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命のろうそく
「世にも奇妙な物語」のような番組等でたまに、 「真っ暗闇の中で、その人の寿命分の長さのろうそくが灯っている」 というシチュエーションが出てくることがあると思うんですが、 あれの元となったものってなんだったのでしょうか? ちょっと調べてみたところ、グリム童話等、ヨーロッパ圏に同様の話がいくつかあるようなのですが、 それらの話の元々の根源となったものが何なのかがわかりません。 何かご存知の方がいらっしゃいましたら宜しくお願いします!!
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『日本昔話事典』(弘文堂)という本の434~5ページに、「死神の名付け親」という項目があります。それによれば、この物語が採録された文献としては、1339年に成立したアイスランドの説話集が最も古いようです。 ただし民話ですから、すでに広く伝承されていた物語がたまたまアイスランドで記録されたということでしょう。「花咲か爺さん」や「猿蟹合戦」の作者がわからないのと同じように、「死神の名付け親」がいつどこで語り出されたのかということも、いまとなってはわからないと考えた方がよいかも知れません。アイルランドやフィンランドに例話が多いようですから、北西ヨーロッパのどこかで生まれたものだと思いますが。 なお、『日本昔話事典』のこの項目には参考文献として、スティス=トンプソンの『民間説話(上)』(社会思想社)という本(その80ページ)が挙げられています。新刊ではすでに入手不能ですが、図書館などで参照されれば、さらにくわしいことがわかるのではないでしょうか。
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- nemosan
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このサイトの「トラコサリスの伝説」やグリムの「死神の名付け親」の話が参考になるかも? http://enkan.fc2web.com/minwa/fate/04.html
- toro321
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日本じゃ、落語の寿命だったか、死神だったか、それに出てきてますけどね
お礼
ご回答ありがとうございます。 その日本の落語に関しても、元を辿るとどうやらヨーロッパの話を題材にしたものらしいんですよ。 なのでこの話の源流が西洋圏というのはたぶん間違いないと思うのですが…。