はじめまして。
1.「仏」「神」に「さん」「さま」などの敬称をつけて、「仏さん」「神様」としても、同じ名詞の用法になります。
2.一方「仏」「神」には、代名詞の用法もあります。
3.「仏」「神」は唯一の存在ではなく、様々な仏、神がいます。人によって「神」は異なり、その人の信じる固有名詞の代名詞としての「神様」と呼んでいるのです。
例:
キリスト教の人にとっては、「神様」は「イエス・キリスト」の代名詞になります。
イスラム教の人にとっては、「神様」は「アラー」の代名詞になります。
オウム教の人にとっては、「神様」は「麻原彰考」の代名詞になります。
4.「先生」などにも、この代名詞の働きがあります。
(1)先生本人に向かって
「先生って厳しい」
と言う時、この「先生」は英語のYouにあたる、2人称の人称代名詞として使われています。
(2)先生のいないところで
「先生って厳しくない?」
で使われる「先生」は、英語にすればHeにあたる、3人称の人称代名詞として使われています。
4.「神様、我を救いたまえ」と祈りを捧げるとき、「神様」はその人の信じる神の代名詞になっているのです。
以上ご参考までに。
お礼
わざわざ調べてくれたんですね。 ご面倒かけて本当に申しわけございません。 詳しい説明だったのでよくわかりました。 本当にありがとうございました。