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ガリ版刷りの定期テスト、今は昔
30年ほど前私が生徒だったころ、定期テストは先生が自分で原稿を書いてガリ版でわら半紙に印刷したもの普通でした。先生の字体のクセがあったりして面白いといえば面白かったですね。 今はどうですか。どの先生もパソコンで作っていますか。手書きの先生はいますか。体裁はどうですか。プロ並ですか。先生のクセがでますか。
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時代でいうと ・30年以上前 ガリ版全盛時代 ・30年くらい前 FAX製版機の導入 ご指摘の通り、30年以上前ですと学校ではガリ版文化全盛期でした。先生方も各種のガリペンとヤスリを持っていて、それぞれ「名人芸」を競ったものです。ガリ版刷りのための研修会(文字の書き方など)も盛んに行われていました。ただし、この時期既に輪転機自体は導入されており(ホリイとかゲステットナーなどが有名)手刷りの印刷は廃れていました。 変化が出たのは、FAX製版機というものが導入されてからです。これは、横に長細い機械で、円筒形の製版部分を持っています。原稿を右に、原紙を左にセットしてスイッチを入れると、原紙の白黒を読み取って自動的に製版をしてくれる(5分~10分)機械で、画期的でした。 なぜかというと、 1.原稿を普通にペンで書けばそのまま製版してくれるので特殊な用具やスキルが不要になった 2.従来不可能だった「新聞記事」「図表」「グラフ」などの資料を本や新聞から切り抜いて、そのまま印刷できるようになった 3.原稿を保存しておいて使い回しが出来るようになった この機械の導入で、ガリ版文化は一気に廃れました。ただ、依然として文字自体は手書きでした。また、製版と印刷は別々の機械の仕事でした。 その後、ワープロの発達で文字自体を手書きで書く先生も少なくなってきました。とどめを刺したのは、PCです。複雑な図表や数式、漢文なども書けるようになり、レイアウトも可能になったため、手書きの文字が入る余地が無くなりました。それでも、「学級通信」だけは手書きの暖かみを大事にしている先生もいます。 現在では「リソグラフ」(これ自体は商品名だと思いますが)というコピー形式で製版から印刷まで全自動でやってくれる機械が導入されています。 今、大量退職時代を迎えている団塊世代の先生が、ガリペンを使える最後の世代です。退職で荷物の整理をすると、昔使ったガリペンセットが出てきた、などという話をよく聞きます。その次の世代(40代後半から50代前半)ですと「使ったことはある」という程度。その次の世代(40代前半よりも若い世代)ですとおそらく一度も使ったことが無いでしょう。 ですから質問者さんの言われる30年前というのは、ちょうど変わり目の時期だったはずです。
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- manchanf
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ガリ版刷りの機械自体をほとんど見かけません。倉庫の隅にあったような気もしますが・・・。今となっては、道具を、そろえるのも、難しいと思います。現在では、ワープロやパソコンで作った原稿を印刷する方がほとんどのようです。
お礼
ワープロ専用機もほとんど消えましたね。時代を感じます。ありがとうござくいました。
- ahcchacchi
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職場での話では今は手書きは禁止されているのだそうです。 (上層部の意向みたいです) ですからパソコンなどで作ったものでプリントされています(用紙はわら半紙です)が試験問題の傾向や問題文などは個々の先生が作るので先生の癖はそれぞれに出ると思います。 体裁がプロ並と言うのは見た目(レイアウトなど)の事でしょうか? それも含めて個々の先生の癖は出ていると思います。
お礼
ありがとうございました。わら半紙はいまでも使われているのですね。 手書きは禁止ですか。手書きも疲れるでしょうね。
- k-f3
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パソコンまたはリソグラフによるプリント原稿によるプリントが主流です。
お礼
「リソグラフとはプリントゴッコで有名な理想科学製の謄写版印刷機である。 謄写版印刷機というといかめしいが、要はガリ版である。」とでていました。今でもガリバンがあるのでしょうか。ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。機器の変化の流れを説明してくださり、興味深かったです。私も生徒としてガリバンを使いました。おっしゃるように、手書きの温かみも大切に残してほしいですね。