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ガンへの放射線治療について
ガンへの放射線治療について教えてください。 先日、私の父がガンによって亡くなりました。 秋頃の検診でガンが見つかり、放射線治療を始めました。 治療をはじめたばかりの頃はまだまだ元気で治療によってガンが小さくなったと喜んでいたのですが、治療していくうちに放射線肺炎になってしまいました。 肺炎が治り、一旦退院すると今度は肩が痛いと訴えてくるようになり整形外科で診察してもらうと、肩にガンが転移しているのかも・・・とのことでした。 かかりつけの病院で整形外科で言われたことを踏まえ診察してもらうと、「肩に転移するにはまだ早い」「細菌が入ってしまったのかも」「検査してみないとわからない」と言われたので入院して検査したところ、やはり肩へ転移していました。 それから肩への放射線治療を開始しましたが、進めていくうちに腎臓に転移し、日に日に弱りあっという間に亡くなってしまいました。 今更と思われるかもしれませんが、放射線をやらなければ今も生きていたのではないかと考えてしまいます。 放射線治療を始める際に、放射線のリスクへの説明が無かったのですが放射線治療のリスクは何かあるのでしょうか。 教えてください。
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- sodenosita
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放射線治療は抗がん剤による化学療法と異なり、基本的に局所のみを治すというどちらかといえば手術療法に近い役割です。それゆえに、全身への影響は比較的少ないとされます。合併症として、それぞれの局所の臓器に影響することがありますが、全身的にはと宿酔(放射線をあてた直後に倦怠感が出る)や軽度の血球減少(抗癌剤治療ほどではない) の頻度が多いでしょう。局所では、皮膚炎、当てる部位によって放射線性肺炎、食道炎、胃炎、腸炎、膀胱炎、骨髄炎などの局所に応じた症状が出てしまうことがあります。 質問者さんのお父さまについては、主治医が、「肩に転移するにはまだ早い」と思っていた時点でも転移が起こっていたことを考えると、達の悪い進行の早いがんであったのでしょう。放射線性肺炎がひどくなかったとしても、おそらく転移は出ていたでしょう。後悔の念を持っておられるようですが、現代医療ではどうしようもなかったことではないかと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 あまりにも進行が早かったので、色々考えてしまいました。 治療によって本人に苦しい思いをさせてしまったのではないかと思うこともありましたが、参考になります。 ありがとうございました。