判っていないので、もしかすると時間軸を遡らなくても過去へ行ける宇宙航路が将来発見されるかもしれません。ちなみに、このようなワームホールを人工的に作り出すには銀河系程度のエネルギーが必要らしいです。
お礼
回答ありがとうございます。常識的に考えたら宇宙全体まで含めたらどの時刻でも宇宙は閉じていると考えてよいのではないのでしょうか。 それならタイムマシンはできませんね… 逆にもしタイムマシンができるんだったら、過去、現在、未来を含む閉じた系が存在することになります。そうでないとエネルギー保存という物理の大原則が崩れることになりますよね。そんな時間を超えて閉じた系が存在するとしたら、その系では時間はいったいどんな意味を持つのでしょうか? またタイムマシンができるなら、それは宇宙全体が時間を超えて閉じた系の一部であると考えてよいのでしょうか。