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ミトコンドリアのレベル?
『ミトコンドリアにはレベルがあり、それは人間個々に違う。 レベルが高いミトコンドリアを持つ者はすべての行動・能力がレベルの低い者より優れている。 だから同じ量の努力をしたとしても、ミトコンドリアレベルの高いものほど効果は表れやすい。』 昔、このような話を聞きました。 興味があり詳しく調べたいのですが手がかりもなく 全く無知な分野なのでどこから手をつけていいかもわかりません。 この「ミトコンドリアのレベル」について なにかご存知の方がいらっしゃいましたら どんな些細なことでも結構ですので教えていただけたらと思います。
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動物によりそのミトコンドリアは多少違いがあるようです。有名なものにハ虫類や鳥のミトコンドリアがあります。彼らのミトコンドリアは大変エネルギー効率が良く,活性酸素の影響も受けにくいようです。この原因は良くは分かっていないようですが,ミトコンドリア内で働く酵素のアミノ酸が一つ違っていることは分かっているようです。 これらの動物は哺乳類に比べて活性酸素の影響を受けにくく寿命も長く,鶴のようにヒマラヤ越えを行えるなど低酸素でも活動が可能です。ここである博士の説(何という博士か忘却です)は,「ヒトにも鳥型ミトコンドリアを持つ人がいて,マラソン等の運動で圧倒的な違いが出る原因だ。」というものです。この説が正しいかどうかは判断できかねますが… この説の発想の元はエチオピアのマラソン選手が圧倒的に強い原因が,ミトコンドリアが鳥型で高地トレーニングに耐えられることが原因だとか。また,ヘモグロビンが高地型になっていることが原因だとか。骨格の作りがちがい,特に足と腰骨の関節の角度が走ることに向いている事が原因だとか。色々な説がありますがその一つと思います。
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- levraut
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私も根拠の無いことだと思います。 「ミトコンドリアのレベル」というのも聞いたことがありません。 ミトコンドリアについて少し話しますと、 一細胞中のミトコンドリア個数は生物種によって異なります。それは高等動物だから数が多いという事もありません。また、臓器によっても個数が異なります。エネルギー代謝の高い、心臓や筋肉、神経細胞では特に個数が多くなります。細胞増殖中にも変化があります。 例えば、ヒトでは一細胞中に約100~3000あり、カエルの卵細胞では20万個にもなります。 またミトコンドリアDNA(mtDNA)の塩基配列も人種等によって多少異なる場合があります。同じ日本人同士でも異なることもあるくらいです。 というのも、mtDNAは変異が早いということが関係したりします。この辺りのことは調べてみればわかるはずです。 話をされた方がエネルギー代謝効率のことを言っているのだとしたら、確かに代謝能力には個人差があり年齢にも影響します。 ミトコンドリアによる代謝はある種の病気や老化、アポトーシスにも大きな影響力があります。 どちらにしろ、それらが個人の行動や能力に重大な決定権があるとは考えづらい話です。
お礼
大変丁寧に回答していただきありがとうございました。 代謝効率のことなど調べてみましたが、たしかにこれが個人の能力に関係するとは思えませんでした。 根拠のない話だったのかもしれません。 ありがとうございました!
- BookerL
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確信を持った回答ではありませんが、根拠のない話に思えます。 そもそも「ミトコンドリアのレベル」が何を指すのか不明です。1細胞中のミトコンドリアの平均数?ミトコンドリアの大きさ?呼吸作用の効率? 同じように努力しても成果が違うのは、いろんな要素があるはずで、それがミトコンドリアで決まるとはちょっと考えられません。
お礼
これを言っていた友人も専門知識があるわけではなく、こんな話聞いたよ程度のものだったので単なる俗説だったのかもしれません。 そうですよね、ミトコンドリアの何を指してレベルが高い低いを決めるのかもわからないですし…。 とてもいいご意見をいただきました!お忙しい中回答していただきありがとうございました。
お礼
>>「ヒトにも鳥型ミトコンドリアを持つ人がいて,マラソン等の運動で圧倒的な違いが出る原因だ。」 もしかしたら、このような説を過大に解釈し「優秀なミトコンドリアをもつものはそうでないものより優勢だ」という話になっていったのかもしれません…。 教えていただきありがとうございました!とても勉強になりました!